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京都が大好き!メイショウベルーガの血統、主なレース成績と産駒一覧

2010年京都大賞典表彰式

出典:wikipedia

 

古馬になって活躍する晩成型の牝馬はあまりいませんが、メイショウベルーガはオープンクラス入りが4歳の秋、5歳になってから牡馬混合のG2を2勝するなど、典型的な晩成型の牝馬でした。

 

父はフレンチデピュティ、母はパパゴという血統です。

 

フレンチデピュティはアメリカ産馬で競走馬時代には6戦4勝、アメリカで種牡馬入りしましたが、外国産馬として日本に輸入された産駒からノボジャック、クロフネなどがいきなり活躍しました。

 

社台ファームはその活躍を見逃さず、フレンチデピュティ自身を日本に輸入し日本での種牡馬生活がはじまりました。

 

メイショウベルーガ以外にも、サウンドトゥルー、レジネッタ、ピンクカメオ、アドマイヤジュピタ、フレンドシップ、エイシンデピュティなど数々のG1ウィナーを輩出しています。

 

メイショウベルーガの通算成績と主な勝鞍

メイショウベルーガの競争成績は通算35戦7勝です。

 

重賞はG2を2勝(2010年日経新春杯、2010年京都大賞典)しています。

 

差しや追い込みが多かったメイショウベルーガは中距離から長距離を中心に良績を残しました。

 

3歳から4歳にかけてG1秋華賞(11着)、オークストライアルのG2フローラステークス(4着)や秋華賞トライアルのG2ローズステークス(5着)などの結果はあるものの、中々勝ちきれずに地道に条件戦を戦っていきます。

 

本格化の兆しを見せたのは2009年10月京都競馬場での準オープン古都ステークスでの勝利以降で、まさに晩成型と言えます。

 

本格化してからは日経新春杯や京都大賞典を制した他、G1エリザベス女王杯2着、G2京都記念2着などの結果を残していきます。

 

そして、ここで注目なのが本格化してからの京都競馬場での成績です。

 

 2009年10月 古都ステークス(準オープン) 1着 芝2200メートル

 2009年11月 エリザベス女王杯(G1)     5着 芝2200メートル

 2010年 1月 日経新春杯(G2)        1着 芝2400メートル

 2010年 5月 天皇賞・春(G1)       10着 芝3200メートル

 2010年10月 京都大賞典(G2)        1着 芝2400メートル

 2010年11月 エリザベス女王杯(G1)     2着 芝2200メートル

 2011年 2月 京都記念(G2)         2着 芝2200メートル

 

天皇賞・春はさすがに距離適性の影響もあると考えられますが、それ以外のレースでは掲示板を外さず、ほとんどのレースで馬券圏内に入ってくる堅実なレースぶりをファンに見せてくれました。

 

もちろん、オープン馬になってからも阪神競馬場や中京競馬場で3着になったり、条件馬時代には函館競馬場や新潟競馬場で勝利したこともありますが、京都競馬場の重賞での良績は特筆すべきものがあります。

 

京都記念2着後のメイショウベルーガは休養を挟んで、同年秋の天皇賞・秋に出走しましたが競争能力喪失と診断されるような怪我(右前繋靭帯不全断裂)のため競争中止し、そのまま引退、繁殖入りすることとなりました。

 

メイショウベルーガの繁殖生活と産駒一覧

メイショウベルーガには繁殖馬となってからこれまでに4頭の産駒がいます。

 

2013年生まれ 牡馬 メイショウジーター   (父・ダイワメジャー)

2014年生まれ 牡馬 メイショウテンシャ   (父・ディープインパクト)

2016年生まれ 牡馬 メイショウベルーガの2016(父・ディープインパクト)

2017年生まれ 牝馬 メイショウベルーガの2017(父・ハーツクライ)

 

このうち、初仔メイショウジーターはJRAで6戦未勝利で引退、現在は広島県の乗馬クラブで乗馬として過ごしています。

 

メイショウテンシャは2017年5月に京都競馬場で未勝利を、続く7月の札幌競馬場で500万下を連勝、現在10戦2勝の戦績を残し、9月末に開催される菊花賞トライアルG2神戸新聞杯に登録し出走する予定です。

 

ダービー馬レイデオロなどの実力馬と初対戦することになっていますので、結果が楽しみです。

 

まとめ

メイショウベルーガは晩成型で古馬になってから牡馬混合G2を2勝した実力馬です。

 

産駒はまだ数頭しかいないものの、メイショウテンシャのように有望な馬も既に輩出していますので、今後の活躍が楽しみです。

 

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