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これは熱い!歴代の競馬兄弟騎手・ 馬対決ベスト3

過去の国内競馬において、人間の兄弟対決が実現するケースは何度もありますが、その中でも印象に残る兄弟対決のレースを3つご紹介したいと思います。

 

また、競走馬の兄弟対決というのも、人間と比較すれば数は少なくなってしまいますが、印象的なレースが存在します。

 

こちらについても3つレースをご紹介したいと思いますので、是非ご覧になって下さい。

 

騎手の兄弟対決3選

 

1. Cデムーロ vs Mデムーロ

2013年の桜花賞で、Cデムーロはアユサンに騎乗、一方、Mデムーロはレッドオーヴァルに騎乗し、G1での兄弟対決が実現。

 

レースはアユサンが中断、レッドオーヴァルが後方からの展開となり、直線では2頭が抜けて競り合う形となり、結果はJRA初のG1で兄弟ワンツーとなり、印象的なレースとなりました。

 

2. 吉田豊 vs 吉田隼人

2009年の福島記念で、吉田豊がトウショウシロッコに騎乗、吉田隼人がサニーサンデーに騎乗、レースは逃げ馬が早いペースで運び、終始2番手で気配を伺っていたサニーサンデーが直線で先頭に立ち、後続の追走をかわす形で優勝。

 

トウショウシロッコは唯一後ろから首差まで追い込みましたが、惜しくも届かず2着という結果になりました。

 

最軽量ハンデを活かした吉田隼人の好騎乗で、配当的にも大きな結果となっています。

 

3. 武豊 vs 武幸四郎

2013年の秋華賞で、武豊がスマートレイアーに騎乗、武幸四郎はメイショウマンボに騎乗。

 

レースは2頭ともに後方からの運びになりましたが、直線に入ってメイショウマンボが抜け出し後続からの追い込み馬を退けて優勝

 

スマートレイアーも上がり最速の脚を使って追い込みましたが、届かず2着という結果に。

 

優勝した武幸四郎は勝利後のインタビューにて、「正直自信がありました」と言う程。

 

最近では一番印象に残る兄弟対決になったかと思います。

 

 

競走馬の兄弟対決3選

 

1. サトノルパン vs クラレント

最近の重賞での兄弟対決として、サトノルパンクラレントの2016年のマイルチャンピオンシップでの対決があります。

 

サトノルパンはビッグアーサーを完封し、マイルでの実績が無い事を考慮するとかなり厳しいのではという考えもありましたが、実力があるのは間違いありませんでした。

 

一方、クラレントはサトノルパンとは違いマイルが得意なタイプ

 

G1でも好走している実績があり、こちらの方が期待を持てるのではという見方もありましたが、既に7歳という年齢による衰えも否定は出来ませんでした。

 

レースが終わってみれば、クラレント11着、サトノルパン18着という惨敗の結果に。

 

とはいえ、久しぶりにG1で兄弟対決が見られる事もあって、レース前から盛り上がれた対決となりました。

 

2. アウォーディー vs ラニ

こちらも2016年のチャンピオンズカップで兄弟対決を見る事が出来ました。

 

ヘヴンリーロマンス産駒で3つ歳下のラニが兄のアウォーディーに挑むといった対決でした。

 

ラニはチャンピオンズカップに臨む前にUAEダービーで見事優勝し、その後アメリカでは思うような結果が出ないまでも、実力がある事は証明してきてからの参戦となり、話題性も高かったです。

 

一方アウォーディーは最初のころは芝でしばらく出走を続けてきたものの、何とか1600万下に出走というレベル

 

しかし、ダートへ転向するなりいきなり重賞を制覇し、そのままG1優勝まで駆け上がりました。

 

当然、チャンピオンズカップでもアウォーディーが1番人気で、兄弟対決の前評判としては、兄に軍配が上がっていたようです。

 

結果は、アウォーディーが惜しくも優勝を逃しましたが僅差で2着、ラニは9着で力の差を見せつけられた結果となりました。

 

3. ダイワスカーレット vs ダイワメジャー

日本競馬において、兄弟対決で最も盛り上がったのはダイワスカーレットダイワメジャーが対決した2007年の有馬記念と言い切ってもいいでしょう。

 

ダイワスカーレットは桜花賞と秋華賞を勝ち、その後エリザベス女王杯まで勝ちあがってからの参戦となりましたが、さすがに3歳の牝馬が有馬記念では勝負にならないのではという見方で人気も5番人気でした。

 

一方で、これまで素晴らしい重賞での実績があるのに加え、2006年の有馬記念では3着、というこのコースでの適正がある事も証明しているダイワメジャーは、この2007年の有馬記念で引退という事もあり、6番人気で出走します。

 

レースはダイワスカーレットが先行につけ、その後ろにダイワメジャーが控えるといったレース展開で最後の直線を迎えました。

 

他の有力馬達は直線の追い込みにかけますが、先行したダイワスカーレット(2着)やダイワメジャー(3着)には届かず、1着はマツリダゴッホと、これまた人気のなかった馬が入り配当も荒れた予想外の結果となりました。

 

現在は引退している、この2頭の子供たちが次世代の競馬の歴史を作ってくれるのを楽しみにしたいと思います!

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