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ニシノ・セイウンの馬主、西山茂行の職業、主な所有馬、レース成績

里見治オーナーの「サトノ」や松本好雄オーナーの「メイショウ」など、人間の名字にあたる「冠名」を馬主自身が考案するケースは珍しくありませんよね。

 

ここでは、競馬ファンならおなじみのニシノ」や「セイウンという冠名を採用している馬主・西山茂行さんをピックアップ!

 

西山茂行さんが競馬以外にどんな仕事をしているのかはもちろん、主な所有馬一覧やレース成績をご紹介します。

 

 

西山茂行の職業

西山茂行さんはゴルフ場やリゾートホテルなどを経営している「西山興業株式会社」の代表取締役社長と、「西山興業グループ」の代表を務めています。

 

馬主以外の本業は実業家という事になりますね。

 

西山茂行さんの父親・正行さんは西山興業の創業者であり、1998年の皐月賞と菊花賞を優勝したセイウンスカイなどを輩出している西山牧場の創業者でもあります。

 

セイウンスカイが活躍していた頃の西山牧場のトップは父・正行さんでしたが、パーキンソン病のため表舞台に出る事はなく、息子の西山茂行さんが父の代行として牧場を仕切っていました。

 

 

主な所有馬一覧

西山茂行さんがこれまでに所有していた馬の中で活躍した馬を10頭ご紹介します。

(西山茂行名義の所有馬に限ります)

 

ネロ(2011年生まれ)

馬名の由来:ローマ皇帝の名前より

主な勝ち鞍:2015年・京洛ステークス(OP)、2015年・ラピスラズリステークス(OP)

 

重賞勝利こそありませんが、2016年にはアイビスサマーダッシュ(G3)とセントウルステークス(G2)で2着に入っています。

 

 

ニシノブルームーン(2004年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+ギムレットと同じジンを使用しているカクテルの名前

主な勝ち鞍:2010年・中山牝馬ステークス(G2)

 

2010年のヴィクトリアマイル(G1)では、1着になったブエナビスタ相手に0.1秒差の3着に迫っています。

 

 

ニシノチャーミー(2004年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+Charming(愛嬌のある、という意)の造語

主な勝ち鞍:2006年・函館2歳ステークス(G3)

 

2007年のキーンランドカップ(G3)9着を最後に引退していますが、2006年の函館2歳ステークス(G3)では、後のG1馬・ローレルゲレイロを破って重賞制覇を果たしています。

 

 

ニシノナースコール(2002年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+ナースコール(早く来てほしいという意味)

主な勝ち鞍:2009年・エンプレス杯(交流G2)

 

2005年の秋華賞で3着に入っただけではなく、ラストランとなった地方交流重賞・エンプレス杯(G2)で優勝するなど、芝・ダート両方で活躍しました。

 

 

セイウンニムカウ(2002年生まれ)

馬名の由来:「セイウン」+向かう(青雲に向けて走れ!という意味)

主な勝ち鞍:2004年・くるみ賞(500万下)

 

2004年の京王杯2歳ステークス(G2)で3着、2005年のアーリントンカップ(G3)で2着、と2歳~3歳時に1600m以下の距離で活躍しました。

 

 

ニシノドコマデモ(2002年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+どこまでも勝ち続けてほしい

主な勝ち鞍:2004年・いちょうステークス(OP)

 

2004年の東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)で3着に入ったほか、2005年の青葉賞(G2)で2着に入り、日本ダービーへの優先出走権を獲得し、本番でも6着に入りました。

 

 

ニシノフジムスメ(2003年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+藤娘(歌舞伎に登場する絵と花の精)

主な勝ち鞍:2006年・忘れな草賞(OP)

 

2005年の新潟2歳ステークス(G3)で2着に入っているほか、2006年のオークス(G1)で5着に入るなど、3歳限定の牝馬重賞で上位入線を繰り返しました。

 

 

ニシノマナムスメ(2004年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+愛娘

主な勝ち鞍:2007年・ユートピアステークス(1600万下)

 

2007年の愛知杯(G3)と2008年のマイラーズカップ(G2)で2着を確保しているほか、2008年のヴィクトリアマイル(G1)では5着に健闘しています。

 

 

ニシノムーンライト(1999年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+月明かり

主な勝ち鞍:2003年・ユートピアステークス(OP)

 

G1レースへの出走はありませんが、2004年のクイーンステークス(G3)で4着に入るなど、牝馬重賞でも掲示板を確保した経験があります。

 

 

ニシノマオ(2004年生まれ)

馬名の由来:「ニシノ」+浅田真央(フィギュアスケート選手)

主な勝ち鞍:2006年・2歳未勝利

 

16戦1勝という成績に終わりましたが、2006年の小倉2歳ステークス(G3)で2着に入るなど、2歳重賞の短距離戦線で活躍しました。

 

 

武豊との関係

かつて、日刊スポーツのコラム「言わせてもらう」の中で、「空いていれば武豊に乗ってほしい!」と執筆しているように、西山茂行さんは名手・武豊騎手に対して絶対の信頼を寄せています。

 

2015年8月2日の小倉競馬11レース・佐世保ステークス(1600万下)にネロが登場した際には、「武豊が乗れるから」という理由で佐世保ステークスの出走に踏み切っています。

 

武豊騎手は色々な馬主から騎乗依頼を受ける立場ですので、西山茂行さんの所有馬ばかりに騎乗するのは難しい状況です。

 

でも、武豊騎手が西山茂行さんの所有馬に騎乗する時は西山茂行さんが勝負をかけている証拠でもありますから、「武豊&西山茂行」のコンビには注意が必要です。

 

 

SNSも使いこなす西山茂行氏の投稿内容とは?

