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浅田次郎と競馬のつながり!予想の軸となる馬券理論と競馬小説

「シベリウス」、「コンゴウリキ」、「ジェントルレイン」、「ブライトンピア」、これらは現役競争馬の名前なのですが、ある共通項があります。

 

それは、高倉健、広末涼子が出演した「鉄道員(ぽっぽや)」の原作者、浅田次郎氏所有の競争馬ということです。

 

一部の競馬ファンはよくご存じだとは思いますが、作家の浅田次郎氏は大の競馬好きで知られています。

 

ここでは浅田次郎氏と競馬、予想スタイルについてご紹介します。

 

浅田次郎氏と競馬について

浅田次郎氏は大の競馬好きで、競馬関連のエッセイも数冊出版しています。

 

その代表格が「競馬どんぶり」(幻冬舎出版)という作品です。

 

この作品には、浅田次郎氏が競馬歴30年の経験から、競馬とは何か、身を滅ぼさず競馬を続けてこられたか、競馬とは何かを語っている書籍です。

 

浅田氏曰く、彼にとって競馬は基本「負ける」という前提で、余剰資金を「楽しむ」ことを目的に競馬をしているということです。

 

ちなみに、彼はよほどのことがない限り週末は競馬場に足を運び、全レースを買うそうです。

 

一般のサラリーマンにはおおよそ想像のつかない世界ですね。

 

また、浅田氏の競馬を楽しむためのルールとして「常に同じ金額をもっていくこと」です。

 

理由は、自身のルールで買えず、身丈にあった買い方ができなくなるため常に実践しているとのことです。

 

給料日前には少額資金で一発逆転を狙い、給料日後には追加資金を入れようとする私自身には応える一言ですね。(当該記述は浅田氏著書「競馬の達人」の中の一節となります)

 

ちなみに、浅田氏は一切オッズを見ないで馬券を買うらしいです。

 

オッズではなく馬が走るからだとも著書に記していますが、お笑い芸人のカンニング竹山氏は、競馬場で食い入るようにターフビジョンのオッズを注視している浅田氏を見てぞっとしたそうです(笑)

 

そんなに割り切って馬券を買えないですよね。

 

競馬ファンとしてとても理解できます。

 

 

浅田次郎の馬券理論

浅田氏の基本線は「勝負気配を読み取る」、「逃げ馬から買え」、「パドック注視」、「データ重視」です。

 

具体的に以下でいくつかピックアップしたものを例に掲載させていただきます。

①パドックを見て予想したほうがよい、新馬戦は特に重要

②自分のベンチマーク馬(この馬だったらどんな時に好走し、どんな時に凡走する等ちゃんと把握している馬)を数頭持つ

③基本的には1着馬の選定

④最終レースは荒れる傾向にあるため、本命勝負は避けるべき

 

①について

浅田氏のパドックに関しては「後肢」が重要で、その伸びを重点的にみるというのが大事だそうです。

この理論に関しては芝に当てはまりそうですね。

浅田氏はどちらかといえば芝の競馬が好きであるという印象を受けます。(ダートはパワーなので伸びよりパワーかと思いますので)

 

 

②について

昔テレグノシスという東京専用機のような馬がいましたが、具体的に「この馬だったらこのパターンで買う」というのをデータとして持っていたようです。

狙って中穴を買うことができるため非常に有用なやり方だと思います。

 

 

③について

非常に理にかなった考え方だと思いました。

基本的に「3着は外さないだろう」とか「連でくる」という考え方をする予想家の方々が多い中、当たり前ですが1着はすべてを包括します。

また、買える馬券のバリエーションも1着目線だと豊富になるため1着に最も近い馬を買うこと、これが重要だと改めて気が付かされました。

 

 

④最終レースは荒れる傾向にあるため、本命勝負は避けるべき

まあ、個人的には「買わないほうが無難」だと思いますが、最終を積極的に買われる方は参考にしていただきたい内容です。

 

 

まとめ

浅田次郎氏は上記の通り、非常に競馬を愛し、競馬と向き合っている作家です。

 

これを機に浅田氏の著書、競馬関連のエッセイなど読んでみてはいかがでしょうか。

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