G1レースを何度も勝っている歴代の名馬たちは、生涯でどのくらいの賞金をゲットしているのでしょう?
歴代競走馬の獲得賞金のランキングをまとめました!
(2015年末時点、海外レースの賞金も含む)
歴代獲得賞金ランキングトップ10
1位 テイエムオペラオー(18億3,518万9,000円)
出典:wikipedia
1996年生まれ
皐月賞(1999年)
天皇賞春(2000年、2001年)
宝塚記念(2000年)
天皇賞秋(2000年)
ジャパンカップ(2000年)
有馬記念(2000年)
G1を7勝しただけではなく、2000年に8戦8勝(うちG1・5勝)というとんでもない記録を樹立した、20世紀最後のスーパーホース。
2位 ジェンティルドンナ(17億2,603万400円)
出典:wikipedia
2009年生まれ
桜花賞(2012年)
オークス(2012年)
秋華賞(2012年)
ジャパンカップ(2012年、2013年)
ドバイシーマクラシック(2014年)
有馬記念(2014年)
歴代4頭目となる牝馬三冠を達成したほか、3歳牝馬によるジャパンカップ優勝とジャパンカップ連覇、という日本競馬界史上初の出来事を立て続けに成し遂げた怪物牝馬。
3位 オルフェーヴル(15億7,621万3,000円)
出典:wikipedia
2008年生まれ
皐月賞(2011年)
日本ダービー(2011年)
菊花賞(2011年)
有馬記念(2011年、2013年)
宝塚記念(2012年)
ディープインパクト以来、史上7頭目となる牡馬クラシック三冠を達成した栗毛の暴れ馬。
気性が激しいステイゴールド産駒らしく、成績にムラがあったものの、凱旋門賞で2年連続2着に入るなど、ワールドクラスの実力馬として世界中の競馬ファンから知られています。
4位 ブエナビスタ(14億7,886万9,700円)
出典:wikipedia
2006年生まれ
阪神ジュベナイルフィリーズ(2008年)
桜花賞(2009年)
オークス(2009年)
ヴィクトリアマイル(2010年)
天皇賞秋(2010年)
ジャパンカップ(2011年)
強豪牡馬が勢ぞろいする天皇賞秋やジャパンカップを制している女傑。
勝ち切れないレースが多く、7度のG1銀メダルがあります。
2017年の牝馬クラシックの有力候補・コロナシオンの母親です。
5位 ディープインパクト(14億5,455万1,000円)
出典:wikipedia
2002年生まれ
皐月賞(2005年)
日本ダービー(2005年)
菊花賞(2005年)
天皇賞春(2006年)
宝塚記念(2006年)
ジャパンカップ(2006年)
有馬記念(2006年)
シンボリルドルフ以来となる無敗の牡馬クラシック三冠馬。
負けたのは2005年有馬記念(2着)と2006年凱旋門賞(失格)だけ、という抜群の安定感で日本競馬界を席巻しました。
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6位 ゴールドシップ(13億9,776万7,000円)
出典:wikipedia
2009年生まれ
皐月賞(2012年)
菊花賞(2012年)
有馬記念(2012年)
宝塚記念(2013年、2014年)
天皇賞春(2015年)
2012年から4年連続でG1タイトルを獲得した「新・芦毛の怪物」。
瞬発力勝負に弱く、高速馬場のレースでは苦戦を強いられましたが、スタミナ勝負になると驚異的なパフォーマンスを発揮しました。
7位 ウオッカ(13億3,356万5,800円)
出典:wikipedia
2004年生まれ
阪神ジュベナイルフィリーズ(2006年)
日本ダービー(2007年)
安田記念(2008年、2009年)
天皇賞秋(2008年)
ヴィクトリアマイル(2009年)
ジャパンカップ(2009年)
64年ぶりに牝馬で日本ダービーを優勝した、日本競馬史に残るヒロイン。
2008年の天皇賞秋では、同い年の牝馬・ダイワスカーレットと壮絶な叩き合いを演じました。
阪神ジュベナイルフィリーズ以外のG1勝利は全て東京競馬場で挙げていて、東京コースを大得意としていました。
8位 アドマイヤムーン(11億8,772万7,000円)
出典:wikipedia
2003年生まれ
ドバイデューティフリー(2007年)
宝塚記念(2007年)
ジャパンカップ(2007年)
3歳時の牡馬クラシック路線では活躍できなかったものの、2007年に国内外のG1を3勝し、年度代表馬のタイトルを獲得しました。
9位 ヴァーミリアン(11億6,860万7,500円)
出典:wikipedia
2002年生まれ
川崎記念(2007年、2010年)
JBCクラシック(2007年、2008年、2009年)
ジャパンカップダート(2007年)
東京大賞典(2007年)
フェブラリーステークス(2008年)
帝王賞(2009年)
ダートの中・長距離路線を中心に活躍し、JBCクラシック3連覇を含むG1・9勝をマーク。
デビュー当初は芝路線を歩みましたが振るわず、2005年秋以降、ダート路線に転向してから素質を開花させました。
10位 ゼンノロブロイ(11億1,560万8,000円)
出典:wikipedia
2000年生まれ
天皇賞秋(2004年)
ジャパンカップ(2004年)
有馬記念(2004年)
2004年に秋の古馬G1三冠を達成。
2005年にはイギリスのインターナショナルステークス(G1)に参戦し、クビ差の2着に健闘しました。
まとめ
1位のテイエムオペラオーから10位のゼンノロブロイまで、すべての馬が10億円を超える賞金を獲得しています。
10億円ホースであることは名馬の証でもありますし、獲得賞金が10億円を突破するようなスーパースターの登場を心待ちにしたいです。