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【宝塚記念2016予想】過去5年の歴代優勝馬から見るレース傾向と対策

2016年6月26日3回阪神8日目

第57回宝塚記念GⅠ

阪神芝内回り2200m 3歳以上オープン 定量

 

宝塚記念は上半期最終GⅠ戦。

 

今回は、過去5年の歴代優勝馬から見るレース傾向についてです。

 

過去5年の歴代優勝馬

 

2015年 ラブリーデイ  6番人気

2014年 ゴールドシップ 1番人気

2013年 ゴールドシップ 2番人気

2012年 オルフェーヴル 1番人気

2011年 アーネストリー 6番人気

 

 

優勝馬プロフィール

 

2015年 ラブリーデイ 牡5歳 黒鹿毛

生年月日

2010年1月30日

 

 

 

調教師

池江泰寿(栗東)

 

 

 

馬主

金子真人HD

 

 

 

生産者

ノーザンファーム

 

 

 

血統

キングカメハメハ

Kingmambo

マンファス

ポップコーンジャズ

ダンスインザダーク

グレイスルーマー

 

 

2014・2013年 ゴールドシップ 牡(2014年優勝時)5歳 芦毛

生年月日

2009年3月6日

 

 

 

調教師

須貝尚介(栗東)

 

 

 

馬主

小林英一HD

 

 

 

生産者

出口牧場

 

 

 

血統

ステイゴールド

サンデーサイレンス

ゴールデンサッシュ

ポイントフラッグ

メジロマックイーン

パストラリズム

 

 

2012年 オルフェーヴル 牡4歳 栗毛

生年月日

2008年5月14日

 

 

 

調教師

池江泰寿(栗東)

 

 

 

馬主

サンデーR

 

 

 

生産者

白老ファーム

 

 

 

血統

ステイゴールド

サンデーサイレンス

ゴールデンサッシュ

オリエンタルアート

メジロマックイーン

エレクトロアート

 

 

2011年 アーネストリー 牡6歳 鹿毛

生年月日

2005年5月17日

 

 

 

調教師

佐々木昌三(栗東)

 

 

 

馬主

前田幸治

 

 

 

生産者

ノースヒルズМ

 

 

 

血統

グラスワンダー

SilverHawk

Ameriflora

レットルダムール

トニービン

ダイナチャイナ

 

 

歴代優勝馬のプロフィールを見てみると、関西馬が強い

 

そして、良馬場であっても2度の急坂越え・2200mという距離をこなせるタフな血統が有利そうです。

 

年齢は4歳~6歳までで、高齢馬の優勝は10年前にさかのぼってもありません。

 

優勝馬に限っては人気上位馬、狙いを広げても中穴程度にとどめておいた方がいいかもしれませんね。

 

 

レース回顧

 

2015年 ラブリーデイ

 

〈レ―スでの動き〉

隣のゲートにいたゴールドシップが暴れるも、怯むことなくスタートし、終始2番手をキープ。

1000m通過が1分2秒5という条件戦に近いタイム。道中特に突かれることもなく、楽な手ごたえで最後の直線へ。

 

後ろからデニムアンドルビーとショウナンパンドラが勢いよく迫ってきたが、川田騎手の豪快なアクションにこたえクビ差しのいだ。

 

〈評価〉

 

良馬場発表だったものの、ノメる馬もいた緩い馬場。道悪適性も明暗を分けたでしょうか。

走破タイムがあまりにも遅かったことから、レースレベルが云々されましたが、ラブリーデイはその後の重賞でも好走を続け、この年のJRA賞最優秀4歳牡馬に輝きました。

 

 

2014年 ゴールドシップ

 

〈レ―スでの動き〉

無難にスタートを切るも、後方から進む。今回はあのマクリ作戦かと思いきや、1コーナーに向かうまでに大外から猛然と先行集団に取りつき、観客を沸かせる。

 

少頭数だったこともあり、1000m通貨は1分2秒4という緩い流れ。ゴールドシップは4、5番手をキープ。3コーナー辺りから各ジョッキーが追い出しを開始し流れが速くなる。

 

直線で横山典弘騎手のムチに応え抜け出すと、後続に3馬身差をつけて快勝。宝塚記念では初となる連覇を達成した。

 

〈評価〉

良馬場発表でしたが、午前中は稍重だったこともあり緩い馬場。ゴールドシップにとっては得意とする条件になった事も勝因のひとつ。

ゴールしてからも余裕の表情だったように、体調も良かったのでしょうね。

 

 

2013年 ゴールドシップ

 

〈レ―スでの動き〉

好スタート。内田博幸騎手に出ムチを入れられ先行集団へ。

大逃げするシルポートを見ながら、道中は4番手をキープ。1000m通過は58秒5だったが、離された2番手以下はそれほど速くなかったか。

 

向正面ですでに鞍上の手が激しく動いていたが、直線に入ってもスタミナは切れることなく、2着ダノンバラードに3馬身半差をつけて優勝した。

 

〈評価〉

良馬場発表でしたが、直前まで雨が降っていたため水分を含んだ馬場。3コーナーからの追い出し合戦も重なり、直線で他馬の脚色が鈍るなか、ゴールドシップのタフさが活きる結果となりました。力強い末脚は、圧巻!の一言。

 

 

2012年 オルフェーヴル

 

〈レ―スでの動き〉

出遅れもなく、道中はやや後方から追走。ネコパンチが逃げ1000m通過は58秒4とハイペース。

 

4コーナーから直線にかけて馬群の中から内に進路をとり、荒れていた馬場をものともしない力強い走りで、2着の超良血馬ルーラシップに2馬身差をつけて勝利した。

 

〈評価〉

前走大敗を喫していたものの、阪神大賞典での逸走による調教再審査が原因で思うように調整ができなかったためと思われ、普通に走れればこれくらい当たり前!という走りでした。

気性の激しさを見せることなく、大人なオルフェーヴルでしたね。

 

 

2011年 アーネストリー

 

〈レ―スでの動き〉

好スタートで難なく2番手。1000m通過は58秒7というハイペースでレースは流れたが、バテることなく位置をキープし、4コーナー入口ですでに先頭に立つ。

 

直線でも脚色が鈍ることはなく、佐藤哲三騎手からムチで気合を入れられると、迫る後続勢を振り切ってゴールした。

 

〈評価〉

走破タイム2分10秒1はレコードを更新。この時計でハイペース&急坂2度越えを、先行押し切りで優勝したアーネストリーは本当に強かった!

佐藤哲三さんも、ご自身のベストレースにこのレースを挙げているくらいですからね。

 

 

優勝馬の総評

 

何といってもパワーが必要なようですね。今までのレースぶりや血統を参考に“タフさ”を重要視して優勝馬を見極めましょう。

 

また、たとえ早い段階でスパートすることになっても、しのげるような末脚の持続力が大切です。

 

2014年のゴールドシップは前年優勝馬。2011年のアーネストリーは前年3着と、リピーターが活躍していることから、今年もラブリーデイは外せないでしょうか。

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