レース日程
レース名 |
天皇賞・秋(GⅠ) |
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日程 |
2016年10月30日(日) |
競馬場 | 東京競馬場/芝/2000m |
条件 | サラ3歳上オープン |
国際GⅠ2勝馬(モーリス、エイシンヒカリ)に加えて、昨年覇者のラブリーデイや国際GⅠドバイデューティーフリー勝ち馬リアルスティールなど、フルゲートには満たないもののかなり面白そうなメンバーが揃いました。
実績的に明らかに劣る数頭を除けばほとんどの馬に勝つチャンスがあるだけに、オッズも割れて高配当も期待できそうです。
昨年的中したゲンの良いレースだけに、今年も的中できるよう頑張りたいですね。
それでは予想に入りたいと思います。
レース最終予想
◎ ⑮ラブリーデイ
以前から何度か予想でも触れてきましたが、良馬場前提という条件付きでこの馬を本命に推したいと思います。
宝塚記念では苦手の重馬場ながら一旦は自ら仕掛けて先頭に並びかける強い内容で、前走も枠順の分届かなかっただけで、休み明けとしては十分な内容でしょう。
本格化以降、良馬場の2000~2400mではほとんど崩れておらず、エイシンヒカリの逃げるペース次第になるでしょうが、昨年だけ走れば十分勝ち負けできそうです。
大外枠を引いてしまったのは大誤算でしたが、その影響もあってか今回はかなり人気も落ちそうなので、菊花賞に続いてのルメール騎手&池江厩舎コンビの勢いに期待します。
○ ①エイシンヒカリ
各方面で言われていますが、1枠1番を引いたことであの快速の貴公子を非常に強く連想させることになりましたね。
この枠ですぐ外に逃げたい馬が2頭いることを考えたら、おそらく武豊騎手はスタートさえ決まればやや速めのペースで逃げるのではないでしょうか。
この馬の最大の持ち味は、逃げ馬ながら『平均ラップをゴールまで刻むことができる』ことであり、後続に脚を使わせる形に持ち込めばおそらく最後まで失速することはないと思います。
もし前半絡まれてペースが予想以上に速くなった場合、最後に脚が鈍りそうなことを考えて対抗にしましたが、個人的には武豊騎手に18年前の忘れ物をぜひ取り返して欲しいと強く思っています。
▲ ③アンビシャス
戦績を見直してみると、外国人騎手が乗った時は後方から末脚を活かす競馬を、日本人騎手(というか横山典騎手)が乗った時は先行する競馬といったように、騎手によって自在に競馬ができるのはこの馬の強みでしょう。
宝塚記念では重馬場に加えてキタサンブラックが刻む淀みない流れで完全にスタミナ切れの大敗でしたが、まだ前残りの傾向が強く良馬場で開催できそうな今回は、エイシンヒカリが多少速いペースで逃げても粘れるだけの力はあるでしょう。
この馬もエイシンヒカリ同様どこから競馬をするか読みにくく困ったものではありますが(笑)、東京2000mで絶対的に有利な内枠を活かして好走を期待します。
△ ⑧モーリス
盛んに議論されている2000mの距離についてですが、個人的見解としては『ベスト距離は1600~2000m、馬場とペース次第で2400mでも対応可能』と思っています。
というか、スクリーンヒーロー×カーネギーという重めの血統で、これだけマイルで強いこと自体が不思議でしょうがないです(笑)。
前走の札幌記念では2000mでも折り合いを欠くことがなかったことからも、エイシンヒカリが刻むであろう早めの流れなら折り合いもつきやすく、9戦連続連対中の実績と勢いはこのメンバーでも最上位でしょう。
ただ、ムーア騎手騎乗でかなり人気が被りそうなことを考えて、能力は十二分に認めつつ今回はこの評価にしたいと思います。
△ ⑭ステファノス
前走の毎日王冠では直線で前が壁になり、さらに外伸び馬場で内を突く不本意な形となっての5着で完全に不完全燃焼の内容でした。
逆に消耗といった面では非常に少なく、過去の予想で何度も言ってますが、『本番にキッチリ仕上げてくる藤原英厩舎』は非常に不気味な存在と言えます。
成績が示すように、叩き2戦目は5戦4連対(2勝2着2回)で得意としており、昨年も外枠から2着まで追い込んだように、展開に左右されないのも好印象です。
今回は予想以上に穴人気しそうなので昨年ほどの旨みはなさそうですが、単勝20倍以上つくようなら必ず買い目に入れておきたい1頭です。
まとめ
これだけ展開が読みにくいレースも久しぶりで非常に困惑してますが、そういった時ほど展開を決め打ちして予想することが大事だと思います。
エイシンヒカリには是非ともハイペースで逃げてもらって、本当に強い馬だけが生き残るようなサバイバルレースを期待してレースを楽しみたいと思います。
買い目
単勝 ◎15 1,000円
馬連 ◎15 → ○1、▲3、△8、△14 各300円
馬単 ◎15 → ○1、▲3、△8、△14 各200円 計3,000円