皆さんにはお気に入りの競走馬はいますか?
つい先日行われた菊花賞を制したサトノダイヤモンドの強さに惚れ込んでファンになった、という方もいらっしゃるかと思います。
強い馬が強いレースを見せるところも魅力的ですけど、高知競馬にいたハルウララのように負け続ける事でファンが多くなる馬が存在するのも競馬の面白いところですよね。
ここでは、競馬の歴代人気馬ランキングトップ15を独自に作成したので、紹介したいと思います。
15位 ブエナビスタ
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ブエナビスタの2世代前にはウオッカやダイワスカーレットなど、牝馬でありながら牡馬混合レースで高い成績を誇る馬が人気を集めていました。
ブエナビスタもそれに続き、牝馬ながらジャパンカップや天皇賞秋などを勝利し、多くのファンを獲得しています。2歳から5歳まで全ての年でJRA賞を受賞していることも特徴です。
引退後は繁殖馬として期待されています。
>> ブエナビスタ産駒の特徴、距離適性。コロナシオンへの不安と期待
14位 クロフネ
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クロフネはアメリカ生まれの外国産馬です。
芝とダート両方のG1レースを勝利しており、どちらも大差をつけレコード勝ちを収めています。芝ではNHKマイルカップ、ダートはジャパンカップダートで勝利し、特にダートでの強さは多くのファンや関係者に高く評価されています。
芦毛の馬体を持つクロフネですが、ちょうどクロフネがクラシックに出走する年に外国産馬もクラシックに出走できるようになり、オーナーが開放初年度のダービー勝利を願って「クロフネ」の名をつけたエピソードも知られています。
>> ダートの怪物!クロフネ産駒の成績、特徴、距離適性、2016年デビュー産駒
13位 ステイゴールド
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ゴールドシップやオルフェーヴルの父としても有名なステイゴールドですが、競走馬時代から個性的な一面を見せていました。
長い間勝ちきれないレースを続け、2着3着が非常に多い戦績からシルバーコレクター、善戦ホースと呼ばれることもあります。
当時の名馬としては非常に出走が多く、通算50戦目にしてG1レースを勝利します。海外のレースではG2レースのドバイシーマクラシックで1着、G1レースの香港ヴァーズで1着と強さを見せました。
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12位 ウオッカ
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ウオッカは牝馬としてダービーを勝利し、64年ぶりの快挙を成し遂げました。ウオッカの後にダービーを制した牝馬は今も現れていません。
古馬になってからも牡馬混合G1で活躍しましたが、同世代のダイワスカーレットとの対決もファンの記憶には強く印象づけられています。
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11位 エルコンドルパサー
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エルコンドルパサーは日本調教馬として初めて凱旋門賞で2着となり、大きな話題を呼んだ馬です。元々の出生はアメリカですが、日本でデビューしNHKマイルとジャパンカップを勝利しています。
5歳時はフランスへ長期遠征し、凱旋門賞2着の成績を残し引退しています。この年には1度も日本で走ることなく年度代表馬に選出されるなど、多くの人乗記憶に残る名馬です。
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10位 エアグルーヴ
エアグルーヴは繁殖馬としても人気の高い名馬ですが、競走馬時代にも素晴らしい成績を残しています。牝馬限定戦のオークスだけでなく、古馬になってからは牡馬混合レースを複数勝利するなど強さを見せています。
古馬G1レースの勝利は天皇賞秋のみですが、バブルガムフェローやエルコンドルパサーと接戦を演じるなど能力の高さを示しました。
>> エアグルーヴの産駒一覧、歴代代表産駒の紹介。最後の産駒ショパンの成長に注目!
