レース結果
着順 | 枠番 | 馬名 | 着差 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | 4枠4番 | ベルカント | 58.4 | デムーロ | 1人気 |
2着 | 8枠13番 | ネロ | アタマ | 内田 | 2人気 |
3着 | 5枠6番 | プリンセスムーン | 1 1/4 | 北村友 | 3人気 |
レース動画
予想結果
◎⑬ネロ 2着
○④ベルカント 1着
▲③ローズミラクル 5着
△⑥プリンセスムーン 3着
△①ヤマニンプチガトー 10着
収支結果
馬単 ◎13 → ○4、▲3、△6、△1 各300円
レース回顧
結果はガチガチの本命決着でしたが、ベルカントとネロの2頭による真っ向勝負で、非常に中身の濃い面白いレースを見ることができて大満足です。
アイビスサマーダッシュの連覇はカノヤザクラ以来で、2勝以上を含めてもカルストンライトオが加わるのみで、ベルカントの能力は十分にGⅠクラスと言えるのではないでしょうか。
1着ベルカント
勝ったベルカントは、大外枠だった昨年と比べて今年は4枠4番からのスタートで決していい条件ではありませんでした。
しかし、好スタートから二の脚速く2番手につけ、終始ネロを前に見ながら残り200m辺りで並びかけると、最後は壮絶な叩き合いをアタマ差制して連覇を達成しました。
ずっと横を向きながらの走りや、ネロとの手応えの違いから、着差は僅かでしたがこのメンバーでは底力が違ったということでしょう。
次走の北九州記念で2年連続のサマーチャンピオンを期待したいと思います。
2着ネロ
2着のネロですが、スタートしてあっという間に2馬身近く抜けたときは思わず『速い!』と声が出てしまいました(笑)。
おそらくテンのスピードだけなら現役馬でもトップクラスでしょうが、その反面重賞を勝ち切れないのはそのスピードが単調なものであるからではないでしょうか。
着差は僅かでしたが、今後重賞を勝ち切るためにはもうワンランクレベルアップする必要がありそうな印象を受けました。
3着プリンセスムーン
3着のプリンセスムーンは強い上位2頭相手に大健闘したと言ってもいいでしょう。
残り500mくらいでやや置かれかけましたが、ムチが入るとそこからまたスピードを上げて、2頭には離されましたが最後までしっかり伸びて4着以下は完封しました。
やはり直線競馬への適性は非常に高く、来年の同レースでも十分にチャンスがあると思います。
5着ローズミラクル
他に見所があった馬といえば、5着のローズミラクルでしょうか。
前半スピード負けせずに上位2頭に付いていき、手応え自体はプリンセスムーンより良かったですが、最後は地力の差といった感じで離されました。
しかし直線競馬2戦目でこのレースができるのは適性が非常に高い証拠で、これから実績を積んで行けば来年は本命として同レースを迎える可能性もありそうです。
13頭立てのレースでしたが、ベルカントとネロがスピードの違いから実質2頭立てのレースに変えてしまい、最後まで息つく暇もない好レースを見せてくれたので大満足です。
贅沢を言えば、これだけ面白いレースが見れるなら直線競馬の重賞をもう1個くらい増やして欲しいものですね。