日刊スポーツは他のスポーツ新聞よりも精度の高い情報と予想を武器にしている競馬新聞です。
エスポワールシチーなどでG1レースを制した佐藤哲三元騎手や、2015年下半期に日刊スポーツの回収率ランキング1位を獲得した高村賢一さんが予想コラムを執筆していることでも有名ですよね。
他にも「極ウマプレミアム」という有料の競馬サイトを展開するなど、様々な形で競馬予想に役立つ情報を提供している日刊スポーツの名物といわれているのが「コンピ指数」というものです。
ここでは、日刊スポーツの競馬班が自信を持って提供しているオリジナル指数「コンピ指数」のことを徹底分析していきます。
コンピ指数を使っての具体的な馬券予想方法や馬券の買い方もご紹介しますので、どうぞご期待ください!
コンピ指数とは?
レースに出走する馬の能力を競馬初心者の方にも分かるように数値化したものをコンピ指数といいます。
コンピ指数の最大値は「90」。
数値が90に近い馬であればあるほど能力が高く、逆に90から遠ざかれば遠ざかるほど能力が低い、ということを示しています。
全てのレースでコンピ指数が90をマークする馬が出てくるわけではありません。
80前後の指数が最大値になるケースもあれば、70前後の指数にとどまっているケースも存在します。
コンピ指数を使った予想方法や馬券の買い方は?
コンピ指数を使った予想方法をいくつか紹介したいと思います。
指数はあくまでも予想材料のうちの1つ
インターネットでコンピ指数のことを調べてみると、「全然当たらない」「信用しちゃダメ!」というような言葉が出てくるのですが、コンピ指数を見ているだけでは馬券を当てることはできません。
仮に、コンピ指数が最大値の90をマークした馬がいたとしても、調教の本数が不足していたり、レース当日のパドックでイレ込んでいたら、実力を発揮できないままレースが終わってしまいます。
コンピ指数が1位だからといって、安易に飛びつくのではなく、調教の過程やレース当日の気配をしっかりとチェックすることを忘れないようにしてください。
コンピ指数はあくまでも予想材料のうちの1つです。
調教の良し悪しや馬場適性、レース展開といった他の要素と組み合わせることが賢い馬券の買い方です。
指数1位の馬と2位以下の馬との差に注目!
コンピ指数が1位の馬だけをチェックするのはNG!
1位以外の馬にこそ馬券ゲットにつながる重要なヒントが隠されています。
注目していただきたいのが、コンピ指数1位と2位以下との数値差です。
指数1位と2位以下との数値差が少ない時は指数上位馬の実力が接近していることを示していて、逆に数値差が大きい時は指数1位の実力が抜き出ていることを示しています。
数値差の目安は「3」。
数値差が3以上の場合は指数1位の信頼度が高く、3以下だった場合は混戦模様のレースになっていることが分かりますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
日刊スポーツ競馬欄の名物として多くの競馬ファンが支持しているコンピ指数。
コンピ指数はとても有益な情報になりますが、コンピ指数に頼りすぎず、他の要素もミックスさせた形で馬券予想をしていくのがベストです。
指数1位と2位以下との数値差をチェックする習慣をつけていけば、コンピ指数を有効的に使うことができますので、まずはコンピ指数の見方に慣れることを意識してみましょう。