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地方競馬は先行馬が圧勝?競馬における4つの脚質と実際の有利不利

地方競馬では、先行脚質が有利とよく言われています。

 

実際に先行馬が有利なのでしょうか?

 

今回は他の脚質と比べたりしながら、地方競馬における相性の良い脚質を見ていきたいと思います。

 

競馬の脚質4つ

前提として、競馬には大きく分けて4つの脚質があります。

 

逃げ

まずは「逃げ」です。

 

発走してから先頭に立ち、そのまま粘り切るスタイルです。

 

過去にはサイレンススズカのような強い逃げ馬も居ましたが、基本的には能力の少し劣る馬が展開利を活かして粘り切るケースが多いように感じます。

 

先行

次に「先行」です。

 

逃げ馬の後ろに位置取りし、最後の直線で逃げ馬を捉えつつ、後ろから来る馬を抑える戦法です。

 

過去にはトウカイテイオーなどがこの戦法で勝ってきており、王道の脚質と言えます。

 

差し

次に「差し」です。

 

先行馬の後ろに位置し、最後の直線まで力を溜めておく戦法です。

 

過去にはジャスタウェイなどがこのスタイルで活躍し、ハマれば圧倒的な強さを見せます。

 

追い込み

最後に「追い込み」です。

 

レースではほぼ最後方に位置し、最後の直線で全馬をごぼう抜きにするスタイルです。

 

過去にはディープインパクトが有名で、ファンに強烈な印象を残します。

 

 

なぜ地方競馬では先行が有利と思われているのか?

それではなぜ、地方競馬では先行が有利と思われているのでしょうか。

 

大きく分けて2点あると考えます。

 

コース形態

地方の競馬場は、中央競馬に比べてコースが小回りで直線が短いことが多いです。

 

そのため、差しや追い込みで勝とうとする場合には、3コーナーや4コーナーあたりから仕掛けなければなりません。

 

一般的に考えて、コーナーで加速する場合と直線で加速する場合、走りやすさやエネルギーの分散度から考えて、直線の方がスピードを上げやすいと考えられます。

 

中央競馬では直線が長く、最後の直線で差し馬がスピードを上げて差し切るケースも見られます。

 

しかし地方競馬では、小回りで直線が短いので、最後の直線まで待っていたら差し切る前にレースが終わってしまいます。

 

かといってコーナーでは加速しづらいので、地方競馬では先行馬が有利と思われているのではないでしょうか。

 

ダートコース

次にダートコースという形態です。

 

地方競馬は、盛岡競馬場の芝コースを除いて、全てダートコースでレースが行われます。

 

ダートコースでは基本的に脚抜きが悪く、スタミナ勝負になります。

 

そのため、スピードが出づらく、差し追い込みのように一気にごぼう抜きにするというイメージが沸きづらいのではないでしょうか。

 

 

実際に先行が有利なのかをデータで見てみる

それでは、実際のデータでは先行が有利なのでしょうか。

 

データを見てみましょう。

 

園田競馬場の場合

園田競馬では、1230m以下の短距離の場合、逃げ先行馬が圧倒的に入着率の高さを見せています。

 

しかし1400m以上の距離になると、実は差し馬が一番入着率の良さを見せています。

 

名古屋競馬場の場合

名古屋競馬では、園田と似ていて、1400m以下の短距離レースで逃げ先行馬の相性が良いです。

 

逆に1600m以上のレースでは差し馬の台頭が目立ちます。

 

門別競馬場の場合

門別競馬でも同じく、短距離では逃げ先行、中距離以上では差し馬の相性が良いです。

 

しかし門別は比較的直線が長いこともあり、他の競馬場より差し馬の相性が良いように思われます。

 

実際は言われているほど先行有利ではない!

データで見るように、実際は圧倒的に先行馬有利というわけではありません。

 

先行争いが激化してペースが速くなったり、競馬場ごとに小回りのきつさも違う影響でしょうか。

 

盲目的に先行馬を中心に予想するのではなく、しっかり考える必要があります。

 

まとめ

今回は地方競馬の先行脚質についてご紹介しました。

 

印象的には先行有利かもしれませんが、各競馬場ごとの特徴などをしっかり考え、自分なりに予想してみてください。

 

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