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リスグラシューの血統と一口馬主。距離適性はどれくらい?

リスグラシューの血統

リスグラシューはハーツクライ産駒の牝馬です。

 

母馬はフランスの繁殖牝馬、リリサイドです。

 

リリサイドはアメリカンポスト産駒で、リスグラシュー以外にも3勝馬のプルメリアスターや新馬勝ちをおさめたレイリオンなどを産んでおり、安定した繁殖成績の持ち主です。

 

2012年から5頭続けて牝馬が誕生しています。

 

リスグラシューはリリサイドの3番仔になります。

 

ハーツクライ産駒は比較的長距離にも対応できる産駒が多いことが魅力です。

ですがリリサイドの産駒は現在のところマイル路線から短距離に特化しています。

 

リスグラシューは矢作芳人厩舎に預託されており、生産はノーザンファームです。

 

G1戦線では武豊騎手が手綱を取ったこともあり、ご存知の方も多いでしょう。



リスグラシューの一口馬主【口数、一口あたりの値段、賞金】

リスグラシューは大手一口馬主クラブ、キャロットクラブで募集されました。

 

キャロットクラブは原則400口で募集されており、比較的多くの人が馬主になるチャンスがあります。

 

キャロットクラブは毎年コンスタントに重賞馬やクラシック戦線で活躍する馬を募集しています。

 

ノーザンファーム系の募集馬が多いことが特徴です。

募集馬の数が多く、選択肢が豊富なことも魅力となっています。

 

例えばリスグラシュー以外にもハープスターやシンハライト、マリアライトなど多くの活躍牝馬が募集されていました。

 

ただしキャロットクラブは会員数も多く、細かい規定もあります。

 

人気の馬は多くの出資希望が集まるので、希望通りにならないことも多いのです。

 

優先出資などを行っても抽選になることがあります。リスグラシューも人気の一頭でした。

 

リスグラシューの募集価格は3000万円で、クラブ募集馬としては比較的出資しやすい価格帯です。

 

一口あたり7.5万円で出資が可能です。

 

リスグラシューはデビュー戦で2着となり、次走の未勝利を勝った後は重賞レースを始めとするクラシック戦線を使われています。

安定した成績の馬なので、獲得賞金も多くなっています。

 

オークスまでの獲得賞金は1億2726万円です。

 

もちろん出資金以外にも毎月の厩舎代や会費などを支払う必要がありますから、一口馬主にかかる費用は3000万円だけではありません。

 

とは言え出資金の4倍以上の獲得賞金を得ているリスグラシューは黒字を達成しています。

 

リスグラシューの得意距離や条件を考察

リスグラシューはデビューからマイルを中心に結果を出しています。

 

重賞を中心に使われているため勝鞍は2つのみですが、桜花賞や阪神ジュベナイルフィリーズなどでも安定した成績をおさめています。

 

また2戦目の芝1800m未勝利戦では2歳馬のレコードタイムを記録するなど、スピード能力の高い馬です。

 

半姉のプルメリアスターやレイリオンも短距離からマイルを使われていることから、距離適性としては1600m前後が適性距離と言えます。

 

主な勝鞍としてマイル重賞のアルテミスステークスもありますし、マイル適性の高い馬であることは間違いないでしょう。

 

オークスでも能力の高さで5着になっていますが、リスグラシューはG1でも安定した戦績を残しているため、2400mの長距離が適しているとは言えないでしょう。

 

オークスの後は放牧を挟み、ローズステークスを目標に調整されています。

 

8月の末には帰厩しており、順調に調整が進められています。

 

ローズステークスは牝馬クラシックへのステップとして使われるレースですから、この後は秋華賞へ向かうことが濃厚です。

 

秋華賞は2000mのレースですが京都の平坦コースで行われることもあり、スタミナ豊富でなくても活躍しやすいコース形態です。

 

同じ牝馬クラシックで対戦したソウルスターリングは古馬混合レースに出走する予定のため、リスグラシューは牝馬クラシック戦線でも有力馬となるでしょう。

 

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