ここでは、POGの第一人者でもある丹下日出夫さんのプロフィールから、馬券予想は当たるのかなどについて紹介していきたいと思います。
丹下日出夫のプロフィール
元ホースニュース・馬の編集者であった丹下日出夫さんは1958年の10月2日に山口県長門市で生まれ、大学は慶應義塾大学経済学部に進学しましたが、卒業まで行かなかった為結果として除籍となっています。
同じく競馬評論家であり、第一人者とも言える井崎脩五郎さんと先輩・後輩の師弟関係にあり、公私ともに親交が深い事でも有名です。
血統班などを経て長きにわたって本誌予想を担当してきたように、実力を兼ね備えたベテラン予想家と言えるでしょう。
丹下日出夫の予想スタイル
結論から言うと、競馬の予想に関してはガチガチの『本命党』です。
1~3番人気の馬を軸に馬単、3連複、3連単で流すことが多いようですが、馬単などではちゃっかりマルチで裏を押さえていることも多く、そこそこの高配当をゲットしているのは実力の証明ではないでしょうか。
本命党だけに的中率もなかなかの数字です。
今年は馬単、3連単の的中率がかなり高く、本命党でありながら中穴程度の配当を繰り返し的中させていることで『回収率』の視点からもなかなかの好成績を維持しており、競馬初心者で初めて馬券を買う人にとっては参考にしやすい予想家と言えるかもしれませんね。
丹下日出夫のブログについて
丹下さんが監修するペーパーオーナーゲーム情報サイト『丹下倶楽部』の中で執筆されているブログ『丹下の懺悔』では、毎週の重賞予想に加えて丹下さん自身の競馬関係者との交流や、プライベートな内容まで幅広いテーマでの記事がアップされており、競馬ファンにとってはなかなか興味深い内容のモノが多く詰まっています。
内容を読んでいてよく出てくる単語として、『酒』と『打ち上げ』が多いのは非常に人間臭くていいんではないでしょうか(笑)。
競馬予想についても裏付けのある内容で非常に参考になるので、もし興味のある方は一度覗いてみても損はないと思いますよ。
丹下倶楽部 http://tangeclub.jp/
丹下日出夫の2歳馬番付
自らを『POG大魔王』と称するほどペーパーオーナーゲーム、いわゆる参加者が仮想馬主として複数の競走馬を選択し、その競争成績によって得られた賞金などをポイントに置き換えてその総合ポイントを競うゲームに関する執筆を盛んに行っており、その執筆活動は複数の競馬雑誌において連載を持つほど有名なものとなっています。
また、ペーパーオーナーゲーム専用の解説本の執筆も行っており、2005年から毎年発刊の『最強のPOG青本シリーズ』(ベストセラーズ)はその代表的な作品と言っていいでしょう。
毎年ダービーの季節、いわゆる2歳新馬戦の季節になると丹下さんの『2歳馬番付』を参考にする人が非常に多いと聞いています。
海外競馬における第一人者が合田直弘さんであるとすれば、日本のペーパーオーナーゲームの第一人者は丹下日出夫さんと言ってもいいかもしれませんね。
丹下日出夫の病気
2007年に大きな病気をして以降、病気がちの丹下さんではありますが、治療を続けながら毎週しっかり競馬予想を行っているのは、根っこの部分で本当の競馬ファンであるからではないでしょうか。
ブログなどで病名は明かしてないものの大きい病気を患った過去があるだけに、日常生活においてもなかなか大変な面はありそうですが、毎週行われている競馬がいい『リハビリ』になっているのかもしれませんね。
また、身体的な病気とは別に丹下さんが患った病気として、ブログで明かしたのは『馬券が3週間全く当たらない病』でした(笑)。
こういった表現で読者を楽しませてくれるのも、丹下さんの明るい性格を示すものではないでしょうか。
まとめ
『丹下日出夫=ペーパーオーナーゲーム』といった認知度が非常に高いだけに、こうやって一つのテーマを徹底的に追及する予想家の競馬予想は『ブレ』が少ないだけに、自分もよく参考にしています。
これからペーパーオーナーゲームを始めようと思っている人にとっては非常に頼りになるのではないでしょうか。