競馬予想をする上で、一番最初に目につくものはオッズです。

 

オッズは公式サイトや、馬券を販売しているエリアのTV画面、オッズカードなどで知ることができます。

 

オッズを確認しておかなければ、払い戻しの額も計算できません。

 

最終的に回収率を高めるための予想方法として、オッズから競馬予想をすることは適しています。

 

では、どのようにオッズを使って予想を組み立てていくのでしょうか。

 

ここでは、オッズから競馬予想を始める具体的な方法を紹介したいと思います。

 

オッズとは何か？

オッズは、その馬を購入した時にどれだけの倍率で払い戻しされるかが記載された数値です。

 

つまり、オッズを使った予想をする上では「この馬を買えば当たるか」だけでなく、「払い戻し額に価値はあるか」に重点を置く必要もあります。

 

単勝1倍の馬をいくら買っても1倍以上にはなりません。

 

日本では、オッズは馬券購入者が作っています。

 

そのため、多くのデータが反映されたものとなっているのです。

 

例えば外国ではブックメーカーと呼ばれる会社がオッズを決めています。

 

この場合には会社の主観なども入りやすいため、お得なオッズも生まれやすくなります。

 

ですが日本の場合には購入している客全てがオッズを決めている形になるため、馬の強さや条件などを適切に反映した状態になりやすいのです。

 

オッズのみで予想をする方法

まず、人気順に馬を確認してみましょう。

 

当然ですが、オッズが低ければ低いほどその馬が馬券になる確率は高くなっています。

 

もちろんレースの条件などにもよりますが、1番人気が来る確率が低く15番人気の馬が来る確率が高いと言うようなとんでもない逆転現象はありえません。

 

そのため馬券を的中させることを最重要視するのであれば、必然的に1番人気を買うことになるでしょう。

 

もちろん、回収率がプラスになるかどうかとは別の話です。

 

ひとまずここでは、オッズが高ければ馬券になる確率は下がると言うことを認識しておきましょう。

 

予想をする上では欠かせないポイントです。

 

 

不思議なオッズが発生していないか探す

中には、明らかに馬の力が足りていないのにオッズが低くなっているケースがあります。

 

この場合、単なる過剰人気の可能性もありますが、何らかの意思が働いている可能性もあります。

 

どのようなことかと言えば、馬の力以外の要素です。

 

調子が著しく良いとか、状況的に調教師がきっちりと仕上げをしているなどがこれに当たります。

 

このような情報を得た誰かが、多くの馬券を買っている可能性もあります。

 

馬の力に見合わないオッズを見つけた場合には、予想のヒントになることもあるのです。

 

オッズとデータを組み合わせて予想する

最終的に回収率をプラスにすることが目的なら、何らかのデータとオッズを組み合わせて予想をするスタイルが一般的です。

 

データはどのようなものでも構いません。

 

馬の調教データでも、新聞の指数でも良いでしょう。

 

そのデータと組み合わせた時に、オッズは予想に役立つツールとなってくれます。

 

例えば、調教データで一定のタイムを出した馬が馬券になる確率を出したデータがあったとします。

 

そのデータを確認し、オッズと照らし合わせれば予想が可能です。

 

もしオッズに比べて馬券になる確率が高ければ、回収率も高まる可能性があります。

 

まとめ

オッズを見て予想をする場合、オッズが低い馬ほど馬券になる可能性が高いことを知っておきましょう。

 

もちろんそれだけで予想ができるわけではないので、まずは馬の力とオッズがかけ離れているケースを探すことが最適です。

 

何か外部からは窺い知れない情報が出回っている可能性があります。

 

またオッズと調教データなど、他のデータを組み合わせることでも回収率を高める予想が可能になります。