西山茂行氏はSNSも手広く利用していますが、twitterに関しては最近は投稿をしていないようです。

 

最近は、Instagramの方に情報を多く投稿されているようで、近況に関する競馬の話題などもInstagramに投稿しているようです。

 

西山茂行氏がInstagramに投稿をしている内容は競馬ファンの物とは異なり、いかにも競馬関係者という感じのものも多数含まれていて、一般の競馬ファンとは違った角度からの投稿が見られるので、楽しい内容になっているといえます。

 

最も頻繁に投稿をされているのがブログ記事になるのですが、人気のAmebaブログで競馬ジャンルのランキングで上位なのは何となく頷けますが、全体でもかなりの上位にランキングされています。

 

気になる投稿内容に関してはやはり競馬関連の事が多く、ブログも「西山牧場オーナーの(笑)気分」というタイトルだけあって、基本的に競馬に関する話題が多いです。

 

一般の競馬ファンや予想という内容ではなく馬主ならではの視点や内容が多いだけに、興味のある方は訪問しても良いかと思います。

 

西山茂行氏のSNS関連のURL

・twitter  https://twitter.com/seiun0005

・Instagram https://www.instagram.com/seiun0005/

・Facebook  https://ja-jp.facebook.com/shigeyuki.nishiyama.3

・Blog  https://ameblo.jp/nybokujo/

 

 

西山茂行氏の秘書について

西山茂行氏は企業の運営者でもありますから、多くの社員を抱えている訳ですが、職業柄多くのイベントや活動を行う機会も多くあります。

 

企業によっては、運営者が自ら先頭にたって孤軍奮闘というイメージを描くような人物もいますが、西山茂行氏は部下である秘書達に絶大なる信頼をおいているようです。

 

西山茂行氏のブログでは、秘書の方の紹介やイベントでの司会進行や裏方としての活躍をふくめて、大きな信頼を寄せているのだというのが伝わる内容の投稿が目立ちます。

 

 

西山茂行と舛添要一との関係とは?

西山茂行氏と舛添要一氏との関係は、舛添氏がまだ東京大学の助教授だったころからの付き合いがあるようで、その後舛添氏が東京都知事になった時期には、後援会の1人して西山茂行氏も政治活動を応援していたようです。

 

舛添氏が東京都知事選挙に当選してからも頻繁に食事会などの話題や簡単ではありますが、東京都政に関しての話題で舛添氏の内容が登場しています。

 

さすがに、最近は舛添氏本人が表舞台から遠のいているのであまり触れてはいませんが、以前からの関係を考えると今もよき知人としての交流は続いていると考えられます。

 

 

西山茂行氏と松田大作騎手との関連性

松田大作騎手と言えば、2017年の2月に免停中にスピード違反で捕まるという事件を起こしました。

 

自動車事故を起こした訳ではなかったので、実刑や施行猶予という形にはならずに罰金50万円以下という事で刑事処分は完了をしましたが、事を重要に考えたJRAは松田大作騎手に半年間の騎乗停止処分となりました。

 

実はこの松田騎手の行為に対して、違反を犯して捕まったというニュースを聞き、松田騎手の行動に対してかなりの怒りと共に信頼を失う行為という事でかなり批判的なコメントをブログに掲載しました。

 

西山茂行氏がここまで松田騎手に対して、怒りのコメントを残したのには色々ないきさつがあります。

 

元々、高松宮記念を勝ったセイウンコウセイは松田騎手が主戦騎手となっていた馬だったのですが、何よりも西山茂行氏は祖母を交通事故で亡くしているので、暴走行為などをする運転をとても嫌うという事や松田騎手自身もお子さんを交通事故で亡くしているとのことなので、余計に人として許せなかったのだと思います。

 

完全に見放したと思われた西山茂行氏ですが、松田騎手の処分が騎手免許取り消しなどの重い罰にならずに済んだことで素直に喜んでいますし、セイウンコウセイは幸騎手を主戦としていますが、ブログでは松田騎手が復帰後には自身の馬を用意しなくてはと騎乗依頼を思わせるコメントを掲載しています。

 

その後、松田騎手が西山茂行氏の馬でレースに出走をしているケースはないようですが、一体どうなるのかは西山茂行氏本人にしかわからないことになります。

 

 

西山茂行氏の著書紹介

西山茂行氏の著書には、「馬主が書いた一日一言」や「なぜ弱い関東馬:なぜ強い関西馬」という作品があります。

 

「馬主が書いた一日一言」は、西山牧場の愛馬であるニシノフラワーがGI制覇を狙う時の事を、競馬について馬主目線から本音を語るという書籍です。

 

ニシノフラワーは桜花賞を制覇していますが、当時の馬主は父親の西山正行氏でしたが、事業主として代替わりをした時期でもあるだけに複雑な状況でもあったのだと思います。

 

「なぜ弱い関東馬:なぜ強い関西馬」は、1993年に発売された書籍で、西山茂行氏を含めた4人の競馬関係者が、1992年の関西馬が圧倒的に強かった1年を例に原因を考えて語る書籍になっています。

 

 

まとめ

現役屈指のスプリンター・ネロなどを所有している馬主の西山茂行さん。

 

ニシノブルームーンで制した2010年の中山牝馬ステークス(G3)以来、6年以上もJRAの重賞勝利から遠ざかっている状況ですが、今後の巻き返しに期待したいです。

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