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世界で活躍した名牝!ハープスターの血統、主な成績。強さの秘密はその馬体にあった

2013/8/25 ハープスター 新潟2歳S

By RandnetDD - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=27890455

 

今の時代、日本のみならず、世界的に見ても牝馬が牡馬以上の活躍を見せるのが当たり前になってきています。

 

もともとヨーロッパ(特に凱旋門賞などのビッグレース)では、序盤から身体をぶつけ合うような激しい競馬が展開されてきており、また、日本では「どこに芝コースがあるのだ?」と問われるほど荒れた芝コースで行われていたこともあって、どうしてもパワーに劣る牝馬の活躍の場は限られていました。

 

しかし今では、日本の競馬だけでなく、凱旋門賞をはじめとするヨーロッパの競馬でもスピード化がはかられ、パワーでは劣るものの、スピードや瞬発力では勝るとも劣らない牝馬の活躍が顕著になってきました。

 

実際ここ数年の凱旋門賞を見ても、ソレミア、トレヴ(2連覇)、今年のファウンドと、5年で4回も牝馬が凱旋門賞を優勝していました。

 

また、日本のジャパンカップでも、ウオッカ、ジェンティルドンナ(2連覇)、ショウナンパンドラと、かつて牝馬劣勢の時代が長く続いたジャパンカップの歴史が根底から覆されるような結果に収まることが増えてきています。

 

そんな中で、ジャパンカップこそ不運もあって優勝できませんでしたが、世界の舞台でも活躍した近年の名牝といえば、やはり「あの馬」を真っ先に思いだすファンも少なくないでしょう。

 

「あの馬」とは、そう、ディープインパクト産駒のハープスターです。

 

今回は、とにかくいろいろ話題になったハープスターにスポットを当ててみたいと思います。

 

ハープスターの血統

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それでは、凱旋門賞でも人気を得たハープスターについて、さっそくお話していくことにします。

 

血統

父ディープインパクトは、いわずと知れた日本の「英雄」、史上6頭目の三冠馬に輝き、種牡馬としてもリーディング独走が続く近年屈指のベストホースです。

リファールの影響が幾分強く出ているためか、ややスピードに勝ったタイプが多いという印象もあるのが、ディープインパクト産駒の特徴といえるでしょう。

 

もちろんハープスターもそうした産駒の特徴に合致したところがあり、これまでのディープインパクトの代表産駒一覧でも上位に名前を刻むことになるでしょう。

 

母の父ファルブラヴというのが少しマイナーなイメージもありますが、ただ、ハープスターの祖母は、あの2冠牝馬ベガ(その父トニービン)ということもあり、少し不思議な配合ではありますが、その素質は十分ハープスターに受け継がれていたといえるでしょう。

 

 

チーム・ハープスター

ハープスターの馬主は、近年では日本のトップオーナーの一角を担うようになってきたキャロットファームです。

挙げればきりがありませんが、最近ではやはり宝塚記念を勝った、同じくディープインパクト牝馬のマリアライトの名前が思いだされるかと思います。

 

ハープスターは旧松田博資厩舎の管理馬で、鞍上は川田将雅騎手、ハープスターといえばもうすっかりおなじみのコンビという印象があります。

 

 

ハープスターの戦績・主な勝ち鞍【唯一のG1勝利・桜花賞動画あり】


ハープスターは昨年2015年のドバイSCを最後にすでに引退、繁殖入りしていますが、デビューから引退までで全11戦を走りました。

 

そのうち5つの勝ち鞍を挙げ、うちGⅠ勝利は桜花賞の1勝でした。

 

2歳女王決定戦の阪神JFでは、レッドリヴェールにハナだけ届かなかった2着、オークスではヌーヴォレコルトの前に2着に敗れましたが、このときは落鉄のアクシデントに見舞われた不運もありました。

 

それだけに、ハープスターはそのイメージ以上の成績を挙げることはできなかったといわなければなりません。

 

