20代の頃から日本競馬界きっての血統予想家として大活躍している血統の専門家・亀谷敬正さんをピックアップします!
血統から編み出された予想理論「血統ビーム」の生みの親であり、「ブラッドバイアス」「大・小系統」といった血統予想に必ず出てくる専門用語も生み出した亀谷敬正さんとはどんな人物なのでしょう?
過去の的中実績や予想方法、本人著作の本もご紹介します!
亀谷敬正とは?大学のエピソード
亀谷敬正さんは高校2年生の時に競馬のテレビゲーム「ダービースタリオン」のライターを務めたことがきっかけになって競馬の世界に飛び込みました。
高校卒業後に大学へ進学したのですが、競馬法の影響で大学生では馬券を買えなかったため大学を退学し、競馬ライターの道を歩むことになります。
亀谷敬正さんの名が世に知れ渡るきっかけになったのが、フジテレビONE『競馬予想TV!』。
1998年7月の初回放送から出演し、今では『競馬予想TV!』の看板予想家として大活躍しています。
競馬予想はどこで見れる?
『競馬予想TV!』に出演する週には日曜の重賞予想と買い目を見ることができます。
他では、「netkeiba」や「競馬放送局」といった競馬サイトで予想を披露しています(有料)。
亀谷敬正の年収は?
亀谷敬正さんは日本の平均年収(男性の場合は年収514万円)よりも多い馬券収入を得ているようです。
馬券収入だけで日本の平均年収よりも上の金額を稼いでいますけど、本の印税などで収入は更に上積みされているはずですから、800万円~1,000万円程度の年収なのでは?と推測しています。
過去の競馬予想的中実績は?
先日行われたエリザベス女王杯(G1)では、血統面での注目馬として12番人気のシングウィズジョイを指名し、複勝1,200円を的中させている亀谷敬正さん。
『競馬予想TV!』での的中実績はどうなっているのでしょう?
2016-2017シーズンの成績を見てみたところ、シーズン全体の回収率が243%、G1回収率が742%、と他の予想家たちを圧倒する成績を残していました(2016年11月14日時点)。
2014-2015シーズン、2015-2016シーズンともにタイトルを逃してしまっただけに、2016-2017シーズンこそはこのまま好調子をキープして、タイトル二冠を達成してもらいたいものです。
自身で考案した競馬予想方法「血統ビーム」とは?
亀谷敬正さん自身が考案した「血統ビーム」を基に予想を組み立てています。
血統ビームとは、血統の良し悪しだけで判断するのではなく、出走馬の能力とレースの傾向を分析した後に血統面でのプラスマイナスを掛け合わるという予想方法です。
血統ビームの理論は毎年のように更新されていきます。
日本の競馬は種牡馬や繫殖牝馬の入れ替えが頻繁に行われますし、各競馬場の馬場の傾向も変化しますから、その変化に後れを取らないよう、血統ビームの理論を常にリニューアルしているのです。
亀谷敬正の公式ホームページ
公式ホームページでは、重賞レースのみ無料で血統注目馬を紹介しています。
亀谷敬正、著作の本を紹介
安藤勝己の頭脳(競馬王新書)
JRAや笠松競馬で大活躍した名ジョッキー・安藤勝己さんとのインタビューを基にした書籍です。
安藤勝己さんがどんな思いを持って競馬と向き合っていたのかが分かるだけではなく、ジョッキーの心理など、馬券のタメになる情報も数多く記載されています。
馬券特効薬(ガイドワークス)
さすらいギャンブラーとして知られている藤代三郎さんとの共著になります。
なかなか馬券が的中しない藤代三郎さんに対し、亀谷敬正さんがレクチャーをする、という体で展開されていて、馬券的中に至るまでのヒントが随所に散りばめられています。
まとめ
『競馬予想TV!』の予想家に加わったことで知名度を一気に上げていった亀谷敬正さん。
血統ビームを基にした競馬予想はnetkeibaや競馬放送局という競馬サイトでご覧いただくことができます。
「血統を極めたい!」とお考えの方にとって、亀谷敬正さんは教科書のような存在になるはずですから、今後も亀谷敬正さんの予想を参考にして、自身の予想力を高めていってくださいね。
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