池江泰寿厩舎・栗東
代表管理馬
ラブリーデイ・宝塚記念,天皇賞(秋)
ミッキークイーン・オークス,秋華賞
池江泰寿厩舎・栗東の2016注目2歳馬
アラハバード・牡2
(父・キングカメハメハ)
(母・マトゥラー)
未出走
母マトゥラーの血統表を見ると、誰もが目を止める母オリエンタルアート。
3冠馬オルフェーヴル,GⅠを3勝したドリームジャーニーの母で、産駒全てで33勝という名牝。
この血を受け継ぐマトゥラーの二番仔が本馬です。
キングカメハメハ×ディープインパクトの配合で新たな伝説に挑みます。
クライムメジャー・牡2
(父・ダイワメジャー)
(母・クライウィズジョイ)
1戦1勝(中京芝1600m新馬)
母クライウィズジョイの産駒には重賞4勝のサトノノブレス(ディープインパクト)、中央5勝のヒカルオオゾラ(マンハッタンカフェ)がいます。
産駒によって成績に波がありますが、配合次第で大物輩出の下地はあります。
本馬は父がダイワメジャーになったことで距離に限界はありそうですが、スピードが強化されマイル前後の距離で活躍しそうです。
トゥザクラウン・牡2
(父・キングカメハメハ)
(母・トゥザヴィクトリー)
未出走
母トゥザヴィクトリーの産駒は二番仔のプルスウルトラ(シンボリクリスエス)以外は全てキングカメハメハを配合しています。
兄トゥザグローリーは重賞5勝、トゥザワールドは弥生賞優勝と産駒全てで26勝、重賞6勝をあげています。
悲願であるGⅠ制覇を託された本馬は、順調に行ければクラシックロードに乗るのは確実ですが、あと一歩何かしらの後押しが必要に思われます。
ミラアイトーン・牡2
(父・ロンロ)
(母・タイタンクイーン)
1戦1勝(小倉芝1800m新馬)
父ロンロは日本ではまだ馴染みのない種牡馬ですが、オーストラリアで中距離GⅠを11勝した馬で、そのほとんどが4~5歳に勝利しています。
母の産駒ストロングタイタン(リーガルランサム)は、現役で芝の中距離戦で3勝挙げています。
本馬も中距離戦で活躍しそうですが、本格化は3歳秋以降になりそうな血統です。
ヴィニー・牝2
(父・ディープインパクト)
(母・コケレール)
未出走
本馬はコケレールの二番仔になりますが、全兄のラヴィエベールはデビューが遅く、春のクラシックに間に合いませんでしたが、現在は4戦3勝、着々と菊花賞目指して勝ち星を重ねています。
兄と同タイプなら、マイルから2400mぐらいまでの距離はカバーできそうなので、兄が果たせなかった春のクラシック出走を叶えて欲しい逸材です。
最後に当然と言えば当然ですが、オルフェーヴルの全妹オルファンも池江厩舎に入厩しています。
オルフェーヴル以後の全兄は今一つの戦績なので、オルファンにオリエンタルアート復活の狼煙を挙げてもらいたいものです。
今年も大物を期待できそうな池江厩舎
現在、池江厩舎に入厩又は入厩予定の2歳馬で有力馬を紹介しました。
池江厩舎は2004年の開業で現在509勝(2016年9月現在)、オルフェーヴルによって3冠トレーナーとなり、積み上げたGⅠ勝利は14勝(ドリームジャーニー,トーセンジョーダンなど)、JRA賞は6度受賞しています。
GⅠを複数勝ちする大物を育てるのがうまく、無理をさせないローテーションで息の長い活躍をする馬も多く出ています。
今年は相当ハイレベルな2歳馬が入厩しており、クラシックロードに複数頭送り込みそうです。