競馬初心者から上級者まで楽しめる競馬情報サイト

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

豪快!競走馬の走り方の種類とそれぞれの特徴、ギャロップとは?

 

人間では考えられないようなスピードで競馬場のコースを走り抜けていく競走馬たち。

 

でも、競走馬は常に全力疾走しているわけではありませんよね。

 

馬特有の走り方を上手く使い分けながら、競馬のレースに挑んでいます。

 

ここでは、「ギャロップ」など馬の走り方の種類とそれぞれの特徴を分かりやすく解説していきます!

 

馬の走り方の種類

 

常歩(なみあし)

人間の「歩き」に該当します。

 

右の後ろ脚、右の前脚、左の後ろ脚、左の前脚、という順に脚を動かしていき、首で大きな体のバランスを保ちながら歩いていきます。

 

常歩は乗馬の基本的な動きになりますので、常歩をマスターすることが馬乗りになる第一歩といえます。

 

 

速歩(はやあし)

人間の「速歩き」に該当します。歩くことと走ることの中間に位置する動きです。

 

走るというよりは、跳ねながら歩いている、というイメージが強く、乗り手に馬の背が当たるため、乗り手がお尻を痛めるケースが多いようです。

 

レース前にある本馬場入場の時に、騎手が体を上下させてリズムを取っているシーンを見たことがあるかと思いますが、この時の走り方が「速歩」になります。

 

 

駈歩(かけあし)

人間の「走る」に該当します。

 

競馬では「キャンター」と呼ばれていて、本馬場入場後の返し馬の時に披露する走りが「駈歩」となります。

 

常歩や速歩よりも落馬のリスクが高く、馬乗りの上級者がマスターする走り方でもあります。

 

 

襲歩(しゅうほ・ギャロップ)

人間でいうところの「全力疾走」に該当します。

 

馬の走り方の中で最も速いスピードが出る走り方で、「襲歩」で速いスピードを出せる馬が競馬で活躍します。

 

最速の走り方、襲歩(ギャロップ)とは?

襲歩(ギャロップ)は以下に挙げる3つの走り方に分かれます。

 

交叉襲歩(こうさしゅうほ)

競走馬の基本的な走り方です。背中の位置を安定させて走るので、疲労が少なく、効率的な走り方になります。

 

レース中の大部分の走り方は「交叉襲歩」なのです。

 

 

回転襲歩

最速時速が100キロを超えるチーターのように、背中を屈伸させて加速をつける走り方です。

 

一気にスピードは速くなるため、スタミナの消費が激しく、50mほどしか「回転襲歩」で走ることができません。

 

競馬ではスタート直後に「回転襲歩」の走り方になります。

 

 

ハーフバウンド

スタートゲートから出る時に使われる走り方です。

 

走るというよりも飛び出すという表現が合っている走り方で、回転襲歩よりもスタミナ消費が大きくなります。

 

競走馬は交叉襲歩で走ることがほとんどですが、スタートゲートを出る時はハーフバウンドの走り方になって、そこからダッシュをつける時は回転襲歩で走ります。

 

「ハーフバウンド」⇒「回転襲歩」⇒「交叉襲歩」という順に競走馬は走り方を変化させるのです。

 

まとめ

馬には「常歩」「速歩」「駈歩」「襲歩(ギャロップ)」という4つの走り方があり、「襲歩(ギャロップ)」は「交叉襲歩」「回転襲歩」「ハーフバウンド」という3つの走り方に分かれています。

 

ただ走るのではなく、色々な走り方を使い分けて走っていることを知れば、さらに競馬を面白く観戦することができますよね。

 

こちらの記事もおすすめ

>> 競馬の先行馬とはどんな馬?逃げ馬との違い、先行馬が有利なシチュエーション

 

>> 重馬場に有利な脚質は?一番影響を受けるのはダートレース

 

>> 競走馬(サラブレッド)は時速何キロで走ってる?長距離の場合は?

 

>> 競馬の脚質の種類。逃げ、先行、差し、追い込み馬の違いと特徴

 

トップへ戻る