レース日程
レース名 |
アルゼンチン共和国杯(G2)東京芝2500m |
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日程 |
2016年11月6日(日)15:35 |
競馬場 | 東京競馬場/芝/2500m |
条件 | サラ3歳上オープン |
かつてはGⅠではやや足りない馬たちによる敗者復活戦的な意味合いが強いレースでしたが、近年は後にそれぞれジャパンカップ、有馬記念を制したスクリーンヒーロー、ゴールドアクターの親子に加えて、天皇賞・春で2着のフェイムゲームなど出世レースとしての意味合いが強くなりました。
このレースの勝ち馬は次走に加えて、その後も長く付き合っていくことで高配当にありつける可能性もありそうですね。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ⑫レコンダイト
休み明けの前走は今までにない先行策で直線失速してしまいましたが、昨年の目黒記念で2着、今年の目黒記念で4着とコース実績はメンバーでも明らかに上位で、実績に比べて1600万条件を勝ち上がったばかりのヴォルシェーブと同じ55キロで出走できるのは明らかに有利と言えそうです。
過去3年で2頭の連対馬を出しているハーツクライ産駒なのも好印象で、スローな展開が濃厚なメンバー構成において、前走先行したのは今回プラスに働く可能性が高そうです。
いい感じに人気も落ちているので、思い切って狙ってみたいと思います。
○ ⑪シュヴァルグラン
阪神大賞典勝ちに加えて天皇賞・春3着と、実績だけ見ればフェイムゲームと並んで今回のメンバーで最右翼と言えるでしょう。
2400m以上の距離では複勝率100%で、スタミナが問われやすい2500mの距離も全く問題なさそうです。
鞍上の福永騎手とも前走の宝塚記念以外は全て3着以内で、血統的にもハーツクライ産駒なのでプラスと考えると全く穴が無さそうですが、今回は休み明けで58キロという条件の分だけ対抗評価にしたいと思います。
▲ ⑥クリールカイザー
今年の春に1年の休み明けから復帰後、緩やかではありますが確実に復調気配を感じさせる内容で良化しており、特に近2走は直線一旦は先頭に立つ非常に内容の濃いレースでした。
2年前の同レースではフェイムゲームの2着しているようにコース実績は問題なく、非根幹距離に良績が集中しているのも今回に関しては大きなプラスでしょう。
鞍上の田辺騎手は先行して粘らせるのが抜群に上手いので、まだ人気の盲点になっている今回は十分狙う価値がありそうです。
△ ⑧フェイムゲーム
2年前の同レースの勝ち馬で、ダイヤモンドS2連覇もあるように無類の東京長距離重賞巧者です。
昨年の豪州遠征以降はやや精彩を欠いた走りが続いていますが、前走の宝塚記念以外は小差で走っており能力落ち自体は心配しなくても良さそうです。
今回は去勢後の休み明けとなりますが、気性の激しい馬ほどいきなり走れるタイプが多く、狙うとすれば思った以上に人気もなく休み明け初戦の今回でしょう。
乗り慣れた北村宏騎手に戻るのも好材料でしょう。
△ ⑬ヴォルシェーブ
今年の夏に1年半近い休養から復帰後、1600万条件を2戦でアッサリ勝ち上がったように、潜在能力自体はかなり高いものがありそうです。
3歳の頃は菊花賞にも出走したように長距離適性は高く、重賞で非常に成績が良いデムーロ騎手が継続騎乗できるのも好材料です。
ただ今回の55キロのハンデは他のOPクラスで実績のある馬と比べて明らかに見込まれており、かなり人気していることを考えても今回は敢えてこの評価に留めておきたいと思います。
まとめ
2400mと比べて100m距離が延びるだけですが、スタート後すぐに上り坂を走ることになり非常にスタミナが求められる舞台になることに加えて、ハンデ戦という要素が絡むことで荒れる臭いがプンプンします(笑)。
来週からのGⅠ7連戦に向けて少しでも軍資金を確保できるよう頑張りたいですね。
買い目
馬連 ◎12、○11、▲6、△8、△13 BOX 各100円
3連複 ◎12、○11、▲6、△8、△13 BOX 各100円 計2,000円