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京都競馬場のレース傾向と特徴は?初心者でも使える攻略法

京都競馬場コース図

出典:jra.jp

 

京都競馬場は牡馬クラシック第3弾・菊花賞や伝統のG1レース・天皇賞(春)、最強牝馬決定戦のエリザベス女王杯など、数多くの名物レースが開催される競馬場です。

 

3コーナーに存在する急な坂が京都競馬場の大きな特徴で、3コーナーの坂を上りきって勢いを加速させた馬たちによる高速決着が楽しめます。

 

ここでは京都競馬場コース別のレース傾向と特徴、初心者の方でも使える馬券攻略法をご紹介します。

 

 

芝コース

 

3コーナーに試練の坂が待っていますが、スタンド前の直線は平坦で、同じ関西地区にある阪神競馬場よりもスピードタイプの馬が台頭しやすくなっています。

 

JRAの競馬場屈指の高速馬場としても知られていて、速い決着時計に対応できない馬は苦戦を強いられます。

 

直線の長さは外回りコースが403.7m、内回りコースが328.7mです。

 

また、外回りコースは直線入り口で馬群がバラけるため、馬場の内から差し込んでくる馬に注意してください。

 

1200m

 

スタートしてすぐに上り坂が待っているため、序盤はそこまでスピードアップしません。

よって、ハイペースにはなりにくく、逃げ馬や先行馬が有利となります。

 

コースロスの少ない内枠が好走する傾向にあります。

 

1400m(外回り)

 

2コーナーを曲がりきったあたりからスタートするコースです。

最初のコーナーに入るまでの距離が512mと長くなっているため、先行馬の出方次第ではハイペースになる事もあります。

 

内枠を引いて、中団よりも前の位置にいた馬の好走が目立ちます。

 

1400m(内回り)

 

クラスが低い条件で行われる事が多いコースです。

 

外枠だとコースロスが多くなるので不利。

内枠でやや前めで競馬をする馬が有利です。

 

1600m(外回り)

 

スタート地点から最初のコーナーに入るまでの距離が712mと長いため、ハイペースになりやすいのですが、高速馬場の京都競馬場ではなかなか先行馬が止まってくれません。

 

クラスが上がれば上がるほど、先行馬よりも差し馬の好走率が高まります。

 

1600m(内回り)

 

下級条件で行われる事が多いコースです。

 

外回りコースとは違い、逃げ馬の好走率がグッと上がります。

内ラチ沿いを確保する必要性も高まりますので、内枠が有利です。

 

1800m

 

2コーナーの奥にスタートゲートが設置されるコースです。

 

最初のコーナーに入るまでの距離が約900mとかなり長く、逃げ馬の動向次第では先行馬総崩れの展開も考えられます。

 

枠順の有利不利はありません。

 

2000m

 

スタンド前のスタートから競馬場を1周するコースです。

 

レース展開に左右されやすいコースで、スローペースならば前残り、ハイペースならば差し馬の台頭、という具合にセオリー通りの決着になる事が多くなっています。

 

枠順の有利不利はありません。

 

2200m

 

2000mよりも後方の位置にスタートゲートが置かれているコースです。

 

基本的には2000mと同じく、レース展開次第というコースですが、内ラチ沿いをロスなく通る馬の好走率が高まります。

 

若干内枠の方が好成績を残していますが、枠順による有利不利は大きくありません。

 

2400m

 

4コーナーのポケット地点からスタートするコースです。

 

ハイペースになる事は少なく、ゆったりした流れからの瞬発力勝負が展開されます。

位置取りが後ろすぎると届きませんから、中団よりも前の位置にいる馬が狙い目です。

 

枠順は内枠が優勢。

外枠でも騎手のさばき方次第では距離ロスを防げますので、トップジョッキーを素直に信頼しましょう。

 

3000m

 

菊花賞が行われるコースです。

 

3コーナーの坂を2度越えなければいけないコースですので、長距離戦らしくスタミナの有無も問われますが、京都競馬場の馬場は高速化が著しいですから、近年は折り合いさえつけばスタミナタイプでなくても上位争いに加わってきます。

 

コースロスの少ない内枠が有利。

脚質も先行馬が優勢となっています。

 

3200m

 

天皇賞(春)が行われるコースです。

 

3000mと同じく2度の坂越えをしなければならず、多少のスタミナが必要となります。

 

内ラチ沿いを通れる内枠が優勢で、脚質も3000mと同様に先行馬が有利です。

 

 

ダートコース

 

直線の長さは329.1mです。

 

阪神競馬場とコースや距離体系が似ていますが、京都競馬場は直線に急な坂がありませんから、阪神競馬場よりもスピードタイプの馬が台頭しやすくなっています。

 

1200m

 

2コーナー付近にスタートゲートが置かれているコースです。

最初のコーナーに入るまでの距離が410m。先行激化するケースが多くなっています。

 

脚質は逃げ馬や先行馬が優勢。

枠順の有利不利は特にありません。

 

1400m

 

2コーナーのポケット地点からスタートするコースです。

芝スタートで、芝の部分を長く走れる外枠の方がスムーズな競馬ができて有利です。

 

基本的には逃げ馬や先行馬が有利なのですが、ペース次第では差し馬も届きますので、レース展開を読み切る事が大事になってきます。

 

1800m

 

スタンド前からのスタートになります。

 

ダートの1800mという条件は他の競馬場にもありますが、京都競馬場の1800mは高速決着になりやすく、基本的には逃げ・先行が有利になります。

 

枠順は内枠の方が優勢です。

 

1900m

 

2009年から頻繁に行われるようになったコースです。

 

1800mよりもスタート位置が後ろになっているため、外枠の不利が解消されています。

よって、枠順の有利不利は特にありません。

 

脚質は1800mと同様に逃げ馬や先行馬が有利です。

 

 

京都芝はディープ産駒!

 

京都競馬場の芝コースは高速馬場になっている事を再三書かせていただきましたが、高速馬場にピッタリな種牡馬の代表格といえば、リーディングサイアーのディープインパクト産駒ですよね。

 

ディープインパクト産駒は京都競馬場の芝コースで好成績を残していて、特に外回りコースの1600mでは横綱級の強さを発揮しています。

 

上位人気になりやすいディープインパクト産駒ですが、京都競馬場の芝コースでは逆らう事ができない存在です。

 

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