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貴重な血統!サンデーサイレンス系でない種牡馬一覧

サンデーサイレンス

出典:wikipedia

 

現在の日本競馬はサンデーサイレンスの孫の争いと言えるほど、血統のどこかにサンデーサイレンスが入っている馬がとても多いです。

 

世界の競馬において、過去にもこういった特定の片寄った血統が繁栄したケースは多々ありますが、必ずいつかは衰退の道を辿ります。

 

そこで、ここでは血統にサンデーサイレンスを持たない種牡馬を何頭かご紹介いたします。

 

 

現在活躍中の非サンデー系種牡馬5頭

 

キングカメハメハ(父Kingmambo、母父ラストタイクーン)

現在、サンデー系種牡馬圧倒の中にあって、唯一同等の戦いをしているのがこのキングカメハメハ。

 

2008年度から産駒が登場し、2010~2011年はリーディングサイアー1位で2012年からはディープインパクトに譲っているものの、毎年2位をキープしており、非サンデー系の種牡馬としてはダントツです。

 

代表産駒はルーラーシップ・ロードカナロア・ラブリーデイ・ドゥラメンテなどです。

 

>>  キングカメハメハ産駒の特徴、コース別成績、適性

 

クロフネ(父フレンチデピュティ、母父Classic Go Go)

2005年度から産駒がデビューしていますが、初年度からフサイチリシャールを出し、その後もコンスタントにリーディングトップ10に入っています。

 

本馬と同じ芦毛の活躍馬が多いのも特徴です。

 

代表産駒はフサイチリシャール・スリープレスナイト・カレンチャン・ホエールキャプチャなどです。

 

>>  ダートの怪物!クロフネ産駒の成績、特徴、距離適性、2016年デビュー産駒

 

シンボリクリスエス(父Kris S、母父Gold Meridian)

産駒デビューは2007年からで、2009~2014年までリーディングの3~4位をキープしていました。

 

昨年はベスト10から漏れましたが、2008年からの産駒の重賞勝利は継続中です。

 

BMS(母父)としての成績は年々上昇中です。

 

代表産駒はサクセスブロッケン・サンカルロ・エピファネイア・ヤマカツライデンなどです。

 

>>  シンボリクリスエスの血統、種付料、産駒の特徴、成績。長距離、重馬場の適性は?

 

タニノギムレット(父ブライアンズタイム、母父クリスタルパレス)

サンデーサイレンス全盛の時はトニービン・ブライアンズタイムがライバル種牡馬でしたが、タニノギムレットはそのブライアンズタイムの貴重な後継種牡馬です。

 

初年度からウォッカを出して幸先よいスタートを切りましたが、その後はちょっと伸び悩んでいるようです。

 

ブライアンズタイムがそうでしたが、時々大物食いの馬を出してましたのでこの馬にも引き続き期待しましょう。

 

代表産駒はウォッカ・ニシノブルームーン・ハギノハイブリッド・ブラックスピネルなどです。

 

 

ハービンジャー(父Dansili、母父Bering)

日本不出走で持ち込みの種牡馬としてはこの馬が一番でしょうか。

 

今年で産駒が3年目になりますが、今年は現時点でリーディング10位と頑張っています。

 

下級条件での活躍が多く、まだ大物といえるような馬は出ていませんが、これからの馬に期待しましょう。

 

代表産駒はトーセンバジル・ベルーフ・テルメディカラカラなどです。

 

 

これからの活躍が期待される非サンデー系種牡馬4頭

 

ルーラーシップ(父キングカメハメハ、母父トニービン)

今年度から産駒がデビューしたてで、出走もまだ7頭ですので、リーディング争いうんぬんはまだですが、血統的に父キングカメハメハに母エアグルーヴで、どちらも超良血ですので、今後一番期待が持てそうな種牡馬です。

 

代表産駒はデビュー2連勝中のキングズラッシュです。

 

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エイシンフラッシュ(父キングズベスト、母父プラティニ)

今年度産駒が誕生し、来年度に仔がデビューしますが、初年度の産駒が131頭と、非サンデー系の中でも産駒の多い、逆に言うと期待の窺える種牡馬です。

 

母父プラティニはGI馬で、ジャパンカップにも出走し14番人気ながら4着した馬で、日本の馬場適性も疑うところなしですので、来年からの産駒に期待です。

 

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ロードカナロア(父キングカメハメハ、母父Storm Cat)

近年の短距離最強といってもいい馬ですので、仔に期待するのは当然でしょう。

 

初年度産駒も155頭いて、来年のデビューが楽しみです。

 

この馬とルーラーシップがキングカメハメハの後継種牡馬になるかもしれませんね。

 

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トーセンジョーダン(父ジャングルポケット、母父ノーザンテースト)

個人的に期待しているのがこの馬です。

 

GⅠは天皇賞(秋)だけですが、トニービンの後継がジャングルポケットくらいしかいませんので、この貴重な血を受け継いで欲しいと思います。

 

母父がノーザンテーストですので、これもサンデー以前に日本を圧巻した種牡馬ゆえに、ワンクッションおいた血統の妙味に期待です。

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まとめ

こうして見てみると、サンデー系の後継は今のところキングカメハメハが一歩リードといった感じです。

 

今後はもう少しバラけた、オリジナリティのある種牡馬の戦いになって欲しいと思います。

 

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