指数は、自分で作ることもできます。
何故なら、多くの指数は存在しているデータを数値化したものだからです。
自分で作る場合には、まずタイムを重視してみましょう。
何故なら数値化するにあたって一番やりやすいのが、走破タイムだからです。
もちろん、タイムをそのまま数値化したのでは、速い時計が出る競馬場だけが有利になってしまいます。
そのため基本的に基準となるタイムを決め、馬場差などを考慮した上で数値化するのがポイントです。
特に数値の単位にこだわる必要はありませんが、細かく作りこみたいなら三桁、分かりやすい指数を作りたいなら二桁程度が理想です。
自分で作った場合にはさまざまな要素をプラスできる
すでに作られている指数は、一定の要素しか含まれていません。
予想をする時に都合が悪いこともあるでしょう。
例えばタイムだけを使って指数化しているところもあるからです。
それ以外の要素を含んでいる指数もありますが、具体的にどんな指数なのか分からないケースも多くなっています。
自分で指数を作るなら、走破タイムから知ることができるスピード以外にもいろいろな要素を加えられます。
例えば、産駒特性、コース適正などさまざまな要素を加えることができます。
数値化していけばよいだけなので、比較的作業は簡単にできるでしょう。
数値化の方法とは?
まずはタイムを任意の数値に変換するところから始めましょう。
基準のタイムよりどれだけ速いかと言うことだけでも良いかもしれません。
もちろん馬場差は考慮して、数値に反映しておきましょう。
馬場差について知りたい場合には、ツールなどを利用しても良いかもしれません。
基準タイムなどを作っているサイトはいろいろあります。
基準を決めてプラスマイナスをしていけば、指数が完成します。
また他の要素を加えたければ、独自の視点で数値をプラスしたりマイナスしたりすれば良いのです。
自分だけが使う指数であれば、自分が分かりやすいように作れば問題はありません。
もちろん精度の高い指数にしておきたいのは当たり前です。
あまり不確定な数値は入れない方が、正確さはアップします。
走破タイムだけではなく、はっきりしている要素を加える
たとえば、前半3ハロンや後半3ハロンのタイムは指数を作る時にも有効です。
そのレースでいかに速い3ハロンのタイムを出しているかによって、能力値も測ることができます。
このように、曖昧な要素よりも数値として把握しやすい要素を組み合わせていくことが指数を作る上では役立ちます。
産駒特性を指数化したいなら
得意コースを指数に組み込みたいと考えるなら、あまり大きな要素として考えない方が良いでしょう。
大きくプラスやマイナスにしてしまうと、その馬本来の能力値が良く分からないことになってしまうからです。
血統などの要素を指数として利用するなら、いっそタイム指数とは別の指数にしてしまうのもひとつの方法です。
トータルの勝利数や勝率などはデータベースから調べることもできますので、適正別に数値化してみるのも面白いのではないでしょうか。
まとめ
指数を作る上で一番重要視されるのは、やはり走破タイムです。
これを数値化することによって、指数として利用することができます。
馬場差などを考慮した上で、正確な指数を作ってみましょう。
その他、前半3ハロンや後半3ハロンなども指数に組み込みやすい数値です。
血統を予想に活かしたいのであれば、産駒特性やコース適正なども加えることができます。
個人的な利用であれば、好きなように指数を作ることができます。
ですがあまり曖昧な要素は加えない方が、正確さを保つことができます。
自分で使うだけの指数であれば、そこまでこだわらずに好きな要素を組み込んでいっても良いかもしれません。
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