今回の特徴として、出走馬が全馬5歳以上であることが挙げられます。
豊富な情報量があり、予想するうえでの材料が揃っている一戦です。
さらに出走馬が12頭と少なめなため、是が非でも的中させたい気持ちです。
コースの特徴
札幌競馬場の一周の距離は1500m。
すなわち、今回の1700mという距離でもコーナーを4回周るということです。
ですから馬、騎手にとっては小回りの効く機動性が求められます。
スタートから最初のコーナーまでの距離はかなり短く、枠としては内枠有利に思えますが、実際は枠別の成績に差はありません。
あえて成績が良い枠を挙げるとすれば中枠の成績が良いです。
最後の直線は250mとこれまたかなり短いです。
断然、逃げ先行が有利です。
というより最終コーナーで前めにいなければ、札幌ダートでは絶望的と言えるでしょう。
レース展開
まず、ダートでここまで(重賞レベル)上がってこれる馬は大体先行できる馬でなければ無理です。
そういった馬の集まりですから、一部を除けば皆、先行を狙いに来ています。
そんな中、安定して毎レース先行できている馬を挙げられば、ショウナンアポロン、モンドクラッセ、クリノスターオーあたりでしょうか。
逃げも上記3頭のどれかだと思います。
今回は札幌の特徴を考えれば、せめて中団より前にいなければ勝ち負けは難しいと考えます。
予想
◎モンドクラッセ
○ロワジャルダン
▲クリノスターオー
△リッカルド
☆ジェベルムーサ
◎モンドクラッセ
札幌での成績は3戦3勝。
まさにモンドクラッセの土俵です。
さらに、逃げ、先行どちらもできる器用さもあります。
距離も問題なし。
前走も勝っていて調子も良さそうです。
コース、脚質、距離、調子すべて◎。
○ロワジャルダン
なかなか安定しない成績に、近走不調が続いていますが、この馬はG1でも差のない競馬ができる馬。
実力はG3ならば楽に勝てる強さがあるはずです。
素の強さだけ考えた場合、メンバー1の実力の持ち主だと思っています。
ここで大敗するような馬ではありません。
▲クリノスターオー
安定した先行力に、重賞での好走。
ここ2年はG3で掲示板を外したことはありません。
軸にするには少々頼りないかもしれませんが、今回のメンバーならば馬券圏内を外すことはなさそうです。
△リッカルド
今回が重賞初挑戦です。
これまでのクラスは条件戦ではありますが、その安定感がすごい。
こういった馬はクラスを問わず好走なんてことはけっこうあります。
☆ジェベルムーサ
前走約9ヶ月ぶりの復帰戦を8着で終えての、今回が2戦目。
判断が難しいところですが、なんと言っても昨年のエルムステークスの覇者です。
無視するには少々恐ろしい気がします。
買い目
馬連 ◎=○、◎=▲ 各500円
3連複 ◎=○▲△☆ 200円
3連単 ◎→○→▲△☆ 200円