※2017年5月17日 追記
2017年デビューエイシンフラッシュ産駒の注目馬をまとめました。こちらも参考にしてみてください。
【POG2017-2018】エイシンフラッシュ産駒注目の10頭を紹介!【種付け料・頭数&産駒の評判・特徴】
「最強世代」と呼ばれた超ハイレベル世代のダービー馬・エイシンフラッシュ(父キングズベスト)は、非常に鋭い末脚を武器として、天皇賞秋も制した名馬です。
外国産馬でありながらも、同じく外国人ジョッキーのミルコ・デムーロとのコンビで制した天覧競馬のゴール後の人馬のパフォーマンスは、多くの日本人のこころを打つワンシーンとして未だ記憶に新しいところです。
そのエイシンフラッシュもすでに種牡馬として「仕事」を順調にこなし、毎年なかなかの数の産駒を次々と生み出しています。
ちょうど1年後輩の三冠馬オルフェーヴルと時期を同じくしてスタッドインしていますので、産駒のデビューはいよいよ来年に迫っています。
もちろんまだ産駒はデビューを果たしていませんので、ここでは良血とされるエイシンフラッシュ産駒にスポットを当ててみたいと思います。
良血のエイシンフラッシュ産駒
父方はキングマンボ系のエイシンフラッシュですが、母方は、近年世界的に注目が集まりつつあるドイツ血統(ズルムー系)です。
特に牝系はヨーロッパの血が濃い印象の血統背景にあるエイシンフラッシュは、やはりサンデーサイレンス(系)を持った牝馬との交配が可能ということで、非常に人気が高い種牡馬です。
同系のキングカメハメハがすでに素晴らしい結果を残していますので、同じダービー馬のエイシンフラッシュも、産駒の活躍は大いに期待されるところです。
スカーレットレディの2015
中でも、兄にダートで大活躍したヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)がいるスカーレットレディの2015(母の父サンデーサイレンス)は、なかなか重厚な血統背景で、現在の日本の競馬には合わない可能性があるものの、しかしうまくいくと超大物が出現する可能性も考えられます。
ホーネットピアスの2015
あとは、少しマイナーながらも母はクラシックでも活躍したホーネットピアスの2015(母の父サンデーサイレンス)も、未だ大物が出ていないだけに、父がエイシンフラッシュに替わってそろそろ大物出現の予感もあります。
ソリッドプラチナムの2015
他にも、重賞勝ちがあるソリッドプラチナムの2015(母の父ステイゴールド)など、やはりどうしてもサンデーサイレンス系の牝馬との配合に目がいってしまいます。
まとめ
エイシンフラッシュというと、どんなときでも黒光りするピカピカの好馬体が印象的でしたが、そうした良さが引き継がれるようだと、種牡馬として素晴らしい成績が期待できるのではないでしょうか。
また、名種牡馬の条件として、サンデーサイレンスはもとより、ディープインパクトやステイゴールドのように、母系・牝系の良さを伝えるという側面も重要です。
そのあたりがエイシンフラッシュに備わっているかどうかが、種牡馬としての成功のカギになるでしょう。