競馬初心者から上級者まで楽しめる競馬情報サイト

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

中山グランドジャンプ(J・G1)2021の出走予定馬、予想オッズ、有力馬を紹介

春の障害王者決定戦、中山グランドジャンプ(J・G1)。

 

昨年は障害界の絶対王者、オジュウチョウサンが5連覇を達成し、今年出走すれば6連覇に挑む形となります。

 

ここでは改めてレース条件や出走予定馬、有力馬、見どころなどをまとめてみました。予想やレースを楽しむ上での参考にしてみて下さい。

 

レース条件

第23回中山グランドジャンプ(J・G1)

障害4歳以上オープン 定量 コース:芝・外4250M(右回り)

2021年4月17日(土)第3回中山競馬7日目 第11レース(15:40発走予定)

賞金

1着:6,600万円 2着:2,600万円 3着:1,700万円 4着:990万円 5着:660万円

当日のレース番組、賞金体系などは nakayama3.pdf (jra.go.jp) 参照。

 

出走予定馬、予想オッズ

出走予定馬及び想定される単勝オッズは、下記の通りとなっています。(2021年3月28日現在)

出走予定馬 性齢 斤量 予想オッズ
オジュウチョウサン 牡10 63.0 2.0~3.0
メイショウダッサイ 牡8 63.0 2.0~3.0
タガノエスプレッソ 牡9 63.0 10~20
スマートアペックス 牡4 62.0 20~30
シンキングダンサー セ8 63.0
ヒロシゲセブン 牡6 63.0

☆は30倍以上想定

 

有力馬について

オジュウチョウサン

遡ること2016年の中山グランドジャンプから、昨年のこのレースまで5連覇を達成中の障害界の絶対王者です。その間、平地のレースにも出走し、2018年の暮れには有馬記念に武豊騎手で出走するという、話題も提供してくれました。

障害レースに限定すると、2016年のこのレースから昨年のこのレースまで丸4年間負け知らずの13連勝を達成しましたが、休養明けで出走してきた昨年秋の京都ジャンプS(J・G3)でまさかの3着。遂に連勝がストップし、昨年末の中山大障害(J・G1)も回避となりました。

一時は引退説も囁かれましたが、オジュウチョウサンの闘志自体まだ衰えていない、と判断した陣営は現役続行を決断。ステップレース等は使わずに、ぶっつけでの出走になります。

障害レースの絶対王者が輝きを取り戻すと、中山グランドジャンプ6連覇の偉業が達成されます。

メイショウダッサイ

昨年のこのレースはオジュウチョウサンの2着でしたが、秋に東京ハイジャンプ(J・G2)を制すると、その勢いに乗って暮れの中山大障害でJ・G1初制覇し、今年初戦の阪神スプリングJ(J・G2)も断然人気に応え圧勝しています。

今、障害レースでは最も安定感のある成績で、このレースでもオジュウチョウサンと人気を二分しそうな感じです。

昨年2着に敗れたこのレースでオジュウチョウサンにリベンジを果たす事で、真の障害王者の座を手にするかが注目です。

タガノエスプレッソ

オジュウチョウサンの障害レース連勝記録を13で止め、昨年秋の京都ジャンプS(J・G3)を制したのがこの馬です。その後は暮れの中山大障害(J・G1)に出走し、勝ったメイショウダッサイの3着でした。

今年に入ってレースを使われていないので、調整過程が気になる処ですが、出走してくるようなら戦績からもオジュウチョウサン、メイショウダッサイに肉薄しても不思議ない存在です。

スマートアペックス

阪神スプリングJ(J・G2)ではメイショウダッサイの2着。着実に力を付けている印象で、年明け初戦の中山新春ジャンプS(OP)を圧勝しており、中山コースの適性は証明済です。

障害レースの重賞勝ちの実績はありませんが、昨年障害入りしたばかりの4歳牡馬。若さと勢いでどこまで上位に食い込めるか注目です。

 

レースの見どころは?

出走予定馬に触れた頭数は少ないですが、実際の出走馬はもう少し増えそうな感じがします。と言っても、現状の障害界は実績上位馬が引退、怪我等の馬が多い状況です。

 

そんな中でも、障害界の絶対王者オジュウチョウサンの中山グランドジャンプ6連覇達成なるか、が最大の見どころとなります。しかしながら、昨年秋に連勝が13でストップし、昨年2着に下したメイショウダッサイは昨年以上に力を付けている印象で、取り巻く状況は簡単ではありません。

 

そのメイショウダッサイは今年初戦の阪神スプリングJを危なげなく圧勝しており、王者交替へ向け万全の状況のようです。人気はこの2頭で分け合う形になると思いますが、近況の勢いからするとメイショウダッサイの方が人気になるかもしれません。

 

どちらの方がより高い支持を受けるか、も注目したい処です。

 

馬券的にはオジュウチョウサンの連勝を止めたタガノエスプレッソ、上り調子のスマートアペックスも出走してくれば気になる存在ですが、いずれにせよ、オジュウチョウサンとメイショウダッサイの2頭がクローズアップされる春の障害王者決定戦となりそうです。

 

また、このレースは大竹柵、大生垣といった高さ160cm、幅200㎝を超える大障害を飛越した上に4分以上も走り続ける物凄いハードなレースです。毎年このレースが行われる前に思うのですが、是非とも出走全馬無事の完走を願いたいレースです。

 

トップへ戻る