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減量騎手の条件と一覧、マークの意味。回収率は他と比べて良いのか?

競馬新聞の騎手欄を見ていると名前の横に▲△☆のマークが付いています。

 

このマークは減量騎手を意味していますが、マークによって何が違うのか?減量する意味や減量騎手のメリットを探っていきたいと思います。

 

減量騎手の意味と条件

そもそも減量騎手が誕生した理由として、新人騎手は一般的にベテランの騎手と比べて騎乗技術が低いということがいえます。

 

これを運転免許に例えると、分かりやすいかもしれません。

 

免許取りたてのドライバーと何年も運転歴のあるドライバーとでは腕の差は明らかに違いますよね。

 

仮に同じレースに騎乗した場合でも、ベテラン騎手に新人騎手は騎乗技術においてどうしても劣ってしまいます。

 

このままでは騎乗を依頼する調教師や馬主さんもベテラン騎手にばかり依頼することにもなりかねません。

 

そこで新人騎手にも多くの騎乗機会と新人育成を兼ね備えた減量制度が導入されました。

 

ただし減量の恩恵を受けれるのは免許取得期間が5年未満で勝利度数が100回以下の騎手になります。

 

勝利度数に合わせて減量となる重量も変わってきます。

 

更にどんなレースにも適応されるわけではありません。

 

特別競走とハンデキャップ競走は減量の対象にはなりません。

 

昔から競馬では「斤量1キロにつき1馬身」という格言があり、最大3キログラムの減量の恩恵は新人騎手にとって大きなメリットと言えます。

 

勝利度数

減量

30回以下

マイナス3キログラム

31回以上50回未満

マイナス2キログラム

51回以上100回未満

マイナス1キログラム

 

 

2016年 減量騎手の一覧

2016年9月時点での減量騎手として騎乗している騎手の一覧をご紹介します。

菊沢 一樹 

木幡 巧也 

藤田 菜七子 

荻野 極  

坂井 瑠星 

森 裕太朗 

野中 悠太郎 

加藤 祥太 ☆

鮫島 克駿 ☆

三津谷 隼人 

石川 裕紀人 ☆

井上 敏樹 △

木幡 初也 △

小崎 綾也 ☆

義 英真 △

伴 啓太 △

岩崎 翼 ☆

城戸 義政 △

長岡 禎仁 ☆

原田 和真 △

中井 裕二 ☆

         

総勢21名のジョッキー達が減量騎手として活躍中です。

 

注目はやはり16年ぶりに誕生した女性ジョッキーの藤田菜七子騎手になります。

 

デビュー当時は菜七子フィーバーで社会現象となりました。

 

現在は少し落ち着いた感もありますが馬券云々は置いといて応援したい減量騎手の一人ですね。

 

また騎乗技術や将来性を考えるなら石川裕紀人ジョッキーが一押しです。

 

新人の内はなかなかレースの騎乗依頼も少ない中で既に重賞レースにも数多く乗っていますし、ジョッキー憧れの日本ダービーに今年イモータル号で騎乗しました。

 

現在はケガで療養中ですが減量騎手卒業の日も近いでしょう。

 

まとめ

・減量騎手はデビューから5年未満で勝利数100回未満の騎手

・特別競走とハンデキャップ競走は減量の対象にはなりません。

・一押しは藤田菜七子、石川裕紀人騎手

 

減量の図参考URL:http://jra.jp/kouza/yougo/w211.html

2016年度減量騎手参考URL:http://jra.jp/datafile/meikan/young.html

 

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