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アンビシャスの特徴、血統、近走レース成績 今後の展望

アンビシャスのプロフィール

 

性別   牡馬

年齢   4歳

毛色   黒鹿毛

生年月日 2012年2月17日

父    ディープインパクト

母    カーニバルソング

母父   エルコンドルパサー

母母   カルニオラ

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

 

開催日    競馬場    レース名    馬場    頭数   着順   人気

2015.7.5   福島  ラジオNIKKEI賞   芝1800良  16    1     1

2015.10.11   東京    毎日王冠     芝1800良  13    6     2

2015.11.1   東京    天皇賞秋     芝2000良  18    5     4

2016.3.26   中山     中山記念     芝1800良  11    2     4

2016.4.30   阪神   産経大阪杯     芝2000良  11     1     2

 

 

今年絶好調のディープインパクト産駒で、母方にはエルコンドルパサー(サドラーズウェルズ系)、さらにレインボウクエスト(レッドゴッド系)という配合の同馬は、今のところ、できれば良馬場のマイル~2000mあたりで競馬したい感じの軽いスピードタイプという印象があります。

 

正直宝塚記念は1F長いかな・・・というのが現段階での印象で、時期的に馬場が重くなるリスクも高く、勢いは怖いですが果たしてどこまでやれるかのチャレンジャーであることに違いないでしょう。

 

ただ、エルコンドルパサーやレインボウクエストのタフな成長力や馬場適性を考えれば、この大舞台で、しかも道悪になったとしても、一発大仕事をするかもしれないという未知の魅力がこの馬にはあります。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

 

距離的に合わない天皇賞はまったく見向きもせず、陣営はおそらくはじめから大阪杯→宝塚記念のローテを描いていたのでしょう。

 

3歳時にも権利を得ながらあえてダービーをスキップし、菊花賞にも向かう気配すら見せず、はじめから中距離路線を目指したアンビシャス。

 

古馬になって完成するタイプが多いディープインパクト産駒で、サクラローレルなど、やはり古馬になって化けた馬をかつて出したレインボウクエストの血がこの舞台で覚醒すると、もしかしたら・・・という存在ではあるでしょう。

 

 

過去のレースから見る特徴

 

ディープ産駒にはよく見られるタイプではありますが、このアンビシャスという馬も非常に堅実で、キャリアで掲示板を外したのは、初の古馬対戦になった昨年秋の毎日王冠のみという安定ぶりは特筆すべき戦績です。

 

こちらもまたディープ産駒にありがちですが、とにかく鋭い決め手が持ち味で、典型的なスピードタイプゆえ、ペースによっては折り合いに苦労するところがありました。

 

しかしそれでも今年に入っての成長は急で、久々だった中山記念では現役チャンピオンのドゥラメンテに迫る決め手を披露し、ひと叩きされた大阪杯では、これまでにない先行押しきりの強い競馬で快勝と、いよいよ晩成の血が覚醒しはじめている気配は確かに感じられます。

 

ただ、先にも触れた通り、アンビシャスは2000mまでしか経験がなく、斤量も56.5kgまで、そして良馬場しか経験がないという不安があります。

 

距離、斤量、そして場合によっては馬場まで克服してグランプリを制するのか・・・というと、正直そう簡単なことではないといわなければなりません。

 

 

感想

 

とにかく安定感があり、馬券を買う側からすれば非常に安心感があるタイプです。

 

それだけに、大きいところで戦うためにはワンパンチ足りない印象も正直ありますが、血統面での魅力は計り知れないものがありますので、相手は確かに強いですが、まったくやれないことはないというのが実際のところでしょう。

 

上でも触れたとおり、宝塚記念ではクリアすべき課題がたくさんありますので、強い相手との戦いに加え、自分との戦いの舞台でもあるのかな、という気がします。

 

そのあたりをどう評価するかによって、アンビシャスの取捨が決まってくるでしょう。

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