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ボールドルーラー系種牡馬、母父一覧と産駒の特徴、コース・距離適性

 

ボールドルーラー系の種牡馬の特徴や母父として入ったときの特徴を紹介します。

 

ボールドルーラー系とは

ボールドルーラー(Bold Ruler)の父Nasrullahは、ボールドルーラー以外にも多くの名種牡馬を輩出しています。

 

グレイソヴリン、プリンスリーギフト、レッドゴッド、ネヴァーベンド、セクレタリアトなどスピードに優れる多くの種牡馬の祖を送り出しています。

 

ボールドルーラーは北米生まれということもあり、ダート戦に強いのも特徴です。

 

数多くの種牡馬を世に送り出しましたが、今、活力があるのは、シアトルスルーの系統のみで、同系統の種牡馬が多く日本に輸入されています。

 

 

ボールドルーラー系種牡馬一覧

パイロ

Mineshaft

カジノドライヴ

Pulpit

Tapit

Malibu Moon

シニスターミニスター

など

 

 

ボールドルーラー系母父一覧

Seattle Slew

Capote

ボストンハーバー

ロイヤルスキー

など

 

 

ボールドルーラー系の特徴

現在、ボールドルーラー系で生き残っている系統はシアトルスルーを祖とする系統です。

 

日本に導入される種牡馬も米国産馬ばかりということで、マイル~中距離のダート戦が主戦場になっています。

 

近年の代表産駒は、カジノドライヴ(父Mineshaft)、テスタマッタ(父Tapit)、インカンテーション(父シニスターミニスター)など。

米国系種牡馬らしく、時計の速いダートが得意で、札幌、函館、京都などの時計の出やすいダートコースで実績があります。

 

ダート戦での回収率も非常に良く、非ダート血統で人気になっている馬を狙うよりも利益が出せそうです。

 

ただし、パイロ産駒からフェアリーSを勝ったビービーバーレルを輩出しており、調教師があまり使っていないだけで、芝が全くダメというわけではない可能性があります。

かつてNHKマイルCを勝ったシンボリインディも、父A.P.Indyです。

 

母父に入ると、父系ほどダート血統を全面に出さず、芝の一流馬も多く輩出しています。

 

母父ロイヤルスキーのアグネスタキオン、アグネスフライト兄弟、母父Well Decoratedのエアシャカール、の母父Bel Bolideのマツリダゴッホ、母父Seattle Slewのリーチザクラウンなど、サンデーサイレンス系の種牡馬と相性が良いようです。

 

また、Capoteは父系ではセレクトグリーンなど、ダート短距離専門馬が多かったのですが、母父でカポーティスター(父ハーツクライ)を輩出したように、父系の良さをスピードという形で補強しているイメージもあります。

 

また、父サクラバクシンオー×母父ボストンハーバーの配合では、ベルカントを輩出しており、父系のスピードをさらに補強する傾向もあるようです。

 

 

まとめ

基本的にはダート系統なので、ダートで狙っておいしい父系です。

 

稀に芝でも来ることがありますが、事故のようなものです。

 

母系に入ると、ミスプロ系と同じように父系の良さを殺さない傾向があるようです。

 

特にサンデーサイレンス系の種牡馬と相性が良いようです。

 

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