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競馬の黄金配合とは?ニックスの意味と代表的な血統の組み合わせ

 

競馬における黄金配合とニックスという言葉の意味をご存知でしょうか?

 

初めて聞いた方も、聞いたことはあるけど具体的にどういうときに使うのかわからないという方もいると思います。

 

ここでは、黄金配合とニックスの意味と代表的な黄金配合にについて紹介します。

 

競馬における黄金配合、ニックスの意味

ニックスとは相性の良い系統のことを言い、黄金配合とは、特定の父と母父の組み合わせで、抜群に結果を出しているものを言います。

 

 

代表的なニックス血統

一昔前、サンデーサイレンスとノーザンダンサー系の相性が良く、ニックスと呼ばれた時代がありました。

 

例えば、ディープインパクトも、サンデーサイレンス×Alzao(ノーザンダンサー系)の組み合わせです。

 

他には、スペシャルウィークも、サンデーサイレンス×マルゼンスキーで、相性の良さが競走成績に表れています。

 

同じくダービー馬ロジユニヴァースも、ネオユニヴァース×Cape Cross(ノーザンダンサー系)でニックス配合です。

 

他にはノーザンダンサー系とブラッシンググルーム系などもニックス配合で、少し前ではテイエムオペラオーがオペラハウス×Blushing Groomでニックスになっています。

 

特に、最近は以下血統の組み合わせがいわゆる黄金配合としてトレンドになっています。

 

ディープインパクト×Storm Cat

キズナ、アユサン、エイシンヒカリ、リアルスティール、ラキシス、サトノアラジン、ヒラボクディープなど。

 

2000~2400m前後の距離に強く、近年の2400mは芝が高速化しており、スタミナだけでは勝てないので、いい意味でStorm Catのスピードが生きている血統といえるでしょう。

 

 

ディープインパクト×フレンチデピュティ

ショウナンパンドラ、マカヒキ、ウリウリ、ラストインパクト、カミノタサハラ、マウントシャスタなど。

 

こちらも、2000~2400m前後の大レースで結果を出しており、ニックス配合といえると思います。

 

ノーザンダンサー系ながら、速い馬場に適性のあるフレンチデピュティがディープインパクトのスピードを伸ばしている印象があります。

 

 

ディープインパクト×Unbridled(Unbridled’s Songも含む)

ダコール、ダノンバラード、ダノンプラチナを輩出しており(これらは皆、母が異なることもポイント)、あまり知られていないですが、意外に相性の良い血統であるといえます。

 

 

ステイゴールド×メジロマックイーン

ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップ、フェイトフルウォーなど。

 

三冠馬のオルフェーヴルを出した黄金配合の一つ。

 

生産者が夢を見ているのか、最近ステイゴールド産駒はこの配合が結構増えています。

 

ただ、当たりはずれも大きく、リヤンドファミユはOP特別止まりで、兄たちには遠く及ばないレベルの馬です。

 

切れ味でなく、スタミナの生きる持続力勝負になりやすい有馬記念や宝塚記念にめっぽう強く、ゴールドシップは宝塚記念を3連覇、ドリームジャーニーやオルフェーヴル兄弟でも宝塚記念、有馬記念を計5勝しています。

 

参考記事

>> 宿命を果たした名馬!メジロマックイーンの産駒とステゴ配合、BMSとしての資質

まとめ

黄金配合などは、競馬マスコミなどで大々的に広められているため、現時点ではうまみがないですが、これまでとは異なる配合で相性の良い組み合わせを探すことが馬券戦略上(またペーパーオーナーゲームなども)も重要であると思われます。

 

ディープインパクトは、意外に短距離系と思われている種牡馬(Storm Catなど)と相性が良いのも特徴です。

 

これからまた新たな相性の良い血統の組み合わせが発見されていくと思われますが、ぜひみなさんもまだスポットが当たっていない好相性の組み合わせを見つけてみてください。

 

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