中央競馬では、多くの人が馬券を購入しているため、オッズが大きく動くことはほぼありません。
しかし地方競馬では購入者が少ない場合もあり、オッズが発送間際になって大きく動くこともあります。
また他にも中央競馬とは少し違うと感じるところもあるかもしれません。
今回は、そんな地方競馬のオッズについてご紹介します。
競馬のオッズの決まり方
そもそも、競馬のオッズとはどのように決まるのでしょうか。
まず、馬券を購入している全ての金額から人件費や賞金、国などに納めるお金を除きます。
その金額を、馬券を的中した人たちの間で、購入した金額の割合に応じて配分するという形式になります。
そのため、オッズというものは馬券購入者が多ければ多いほど動きにくく、少なければ誰かが大口投票をするなどによって動いてしまうということになります。
地方競馬のオッズを攻略するには
1. 最初はオッズをそこまで信じない
先ほど書いたように、地方競馬のオッズは発走間際で大きく動く可能性があります。
そのため、前日予想や当日のレースまで時間がある場合は、まだオッズが固まっていません。
したがって、レースの発走までに時間がある場合は、上位人気、中位人気、下位人気くらいのおおまかな分類にとどめた方が良いでしょう。
2. 発走間際はオッズを信じる
発走間際になれば、普段から地方競馬をやっている方や、ギリギリまで考えた方が馬券を購入し始め、オッズが固まってきます。
そこまで来れば、オッズを信じても良いでしょう。
特に地方競馬は中央競馬よりクラス分けやレースの条件などが複雑であり、初心者には少々難しいかもしれません。
そのため、最初は熟練の方々が作ったオッズに乗っかることが、実力馬を見極めるコツなのではないかと思います。
しかし、オッズの過信は禁物!
ここまで地方競馬のオッズを解説してきましたが、地方競馬においてオッズの過信は禁物です!
時には自分の予想を貫くことも必要です。
その理由をお伝えします。
馬場などにより傾向が変わりやすい
地方競馬では、ほぼ全てのレースがダートで行われます。
そのため、何レースか終了するとハロー車と呼ばれる馬場整備を行う車が出てきて、砂を慣らします。
また、雨が降ったりすれば砂に含まれる水分量がすぐに変わり、脚抜きの良し悪しが変わります。
そのため、その脚質が有利かということも日によって変わりやすいと言えます。
このような要因が多くあるため、ある程度地方競馬に慣れてきたら、オッズを過信しすぎないことも重要です。
地方交流の日は特に注意!
地方交流というレースが組まれる日は、特に注意です。
地方交流とは、中央競馬の馬が何頭か参戦し地方所属の馬と一緒に走るレースのことです。
1995年頃から盛んになっており、地方と中央の交流や、地方競馬の人気向上に一役買ってきました。
有名なレースでは、帝王賞や東京大賞典などが挙げられます。
中央競馬の活躍馬が地方で出走するということは、普段中央競馬しかやらない層も多く馬券を購入することになります。
もちろんその日の他のレースの馬券も買うでしょうが、その際に地方競馬特有の馬場傾向を意識しなかったり、クラス分けを考慮せず単純な戦績の良さで買ってしまったりするケースが多くあります。
そのため、良さそうと思う馬が意外と人気になっておらず、自信をなくしてしまうかもしれません。
しかし、そのオッズは普段は買わない層が作っているだけな可能性もあるので、地方交流の日のオッズには要注意と言えます。
まとめ
今回は地方競馬のオッズについてご紹介しました。
地方競馬のオッズは変わりやすかったり、参考にしづらい面もあったりするかもしれません。
今回紹介した方法を使って、ぜひ地方競馬のオッズと上手く付き合ってみてください。
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