ビッグレッドファーム2016期待の新馬
エスティーム(牡)
父:ロージズインメイ
母:フラワーハット (ハーツクライ)
厩舎:所属未定(公営所属予定)
生産:岡本昌市氏
同牧場の育成場の中で1番時計を出しており、坂路の史上最高タイムも更新したことで岡田総帥が非常に高評価している1頭です。
調教ではOP馬とも互角の動きを見せており、同時期のコスモバルクやマイネルレコルトと比べてもレベルが違い、英国ダービーを目指していくとの事です。
コスモス(牡)
父:フリオーソ
母:カーラ (ゴールドアリュール)
厩舎:所属未定(公営所属予定)
生産:中神牧場
岡田総帥が札幌2歳Sを制したトラストの代わりに英国ダービーに連れて行こうとしている1頭で、牧場で古馬の重賞馬をあっさり置き去りにするほど鋭い動きを見せており、エスティーム同様非常に評価の高い1頭です。
順調に調整が進められており、10月以降に地方の川崎でデビューを予定しているとの事です。
ヴォカツィオーネ(牝)
父:カジノドライブ
母:アントワープ (キングカメハメハ)
厩舎:田所(栗東)
生産:上水牧場
祖母フランダースの姉ビリーヴは短距離GⅠ2勝馬で、調教での動きからダートの短いところに適性がありそうです。
スピード、パワーともに十分あり、常歩でもハミを噛んで進んで行くくらい前向きさがあるので、早い時期の1000~1200mであれば芝でも十分対応できそうです。
マイネルフェアネス(牡)
父:アイルハヴアナザー
母:フェアナタリー (ダンスインザダーク)
厩舎:宮(栗東)
生産:斉藤英牧場
牝系に種牡馬のキンググローリアスがいる血統で、今年新種牡馬の父の産駒の中では一番馬格があり、距離に対する融通性もありそうです。
休みを挟むたびに馬体があか抜けて高水準で動くようになっているので、デビューまでにまたもう一段階良くなる余地がありそうです。
マイネルケントニス(牡)
父:Warrior’s Reward
母:Day of Victory (Victory Gallop)
厩舎:西園(栗東)
生産:Lakland Farm(米)
最初はひ弱でしたが、調教と共に体に肉がついてきて馬体に幅が出てきました。
調教タイム自体は平均的なモノですが、もう少し後躯がしっかりしてくればもっと良くなる余地があります。
走りや血統から芝・ダート兼用で、距離も中距離前後に適性がありそうです。
マイネルヴンシュ(牡)
父:ステイゴールド
母:マイネシャローナ (コマンダーインチーフ)
厩舎:水野(美浦)
生産:ビックレッドファーム
半兄のコスモオオゾラは弥生賞(GⅡ)勝ち馬で血統的にも期待の高い1頭ですが、現状パワー不足で中身が伴ってきていない面があります。
見た目より馬体重がないので、調教を進めつつ馬体の成長を待っている段階ではありますが、父の産駒は突然変わることが多いので、デビューまでじっくり進めていきたいとの事です。
マイネルアーデル(牡)
父:キャプテントゥーレ
母:プレシャスラバー (ペンタイア)
厩舎:田村(美浦)
生産:乾皆雄氏
半兄のナリタクリスタルは重賞3勝馬で、まだソエが固まってない面が見られるも乗り込み自体は順調に進められてます。
いかにも瞬発力がありそうな動きを見せており、調教を進めてもバテない体力は魅力です。
芝の短距離が合いそうで、もう少し馬体が絞れたらデビューも近いでしょう。
キューンハイト(牝)
父:ディープインパクト
母:マイネアクティース (タマモクロス)
厩舎:高木(美浦)
生産:ビッグレッドファーム
かなり馬体が小さく体力不足が目立っていましたが、徐々に体重も増えてきて順調に調教をできるようになってきました。
まだ気性的にも幼く、跨るとカッカする面はありますが、乗り心地は非常に良く秋くらいのデビューを目指してじっくり進めていきたいとの事です。
オピニオン(牝)
父:アイルハヴアナザー
母:アドマイヤオンリー (クロフネ)
厩舎:田中剛(美浦)
生産:辻牧場
伯母ヴィーヴァヴォドカはフラワーC(GⅢ)勝ち馬で、まだ若干馬体に緩いところはありますが、調教では水準級のタイムを出しています。
ONとOFFの切り替えがしっかりできているので調整が進めやすく、血統的に芝・ダート問わず中距離前後で活躍が期待できそうです。
アンネリース(牝)
父:ヴィクトワールピサ
母:マンバラ (Linamix)
厩舎:尾関(美浦)
生産:ビッグレッドファーム
今年のクラシック路線に活躍馬を3頭(マイネルハニー、ゲッカコウ、マイネルラフレシア)も輩出したラフィアンターフマンクラブの期待馬で、調教を進めるにつれて動きが良くなってきているとの事です。
精神面がしっかりしており、完成度が高く跳びが大きい走りをするため、長めの距離に適性がありそうです。