9位 サイレンススズカ
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サイレンススズカはG1制覇は5歳時の宝塚記念の1勝にとどまるものの、人気の高い名馬の一頭です。本格化した5歳時には重賞では逃げを打ち大差で勝利するなど強さが目立ち、ファン投票でも上位を獲得していました。
しかし4連勝後に出走した天皇賞秋で故障を発生し予後不良となったことから、今でも悲運の名馬として語り継がれています。
>> 永遠の疾風!サイレンススズカの魅力とは?悲劇のレース天皇賞秋
8位 トウカイテイオー
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トウカイテイオーは皐月賞とダービーを勝利した2冠馬です。また古馬になってからは、ジャパンカップや有馬記念などを制しました。
国際G1競走を日本の調教馬として初めて勝利したのもこの馬です。
トウカイテイオーの魅力は、度々の故障がありながらも復帰後に強さを見せ続けたところです。ダービー後の故障の際は翌年の大阪杯から復帰しましたが、断然の1番人気に応えて勝利しています。また5際の有馬記念後にも筋肉を痛め、復帰レースの予定前には骨折が判明するなどトラブルが続きました。
結局復帰まで364日を要したのですが、トウカイテイオーは復帰戦である有馬記念を勝利しています。その後は再びの骨折によってターフを去りましたが、多くの人の記憶に残る名馬です。
7位 オルフェーヴル
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破天荒なイメージの強いオルフェーヴルは、ファンの多い競走馬です。クラシック3冠のみならず、古馬になってからも宝塚記念、有馬記念などを勝利しています。
オルフェーヴルのイメージを決定づける出来事として、2012年の阪神大賞典でのレースぶりをあげることができます。阪神大賞典では3冠ホースとしてどのようなレースを見せるのか、多くのファンが期待していました。
しかしオルフェーヴルはこのレースで3コーナー前から先頭に立っただけでなく、そのまま逸走し後方まで下がると言う一般的な名馬にはない失態を見せてしまいます。しかし一度後退したはずのオルフェーヴルは、その後再度加速し上がり3ハロン最速の足で2着まで盛り返しました。
その後も天皇賞春で不可解な凡走をした後、宝塚記念では他馬を寄せ付けない強さを見せるなど不思議な魅力を持った名馬です。
>> オルフェーヴル産駒の特徴、距離、コース別適性 産駒デビューは2017年から
6位 キタサンブラック
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2017年はキタサンブラックがラストランである有馬記念を勝利し、大いに盛り上がりました。武豊騎手が騎乗してからはファン投票でも1位を獲得し、数々のGレースを勝利しています。
3歳クラシックでは菊花賞を制したのみですが、古馬になってから充実期を迎え安定した成績を誇りました。
5位 テンポイント
馬体が美しかった事はもちろん、額にある流星がトレードマークだった事から「流星の貴公子」との愛称で親しまれた昭和期の名馬です。
トウショウボーイ、グリーングラスと共に「TTG」を形成。
G1勝利は2つ(天皇賞春、有馬記念)だけでしたが、1978年の日経新春杯で骨折し、長い闘病生活の末、力尽きる、という悲劇的な最期を迎えた「悲運な名馬」として知られています。
>> 流星の貴公子!テンポイントの血統、馬名の由来、宿敵トウショウボーイと現役時代
4位 ゴールドシップ
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芦毛馬のJRA・G1最多勝記録を持っている「新・芦毛の怪物」。
史上初めて宝塚記念の連覇(2013年・2014年)を決めた馬でもあります。
勝つ時には物凄いパフォーマンスを見せ、負ける時には全く走る気を起こさない、という破天荒なレースっぷりが話題になり、多くのファンを獲得。
2015年の宝塚記念では、ゲート内で立ち上がってしまい、スタートで大きく出遅れ、1番人気を裏切ってしまいましたが、ファンが離れる事はありませんでした。
3位 ディープインパクト
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シンボリルドルフ以来2頭目となる無敗の牡馬クラシック三冠馬。
数多くの名馬の背中を知る武豊騎手でさえも驚くような走りを見せていたディープインパクト。
違う生き物が走っているのか、と錯覚してしまうくらい、他馬との力の差が圧倒的でした。
ディープインパクトに黒星がついたのは、2005年の有馬記念と2006年の凱旋門賞の2回。
己の強さだけで多くの競馬ファンの心を奪ったのは、後にも先にもディープインパクトだけでしょう。
>> ディープインパクトはどこがすごい?伝説と言われたレース、理由を解説
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