根岸S(GⅢ)東京ダ1400m
地方の重賞で実績を残している古豪に対して、中央のオープンレース実績馬+新興勢力といった印象で、相変わらずと言ってはいけませんがダートの短距離界は混戦模様の印象です。
その中でも最大の上がり馬とも言える5戦4勝のベストマッチョの走り次第で、フェブラリーSの展望があらかたハッキリしそうな気がします。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ⑭キングズガード
デビュー戦と東京1600mでの2戦以外は全て馬券圏内の安定感は非常に魅力で、どんな流れでも確実に伸びてくる末脚は混戦模様の今回のメンバーにおいても大きな武器になると思います。
プロキオンSでの内容から今回上位人気が予想されるノボバカラ、ニシケンモノノフなどとそれほど差はなく、それらの馬に対して1キロ軽い56キロで出走できるのもプラスです。
前走の敗戦で人気が落ちるようなら積極的に買いたいと思います。
○ ③カフジテイク
後方一気型だけにどうしても展開に左右される面はありますが、毎レース確実に伸びてくる破壊力満点の末脚はGⅠでも十分通用するレベルにあります。
直線の長い東京コースでは3戦して2勝3着1回と非常に相性も良く、有力馬に先行型が多い今回は展開面での恩恵もありそうです。
ハマればアッサリもあり得るだけに、単勝馬券は抑えておきたいところですね
▲ ⑮ベストマッチョ
デビューから5戦全て東京のダートを使っており、4勝2着1回と全く底を見せてないのは大きな魅力でしょう。
特に近2走は今回と同コースで完勝しておることもあり、コース適性の面でもプラスと言えるでしょう。
年明けから快進撃の目立つ4歳馬で間違いなくレベルは高そうですが、もし人気が被り過ぎるようであれば相手筆頭評価くらいに留めておきたいと思います。
△ ⑤ベストウォーリア
実績だけで言えば今回のメンバーでは断トツの存在で、中央・地方関係なくGⅠ以外では全くと言っていいほど崩れていない安定感は、7歳馬ながら能力の衰えがない証明でしょう。
休み明けも好成績で、斤量も59キロで勝利実績があるだけに全く問題ありません。
ただ、おそらく最大の目標は次走のフェブラリーSだけに、余裕残しで臨んでくるであろう今回は勝ち切るまではないと見てこの評価にしたいと思います。
△ ⑪タールタン
9歳馬ながら昨年からずっと好調を維持しており、5着に敗れた前走も前残りの中最速の上がりで急追したように、2着だった昨年からの能力落ちは全くないと見て良さそうです。
東京の1400mは全て掲示板内であるようにコース適性も抜群で、高齢馬だけに体調の変動が少ないのも時期的にプラスになりそうです。
おそらく人気もそれほどなさそうなので、馬券には入れておきたい1頭ですね。
まとめ
能力比較は微妙なところではありますが、実質中央馬のみのような少頭数でレースをしてきた地方実績馬より今回は中央実績馬の方を上位に考えました。
昨年モーニンのように、その後GⅠ戦線でも活躍できる馬の誕生に期待したいと思います。
買い目
馬連 ⑭ → ③、⑮、⑤、⑪ 各200円
3連複 ⑭ → ③、⑮、⑤、⑪ 各200円 計2,000円