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武豊とはどんな騎手なのか?レース戦績、騎手としての特徴、今後の騎乗予定を紹介

武豊騎手

画像:http://www.asagei.com/tag/%E6%AD%A6%E8%B1%8A

 

前人未到という言葉が似合い、競馬界の第一人者として47歳を超えても未だに現役トップジョッキーとして活躍している武豊(1969年3月15日)騎手。

 

競馬を知らない人でも「武豊」という名前は知っているという人は少なくありません。

 

武豊騎手は栗東所属で、2016年でデビュー30年目となる大ベテラン。

2016年5月16日現在で3818勝、重賞307勝、G1 70勝(JRAのみで全て歴代1位)でダービーは最多5勝を誇り、デビュー以来30年連続重賞勝利という快挙を更新中で、史上最年少というフレーズが最も多い騎手です。

 

今後、抜かれることのないといわれる数々の記録を打ち立てています。

 

 

武豊と名馬のコンビ

さて、そんな武豊騎手ですが、記録だけではなく、競馬史に残るような名馬とのコンビも有名です。

 

記憶に新しいのは2005年・2006年に活躍した無敗の三冠馬「ディープインパクト」とその子供でダービー馬「キズナ」ですが、武豊騎手のデビュー間もないころの名馬たちを知らない世代の人たちのために、武豊騎手で活躍した馬たちを少し振り返ってみましょう。

 

1987年にデビューした武豊騎手は、翌年の菊花賞を「スーパークリーク」で史上最年少G1(クラシック)制覇を成し遂げています。

この時代には「スーパークリーク」の他にアイドルホース「オグリキャップ」と「イナリワン」の三頭で平成の三強といわれていました。

 

「スーパークリーク」は武豊騎手が優先して騎乗したお手馬で、G1を3勝しています。

しかし、この馬がケガなどで出走していないときには、武豊騎手は「イナリワン」でG1を2勝、「オグリキャップ」でもG1を2勝しています。

 

この3強すべてに騎乗したのも武豊騎手のみで、しかも3頭でG1を2勝以上もしています。

若干20歳の若者が…恐るべしですね。

 

そして何よりも武豊騎手の人気を決定づけたのが、「オグリキャップ」の引退レースでしょう! 

往年の力がなかったオグリを先行策で導き、劇的な引退レースを勝利して中山競馬場に大歓声の「オグリコール」が鳴り響きました。

 

その後も「メジロマックイーン」で天皇賞・春を連覇し、牝馬二冠でお母さんになってもダービー馬を産んだ「ベガ」、G1を4勝して初ダービーをゲットした「スペシャルウィーク」、女傑「エアグルーヴ」、悲運の快速馬「サイレンススズカ」、無事ならアメリカでG1を勝ててかもしれない怪物「クロフネ」…など、数え上げればきりがありません。

 

 

武豊騎手の特徴、今後の展望

武豊騎手の大きな特徴は、絶大な人気馬でプレッシャーがかかるレースでも落ち着いて騎乗が出来る精神力と、馬への負担の少ない騎乗フォーム、完璧な体内時計といわれるペース配分、抜群のスタート力が有名ですね。

 

ちなみに武豊騎手はJRAと地方、海外のG1を併せると106勝もしており、今年はすでに天皇賞・春を「キタサンブラック」で、かしわ記念を「コパノリッキー」で勝利しています。

 

では、今後のG1はどうでしょうか。

 

今年の武豊騎手は例年になくハードな日程となりそうです。

 

すでにドバイと香港、アメリカで騎乗していますが、この後はフランスとイギリス、アメリカとまだまだ海外出走予定が増えていきそうです。

 

ではお手馬の予定は、国内牡馬3歳クラシックは「エアスピネル」でダービーと菊花賞

 

古馬の芝中距離路線は「エイシンヒカリ」でフランスとイギリスでG1参戦し、古馬中長距離戦では「キタサンブラック」で宝塚記念

 

3歳ダート路線では「ラニ」がアメリカクラシック参戦で、古馬ダート路線は「アウォーディー」と「コパノリッキー」が予定しています。

 

このどれもが今後、G1を勝ってくれそうな馬たちばかりで、期待が高まりますね。

 

まだまだ騎手として上手くなりたいという武豊騎手。

 

今年もたくさんのドラマを見せてくれそうです。

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