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トーホウジャッカルの特徴、血統、近走レース成績 今後の展望

トーホウジャッカルのプロフィール

性別 牡馬
年齢 5歳
毛色 栗毛
生年月日 2011年3月11日
スペシャルウィーク
トーホウガイア
母父 アンブライドルズソング
母母 アガミ

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

開催日 競馬場 レース名 馬場 頭数 着順 人気
2014.10.2 京都 菊花賞 芝3000良 18 1 3
2015.6.28 阪神 宝塚記念 芝2200良 16 4 7
2015.8.23 札幌 札幌記念 芝2000良 15 8 1
2016.3.20 阪神 阪神大賞典 芝3000良 11 7 2
2016.5.1 京都 天皇賞春 芝3200良  18 5 7

 

驚愕の菊花賞レコードを叩きだしたトーホウジャッカルですから、現役としても期待されるわけですが、何よりも、スペシャルウィークの大事な後継馬というイメージが先行してしまっていること自体、トーホウジャッカルの現状を表しているのかもしれません。

 

やはり、若い3歳馬があまりにも厳しい競馬で爆発的な時計を出してしまった菊花賞の代償は大きく、現時点でもその影響が残っている印象が強いです。

 

トーホウジャッカルは、東日本の震災の日に運命的な生を受けましたが、その後生死をさまようような重い病気にかかったことがあり、それでいながら菊花賞を大レコードで勝ってしまったことも、現状のスランプに大きく影響しているように感じられます。

 

姉に快速スプリンターがいることもあって、ひと昔前に流行った「高速ステイヤー」というイメージが強いトーホウジャッカルですが、大事なスペシャルウィーク産駒の牡馬だけに、無事にレースを走ってほしい気持ちが強いです。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

 

菊花賞を速い時計で勝つような馬はステイヤーの資質に富んでいるように感じられますが、ジャッカルの場合、スペシャルウィークのステイヤー資質とアンブライドルズソングのスピード資質をどちらも備えている印象があります。

 

しかしあまり道悪は上手くないイメージがあります。

 

爪に不安がある馬だけに、柔らかい馬場になること自体悪くありませんが、例年の宝塚記念のように、荒れた馬場はあまりよくない気がしないでもありません。

 

菊花賞の後はスター街道をまっしぐら・・・という期待も高まりましたが、今後の活躍は、爪の不安の解消、体質の強化など、いろいろと条件が付くと思います。

 

できることなら、もう一度強かったトーホウジャッカルを見たいものです。

 

 

過去のレースから見る特徴

 

体質が弱かったトーホウジャッカルも、スペシャルウィーク譲りの成長力で菊花賞を勝ったものの、あまりにも厳しいレースだったためにその反動に起因していろいろ悪いところが出てきてしまった・・・という印象が強いです。

 

逆に言えば、あの菊花賞はそのくらいものすごいポテンシャルを発揮したレースであり、トーホウジャッカルがそれだけの馬であることを雄弁に語るレースだったといえます。

 

前走天皇賞春でも、あの一番苦しいところから伸びるのがトーホウジャッカルの本来の姿であり、まだ本調子にはなかったようです。

 

とすると、宝塚記念はそろそろ・・・というタイミングではあるかもしれません。

 

キレるタイプではなく、速い脚がとにかく長続きするのがトーホウジャッカルの持ち味で、そういう展開に自ら引きずり込めるかどうかが、宝塚記念の最大のポイントでしょう。

 

そして、そういう競馬ができるだけの状態に戻るかどうか、その見極めが重要です。

 

 

まとめ

 

 

たとえばレッドリヴェールのように、浅いキャリアながらにあまりにも厳しい競馬をしたことで、その後不調に陥ってしまうことは珍しくありません。

 

そこから完全復活を果たすには、かなり時間がかかります。

 

残念ながら復活の兆しなく現役にピリオドを打つケースも少なくありません。

 

もう一度あの姿を見たい・・・誰もがそう思うトーホウジャッカルの走りが炸裂したとき、おそらく他にかなう馬はいないと思います。

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