サトノノブレスのプロフィール
性別 | 牡馬 |
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年齢 | 6歳 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生年月日 | 2010年3月18日 |
父 | ディープインパクト |
母 | クライウィズジョイ |
母父 | トニービン |
母母 | クライングフォーモア |
これまでの出走レースと結果(近5走)
開催日 | 競馬場 | レース名 | 馬場 | 頭数 | 着順 | 人気 |
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2015.12.5 | 中京 | 金鯱賞 | 芝2000良 | 12 | 3 | 4 |
2016.1.17 | 京都 | 日経新春杯 | 芝2400良 | 12 | 3 | 4 |
2016.3.12 | 中京 | 中日新聞杯 | 芝2000良 | 18 | 1 | 1 |
2016.5.1 | 京都 | 天皇賞春 | 芝3200良 | 18 | 11 | 12 |
2016.6.4 | 阪神 | 鳴尾記念 | 芝2000良 | 14 | 1 | 3 |
名門池江厩舎のディープインパクト産駒で「サトノ」というと、今年のダービー2着のサトノダイヤモンドを筆頭に、いかにも強そうなイメージがあります。
このサトノノブレスも池江、ディープ、サトノの三拍子そろった優秀な競走馬で、これまですでに重賞4勝を挙げる活躍を見せています。
しかしGⅠとなると、菊花賞2着が目立つだけで、他の4戦は惨敗というのが現状です。
かつてGⅡでは破格の強さを見せるのになぜかGⅠだと足りないバランスオブゲームという馬がいましたが、あの馬を思いださせるような、ファンとしては少し歯がゆいところもあるのがサトノノブレスの特徴ともいえます。
とはいえこのサトノノブレス、オルフェーヴルの活躍で蘇えった「メジロ」の出身で、メジロ牧場の最晩年の生産馬になります。
メジロの血といえば、世界を制した怪物モーリスの活躍は未だ終わらないわけですが、かつて宝塚記念は「メジロ記念」などとも呼ばれたほどメジロの馬たちが活躍したレース。
そういう意味ではサトノノブレスへの期待が高まる宝塚記念です。
過去のレースから見る特徴
典型的な平坦巧者で、阪神のような坂があるコースでも、開幕週のようなキレイな馬場であれば力を発揮できるタイプという印象が、サトノノブレスにはあります。
ディープ産駒には比較的よく見られるタイプですが、そういう意味ではあまり宝塚記念で過度な期待をかけるのも少し酷な気がしますが、どうでしょうか。
まとめ
いつも一生懸命走る理想的な競走馬という印象があります。
真面目な優等生タイプではあるものの、やはり相手が強くなるとどうしてもワンパンチ足りない実力と言わざるを得ません。
ただ、今年はとにかくどの競馬場も非常に時計が速い馬場になっており、前走成尾記念でも阪神では破格の1分57秒台で走破している以上、サトノノブレスを侮るわけにはいかないでしょう。
JRAの馬場は、たとえば今年の高松宮記念やかつての桜花賞、天皇賞秋などのように、ある日突然信じられないような超高速馬場が忽然と現れることもあるので、そういうことがあると、このサトノノブレスにもチャンスがめぐってくるかもしれません。