ダノンシャーク
性別 | 牡馬 |
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年齢 |
8歳 |
毛色 | 鹿毛 |
生年月日 | 2008年3月9日 |
父 | ディープインパクト |
母 | カーラパワー |
母父 | Caerleon |
母母 | Jabali |
これまでの出走レースと結果
開催日 | 競馬場 | レース名 | 馬場 | 頭数 | 着順 | 人気 |
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2016.04.24 | 京都 | マイラーズカップG2 | 芝1600良 | 15頭 | 2着 | 5人気 |
2016.02.28 | 阪神 | 阪急杯G3 | 芝1400良 | 18頭 | 7着 | 7人気 |
2015.12.26 | 阪神 | 阪神カップG2 | 芝1400稍重 | 17頭 | 15着 | 4人気 |
2015.11.22 | 京都 | マイルCSG1 | 芝1600良 | 18頭 | 10着 | 7人気 |
2015.10.11 | 東京 | 毎日王冠G2 | 芝1800良 | 13頭 | 4着 | 10人気 |
今年で8歳になり、そろそろ引退も考える歳になりました。
2014年のマイルチャンピオンシップでは見事優勝を果たし、G1馬となりました。
その脚は8歳馬になった今でも衰えることは無く、前走の読売マイラーズカップでの走りをみていると、個人的にはまだまだ現役で活躍できる実力があると思います。
しかし、年齢による怪我などを考えると、やはり元気なうちに種馬になってほしい気持ちもあります。
過去のレース結果から見る特徴
まず距離は生粋のマイラー(1600mのレースが特徴な馬)です。
過去の結果をみても分かるように、1400~1600mのレースがほとんどで、その距離でこそ本領を発揮できる馬だと思っています。
さらに、京都競馬場での成績が良く、京都巧者としても評価されています。
京都競馬場と言えば4コーナーで下り坂からの平坦な直線が特徴の競馬場です。
直線に入るまでに下り坂があるので外に膨らみやすく、インを突いていく器用さが求められます。
直線は平坦で力よりも瞬発的とスピードがモノを言うコースです。
話がズレて京都競馬場の説明をしてしまいましたが、ダノンシャークはまさに上記の特徴が得意な競走馬なのです。
過去のレース映像を見ると、よくダノンシャークはインを突いて伸びてくることが多いように思います。
インから伸びるには馬群をかいくぐる器用さに、外よりも馬場が悪い(内の芝は多くの馬が通るため芝が傷みやすい)内で伸びていくスピードが必要です。
しかし、その分コーナーを最短距離で走れる有利さがあります。
それを駆使して走るのがダノンシャーク最大の武器です。
脚質は上記の特徴をフルに活かした差し馬です。
道中は後方に位置取りし、最終コーナーから捲り気味に上がっていき、直線で内ラチ沿いから差す。
差し馬と言えば強烈な末脚が自慢ですが、ダノンシャークに至っては末脚と精密な技術力が合わさった、まさにいぶし銀です。
今後の活躍と出走レースの予想
近走冴えない結果が続いていましたが、前走でクビ差の2着の好走をし、年齢の衰えを払拭しました。
さらに、前々走のレース映像を見ていただきたい。
結果は7着でしたが、上がり3ハロンは最速タイ。
しかもゴール手前で馬群に前を塞がれ騎手がブレーキをかけても!です。
競馬ですから色々な不可抗力はあるでしょう。
しかし、もし、前が空いていたら…と考えてしまいました。
結局何が言いたいのかと申しますと、決して衰えて終わってしまった馬では無いということです。
大袈裟に言えば現役時代で今が全盛期と言っても過言ではない位です。
8歳馬にして、今後G1のレースに挑戦しても勝てる見込みがあるのは、ダノンシャークの他に思い当たりません。
これからもマイル重賞はたくさんありますし、勝つ実力も悠々兼ね備えています。
そしてG1マイルチャンピオンシップのレースは京都競馬場。
ダノンシャークにとって最大の舞台です。
その前の安田記念も合わせて、もう一度、最後に一花咲かせるのを心待ちにしています。