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札幌競馬場のレース傾向と特徴は?初心者でも使える攻略法

札幌競馬場コース図

出典:http://jra.jp

 

札幌競馬場はサマー2000シリーズ唯一のG2戦である札幌記念が行われるほか、2015年からは国内外のトップジョッキーが一堂に会するワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)が開催されている競馬場です。

 

ここでは札幌競馬場コース別のレース傾向と特徴、初心者の方でも使える馬券攻略法をご紹介します。

 

札幌競馬場の芝コース

札幌競馬場・芝コース最大の特徴は洋芝である事です。

 

洋芝を採用しているのは寒冷地の札幌競馬場と函館競馬場だけ。

 

他の競馬場の芝コースは時計の出やすい野芝がメインとなっています。

 

洋芝の特徴は馬場が軟らかめで決着時計が遅くなりやすい事。

野芝よりもスタミナやパワーが必要とされています。

 

直線の長さは約260mと短めで、急な坂も設置されていません。

 

基本的には逃げ馬や先行馬が有利ですが、展開や馬場状態次第では差し・追い込み馬が波乱を起こすケースも少なくありません。

(1000mは2009年以降開催されていませんので、除外しました)

 

1200m

2コーナーのポケット地点にスタートゲートが置かれ、最初のコーナーに入るまでの距離が406mと長め。

 

遅いペースになりやすい条件ですが、逃げ・先行馬が絶対有利というわけではなく、札幌競馬場の開催が後半になって馬場が荒れ始めると、差し・追い込み馬の台頭が目立ちます。

 

1枠から3枠までに入った馬が有利にレースを進められます。

 

1500m

1コーナーにあるポケット地点からスタートし、最初のコーナーに入るまでの距離が170mと短めである事から、暴走する逃げ馬がいない限り、ハイペースにはなりません。

 

フルゲートでも12頭しか出走できない条件ですから、枠順の内外の差は大きくありません。

しかし、馬群が固まったままのレースになる事が大半を占め、直線で不利を受ける馬が出てくる事を頭の片隅に入れておいてください。

 

1800m

スタンド手前からスタートして、競馬場を1周するコースです。

最初のコーナーに入るまでの距離が185mと短く、先行争いは激しくなりません。

 

逃げ馬や先行馬が有利な条件ですが、内枠を引いた差し馬の台頭には注意してください。

 

2000m

札幌競馬場で最も盛り上がるレースである札幌記念が開催されるコースです。

 

4コーナーのポケット地点にスタートゲートが置かれ、最初のコーナーに入るまでの距離が385mと長めである事から、1800mよりもペースが速くなって、差し馬が上位争いに加わる事も珍しくありません。

 

コーナーを4度回るコースですから、コースロスの少ない内枠が有利なのですが、外枠が極端に不利というわけではありません。

 

枠順よりもレース展開各馬の力差が重視されます。

 

2600m

向正面からスタートして、競馬場を1周半するコースです。

長距離戦ですから、スローペースになるのがスタンダードです。

 

コーナーを6度回るため、内枠の馬が有利なのは間違いありません。

でも、2周目の3コーナーあたりから仕掛ける騎手が多くなり、出入りが激しい競馬になる事もあるため、予想する際にはスタミナの有無も重視してください。

 

札幌競馬場のダートコース

重賞はエルムステークス(1700m・G3)のみですが、平場や特別戦で数多く開催されます。

 

直線の長さは264.3mと短め。

同じ北海道の函館競馬場はもちろん、福島競馬場や小倉競馬場とも酷似しているコース設定です。

 

1000m

2コーナー付近にスタートゲートが置かれている電撃戦。

 

短距離戦ですから、逃げ馬と先行馬が圧倒的に有利です。

スタートが下手な馬は人気馬でも凡退するケースがほとんどですから、事前にレースVTRで出走馬のスタートの優劣を確認しておいてください。

 

枠順は内枠が有利。

でも、ブリンカーを着けた馬は外枠の方が走りやすいので、出走馬がどの枠に入った時に好走しているのかをチェックしておきましょう。

 

1700m

スタンド付近からスタートし、最初のコーナーに入るまでの距離が241mとやや短め。

 

基本的には先行馬が有利なコースですが、何が何でも逃げたい!という馬が複数出走する場合は先行馬総崩れのレース展開になる事もあります。

 

コーナーを4度回りますので、コースロスの少ない内枠の馬が優位にレースを運ぶ事ができます。

 

2400m

向正面からスタートして、コーナーを6度回る長距離戦。

 

スローペースになる事が大半ですが、2周目の向正面からレースの動きが激しくなり、スタミナの有無が問われるレースとなります。

 

8枠に入った馬はコースロスが大きくなるため不利ですが、他の枠は大きな有利不利はありません。

 

1700mのペースでは置かれてしまうような馬が2400mに参戦して一変するケースが多く見られますので、距離延長の馬には注意してください。

 

札幌巧者に注目!

ダートについては小回りコースですから、何よりも先行力を重視して予想を組み立ててください。

コース形態が似ている函館競馬場、福島競馬場、小倉競馬場での実績の有無にも注目しましょう。

 

芝については野芝よりもスタミナとパワーが必要な洋芝で行われますので、洋芝を採用している札幌競馬場と函館競馬場での実績が重要になってきます。

 

東京競馬場や京都競馬場での高速決着に対応できなかった馬が実績のある札幌競馬場で激変するケースは少なくありませんから、札幌競馬場のレースを予想する時には出走馬のコース実績を必ずチェックしてください。

 

事前に札幌巧者を見つけておく事が的中への近道となります。

 

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