レース日程
レース名 |
京都金杯(GⅢ) |
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日程 |
2017年1月5日(木)15:45 |
競馬場 | 京都競馬場/芝/1600m |
条件 |
サラ4歳以上オープン |
昨年の非常にハイレベルだった3歳クラシック戦線で、常に好勝負を続けていたエアスピネルが今年の始動戦にここを選択したことで、例年と比べて非常にレベルの高いメンバーが揃った印象です。
個人的にも適距離とも言えるマイルでのエアスピネルのレースは非常に興味深いですが、相手もなかなか強力なだけに枠順も踏まえて美味しい穴馬がいないかギリギリまで探して、高配当を見つけていきたいと思ってます。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ④ブラックムーン
前走のキャピタルSはハイペースもありましたが、後方から余裕十分に突き抜ける非常に強い内容で本格化を感じさせました。
ほとんどのレースで上がり3位以内を出している確実な末脚は心強い武器で、2枠4番という絶好枠も好材料です。
京都コースは複勝率100%であるのに加えて、アドマイヤムーン産駒と浜中騎手が共に京都1600mを非常に得意にしているのも魅力的で、ここで一気に強敵を撃破しても驚けないと思います。
○ ⑤フィエロ
明け8歳となりますが前走の阪神Cの内容から衰えは感じられず、実績だけ見れば今回のメンバーでは断然と言っていいでしょう。
かつては休み明けから好走していましたが、年齢と共に叩き良化の傾向が見られ、今回初めてとも言える(ほぼ)連闘という積極策がプラスに出ればアッサリがあっても驚けません。
京都コースが庭とも言えるディープインパクト産駒でもあるので、連複系の軸としてはピッタリではないでしょうか。
▲ ⑥エアスピネル
昨年のクラシックで見せた走りから非常に高い能力の持ち主であるのは間違いなく、デイリー杯2歳Sでシュウジ以下を一蹴した内容からも、マイル適正も十分に備えていそうです。
3枠6番という好枠を引き、56.5キロのハンデも正直恵まれたと言えそうですが、前走3000mから一気の距離短縮でテンのダッシュ力にどう影響するかという一抹の不安があるのも事実だと思います。
スタートで後手を踏まずに前々で競馬ができれば高確率で勝ち負けに絡んでくるのではないかと思います。
△ ⑱ガリバルディ
中京記念での初重賞制覇以降3戦連続で上がり最速を出しているように、一瞬の鋭い末脚は今回のメンバーでも大きな武器と言えるでしょう。
ディープインパクト産駒で京都コースでも好成績を残していますが、それだけに今回大外枠を引いてしまったのは大きなマイナスと言わざるを得ないでしょう。
もし先行馬がやり合って速い流れになれば差し切るだけの能力は十分ありそうですが、今回はヒモ穴候補に留めたいと思います。
△ ①ブラックスピネル
3歳時は強い相手に好走する反面、レベルが落ちる相手にも取りこぼすことが多く詰めの甘さが目立ちましたが、秋の復帰以降は古馬相手に馬体を増やしながらレース毎に着差を詰めているように、地力がアップしているのは間違いないでしょう。
最内枠を引いたのも大きなプラスで、相手なりに走れる面を活かせれば十分上位争いに加わってくる可能性も高そうです。
いい感じに人気が落ちている今回、積極的に狙ってみたい1頭です。
まとめ
例年枠順がかなり大きく結果を左右するレースではありますが、今年の上位候補に挙げた馬はそういった有利な要因がなくても好走できるだけの地力を持った馬だと思います。
ここで好走できれば今後のマイル路線の主役候補にもなれるだけに、安田記念に向けても内容をしっかりチェックしておきたいところですね。
買い目
馬連 ④ → ⑤、⑥ 各500円
3連複 ④ → ⑤、⑥ → ⑱、① 各300円 計2,200円