何かとても運がない牝馬だったな・・・という少しかわいそうな印象も残ります。

 

しかし、GⅠではなかったものの、「GⅠ並みのメンバー」で行われた凱旋門賞の前哨戦・札幌記念では、古馬の王者ゴールドシップを下して優勝するほどの実力があったことは間違いありません。

 

そして実際、ハープスターは世界チャンピオンのジャスタウェイ、国内王者のゴールドシップとともに海を渡り、3歳牝馬ながらも先輩牡馬2頭に先着(6着)したわけですから、その実力は世界に通用するだけのレベルだったのかもしれません。

 

 

ハープスターはなぜあれほど強かったのか?血統背景と馬体の特徴から分析

ハープスター 返し馬2

日本の競馬のレベル全体が上昇していることは明らかです。

 

その中にあって、ゴールドシップはGⅠ6勝を挙げて古馬チャンピオンに輝きました。

そしてジャスタウェイに関しては、国内のマイル~中距離でチャンピオンになり、海外でもチャンピオンに輝いた世界最強馬でした。

 

しかし、ハープスターはこれら牡馬2頭に勝るとも劣らない活躍を見せた名牝であることは、誰もが認めるところでしょう。

それではなぜ、ハープスターがそんな目覚ましい活躍を見せたのか、この点についてもちょっと考えてみたいと思います。

 

 

血統的背景

競馬である以上、やっぱり血統背景に注目しないわけにはいきません。

上でも触れたように、ディープインパクトの影響が強く出ていたことが、ハープスターをこれだけ強い競走馬として活躍させた最大の要因と考えるべきでしょう。

 

そして、祖母の2冠牝馬ベガの影響ももちろん大きかったといえます。

ディープインパクトからは無類のスピードと瞬発力、そして忘れてならないのは、頭の良さも存分に受け継がれていた印象があります。

 

そして、距離にも耐えうる底力が、ベガを経由したトニービンから受け継がれていたと考えられます。

 

 

身体的特徴

そうは言っても、競走馬は「ベストトゥベストの原則」に従って配合されるわけですから、走る馬は、オルフェーヴルやゴールドシップのような特殊なケースを除けば、基本的には「良血馬、もしくは超良血馬」であるといえるはずです。

 

それにオルフェーヴルにしてもゴールドシップにしても、元々良血馬といわれなかっただけのことで、今後この配合は間違いなく良血といわれるようになるはずです。

 

という具合に、血統はあくまでも血統であって、その馬のすべてを決定するわけではありません。

 

ハープスターがこれだけの馬になった理由を探るためには、やはりどうしても身体的特徴にも目を向けなければならないのです。

 

ハープスターをはじめてみたとき感じたのは、「あれ、この馬は男馬か?」という印象でした。

 

およそディープインパクト産駒のイメージではなく、ダービーを勝ったあのウオッカを彷彿とさせるような立派な馬格があり、この馬が牝馬だと知ったときには、「これはかなりとんでもない馬かもしれない・・・」と思ったものです。

 

中でも特に素晴らしかったのが、トモの発達です。

 

もっといえば、ハープスターの「お尻」の大きさは特筆すべきものがありました。

このあたりも、ハープスターのあの強烈な末脚を引き出す最大のポイントになっていたのではないかと想像できます。

 

お尻が大きいだけでなく、非常にバネが利いていたというところにも、ハープスターの優れたところが感じられます。

このあたりは、同じディープインパクト産駒の名牝ジェンティルドンナとはずいぶん違っていたと思います。

ジェンティルドンナは、オルフェーヴルよりも体重がありながら、一緒に並ぶとどうしても牝馬らしさが目立ってしまうところも正直ありましたから。

 

これから繁殖牝馬としてハープスターが活躍する可能性が高いと信じられる根拠として、ハープスターのそういった身体的特徴が産駒に伝わる可能性が高いことが挙げられるのです。

物いわぬハープスターは、自らの身体でそれを表現しているのです。

 

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