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2015年に1頭だけ種付けして死亡したステイゴールドの産駒は実質的に今年の2歳勢が最後の世代と言って良いでしょう。
父同様に小柄な産駒が多いのが特徴ですが、その分仕上がりが早いと評判です。
種付け料は最高で800万円まで上がり種付け頭数も200頭を超えることもありました。
超大物を輩出して種牡馬としての価値は揺るぎないもので、一口クラブでも最後のステイゴールド産駒に人気が集まっていました。
POG2017-2018 ステイゴールド注目の産駒10頭
それでは2017年のPOGで押さえておきたいステイゴールド産駒を10頭ご紹介いたします。
1. デルニエオール 牝
父:ステイゴールド 母:オリエンタルアート 母父:メジロマックイーン
兄姉:オルフェーヴル、ドリームジャーニー 馬主:サンデーレーシング 厩舎:池江泰寿 (栗東)
オリエンタルアートの牝馬の子供達はあまり良い結果が出ていませんが、全妹の同馬に最後の夢を託してみるのも良いのではないでしょうか。
2. レーヌルネサンス 牝
父:ステイゴールド 母:クィーンスプマンテ 母父:ジャングルポケット
兄姉:目立った活躍馬なし 馬主:グリーンファーム 厩舎:高野友和 (栗東)
エリザベス女王杯では11番人気ながらまんまと逃げきって優勝したクィーンスプマンテの子供です。
同馬も人気薄でアッと思わせる走りを見せてくれるかもしれません。
3. ウィナーズブレイク 牡
父:ステイゴールド 母:キュー 母父:フレンチデピュティ
兄姉:ブレイクランアウト 馬主:キャロットファーム 厩舎:戸田博文 (美浦)
朝日フューチュリティSでは鋭い末脚で追い込んで差のない3着に健闘したブレイクランアウトの半弟になります。
同馬にも2歳時からの活躍を期待したいです。
4. ゴールドフラッグ 牡
父:ステイゴールド 母:ポイントフラッグ 母父:メジロマックイーン
兄姉:ゴールドシップ 馬主:未定 厩舎:未定
2歳の早い時期にデビューし皐月賞を制覇した名馬ゴールドシップの全弟になります。
取り逃したダービー制覇を同馬に期待するファンも大勢いる注目の1頭です。
5. ウインアイスバーグ 牝
父:ステイゴールド 母:サマーエタニティ 母父:アドマイヤコジーン
兄姉:ウインブライト、ウインファビラス 馬主:ウイン 厩舎:畠山吉宏 (美浦)
全姉ウインファビラスは阪神ジュベナイルFで2着して桜花賞、オークスへも出走しました。
半兄ウインブライトはスプリングSを制し皐月賞からダービーを目指しています。
同馬にも兄姉同様にクラシック路線での活躍が期待されます。
6. ロゼフェニックス 牡
父:ステイゴールド 母:ロゼッタ 母父:メジロマックイーン
兄姉:目立った活躍馬なし 馬主:高橋信博 厩舎:高橋義博 (美浦)
名馬オルフェーヴル、ゴールドシップと同じ母父メジロマックイーンのステイゴールド産駒です。
兄姉に活躍馬はいませんが、この配合で大物誕生を期待してみではいかがでしょうか。
7. スペイシー 牡
父:ステイゴールド 母:レディオブチャド 母父:ラストタイクーン
兄姉:ジュエルオブナイル 馬主:石川達絵 厩舎:矢作芳人 (栗東)
母レディオブチャドの牡馬の子供達は大型馬が多く活躍馬はいませんが、父がステイゴールドとなり兄達とは違う走りを見せてくれるかもしれません。
8. ウインソリティア 牝
父:ステイゴールド 母:チャンネルワン 母父:ポリッシュネイビー
兄姉:シルクメビウス、ウインガニオン 馬主:ウイン 厩舎:鹿戸雄一 (美浦)
ユニコーンSを制し ジャパンダートダービで2着に健闘したシルクメビウスの全妹です。
全兄ウインガニオンは芝でオープン勝ちがあるように芝ダート問わない活躍が期待されます。
9. ショコラショー 牝
父:ステイゴールド 母:マイネショコラーデ 母父:ロージズインメイ
兄姉:なし 馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン 厩舎:吉田直弘 (栗東)
桜花賞まで駒を進めたマイネショコラーデの初仔になります。
母は馬格のある牝馬だったので初仔で父ステイゴールドでも心配はなさそうです。
10. ウインサクヤヒメ 牝
父:ステイゴールド 母:ハナノメガミ 母父:サクラユタカオー
兄姉:ウインフルブルーム 馬主:ウイン 厩舎:梅田智之 (栗東)
オークスまで駒を進めたハナノメガミの子供です。
半兄ウインフルブルームは朝日フューチュリティSと皐月賞で3着と健闘したものの、日本ダービーは無念の取り消しでした。
同馬にG1制覇の夢を託します。
まとめ
ステイゴールド最後の世代だけにファンであれば是非何頭か選んで最後の夢を見たいものです。
そして2017年に産駒がデビューするオルフェーヴルの子供たちとの戦いにも注目です。