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最強牝馬!?ダイワスカーレットの血統、戦績は?ウオッカとの関係や繁殖成績

東京競馬場で行われた第138回天皇賞で返し馬を行うダイワスカーレット。

出典:wikipedia

 

名馬として知られるダイワスカーレット。

 

彼女の父はアグネスタキオンで、母はスカーレットブーケです。

 

スカーレットブーケはG3を4勝するなど競走馬としても優秀でしたが、ダイワスカーレット以外にもダイワメジャーやダイワルージュを産駒として輩出しており、オープン馬を多数輩出した名繁殖として知られています。

 

ダイワスカーレットは安藤勝己ジョッキーが鞍上として知られていますが、彼もまた最強牝馬としてよくダイワスカーレットの名前を挙げています。

 

そして、同年代の名馬であるウオッカとの対決もダイワスカーレットの強さを語るには欠かすことができません。

 

ダイワスカーレットの通算成績と主な勝鞍

ダイワスカーレットはデビューから12戦を走り抜きましたが、その間連対を外したことはありません。

 

牝馬としては彼女以外にこれ以上の戦績を残した馬は存在しません。

 

通算成績は12戦8勝です。

 

主な勝鞍としてエリザベス女王杯や桜花賞、有馬記念があります。

 

同じ歳のウオッカがダービーを勝利したこともあり何かと比べられることが多いですが、3歳時にはG1レースで3度対戦し全てダイワスカーレットが先着しています。

 

4歳には角膜炎や骨瘤などで休養を余儀なくされ、5歳の時浅屈腱炎を発症したため引退となりました。牝馬として初めて1番人気で有馬記念を制覇するなど、魅力的な戦績を遺しています。

 

ダイワスカーレットは繁殖としても優秀なのか?

ダイワスカーレットの主な産駒としてダイワレジェンドやダイワミランダ、ダイワエトワールが挙げられます。

 

中央競馬で勝利を挙げている産駒はこの3頭です。

 

もちろん繁殖馬がすべて勝ち上がり産駒を輩出しているわけではありませんから、そこまで悪い繁殖成績とは言えないでしょう。

 

ただダイワスカーレットの現役時代の成績から考えれば、物足りなさは残ります。

 

とは言え、G1勝利のある牝馬が必ず素晴らしい繁殖成績を残すかと言えばそうでもありません。

 

例えば彼女との対決で知られるウオッカにも複数の産駒がいますが、それほど劇的な強さを見せてはいません。

 

こちらは日本ではなく外国で繁殖を行っている(産駒は日本で出走)と言う違いもありますが、ダイワスカーレットと大差ない繁殖成績を残しています。

 

もちろんエアグルーヴやシーザリオのように成績、繁殖ともに活躍している名馬もいます。

 

ですがダイワスカーレットの繁殖生活は、まだこれからも続きます。

 

勝ち上がっている産駒がいることからも、全く繁殖として活躍していないわけではありません。

 

これから母と同じような名馬が生まれる可能性も十分に考えられます。

 

ダイワスカーレットの代表産駒の特徴

ダイワスカーレットも現役時代は気性の問題がありましたが、産駒はどうなっているのでしょうか。

 

ではダイワスカーレットの代表産駒の特徴などを見ていきましょう。

 

まずはキングカメハメハとの間に生まれたダイワレジェンドです。

 

この馬は通算4勝を挙げており、ダイワスカーレットの産駒の中では一番の出世頭と言っていいでしょう。

 

ダイワレジェンドは比較的逃げや先行を得意とする馬です。

 

このあたりはダイワスカーレットのイメージとかぶります。

 

1000万クラスまでは一貫して芝のレースを使われていましたが、6歳になり1600万クラスに上がるとダートレースを走るようになりました。

 

1600万クラスでも3着になるなど、安定感はありませんが能力には光るものがあります。

 

その他ダイワミランダは2勝を挙げ、ダイワエトワールも1勝を挙げています。

 

まとめ

ダイワスカーレットは2006年にデビューしてから、引退するまで一度も連対を外すことなく走り続けた名馬です。

 

牡馬とも対等に渡り合う強さから人気も高い彼女でしたが、同年代にダービーを勝利した牝馬ウオッカがいたことから比較対象にされることが多くなっています。

 

ダイワスカーレットは現在繁殖として多くの馬を産んでいます。現在の代表産駒は4勝を挙げたダイワレジェンドです。

 

多数のG1を勝利した最強牝馬の代表産駒としては物足りないと感じる人もいますが、今後の産駒の活躍が期待されます。

 

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