ナイツ土屋こと、お笑い芸人コンビ「ナイツ」の土屋伸之氏は、TVの競馬番組では欠かせない存在で、番組内ではアイドルに競馬を説明する「先生キャラ」としてもおなじみです。
ここでは、改めてナイツ土屋氏のプロフィール、予想は当たるのか?予想やコラムを発信している媒体などをご紹介したいと思います。
ナイツ土屋について
ナイツ土屋氏は上述のように、本名は土屋伸之、東京都出身、千葉県船橋育ちの38歳です。
漫才師「ナイツ」のツッコミとして活躍される一方で、競馬芸人としての顔を持ち、「ウマズキッ!」、「馬好王国」といったフジテレビ土曜深夜枠の競馬番組を中心に不定期出演ながら活躍されています。
土屋氏が競馬を始めるきっかけとなったのはテンポイントとトウショウボーイの有馬記念(1976年)です。
もちろん土屋氏の時代のレースではありませんが、たまたま東京競馬場内の競馬博物館で当レースのVTRで観戦し、感銘を受けたことから競馬の楽しみを覚えたようです。
最初は競馬観戦に関して、スポーツ観戦という位置づけで楽しみ、学生時代はPOGを友人同士で楽しんでいたようです。
今のように、馬券師として競馬を楽しむようになったのは、大学を卒業してからとのことです。
当時は学生が馬券を買えない時代だったため、健全に競馬を楽しんでいたようです。(私が競馬を始めたくらいから学生も馬券購入をできるようになりました。年齢確認の際、学生証を出しても問題なかったため、隔世の感があります)
ナイツ土屋の予想について
ナイツ土屋の馬券の基本的な買い方は、原則「穴狙い」です。
穴から流す、という馬券戦略をとっています。
また、分散投資を基本とし、複数通りの馬券を購入しています。
具体的に言えば、3連単と馬連、複勝を組み合わせ、3連単で高額配当を狙い、馬連、複勝で負けを最小値に抑えるというやり方です。
競馬の大原則は「負けをなくす」のが基本だと個人的には考えていますが、この観点で見ると、オーソドックスかつ知的な馬券を展開していると考えます。
また、展開予想をとても重視します。
各競馬場の特性につい理解しているため、その競馬場、ダート芝の別、出走馬の特性を組み合わせ、軸馬の選定、馬券を決定しています。
このあたりについても、やはり競馬を熟知している正統派の予想という印象です。
実際、グリーンチャンネルで放映している「競馬場の達人」において、東京競馬場で行われたレースでは指名馬がことごとく馬券に絡むという神予想を展開したようです。(2015年のオークス開催日)
毎回毎回このような馬券が買えるということは、難しいですが、一定の理論がないと、立て続けに馬券を当てることはまず不可能です。(よほど運がある方であれば別でしょうが)
ナイツ土屋は非常に競馬ロジックに長けた人物であると言えるでしょう。
ただし、それが時に少し疑問の残る馬券の購入につながるケースもあります。
例えば2016年有馬記念の本命馬はなんと「アドマイヤデウス」。
確かに、中山巧者で、荒れ馬場が得意なパワータイプの馬ですが、1着、2着の能力が突出しているため、ここでは買えない馬です。
穴を狙うがゆえに時に本質を失うこともあるようです。(ちなみにこの時は11着)
まとめ
ナイツ土屋は競馬好きを公言している芸人で、その予想も、展開予想、馬場、競馬場の特性を理解しながら買う正統派の競馬予想を展開します。
ただし、穴予想から入るため、時に本質を外したトンデモ馬券を買うことも時にあるようです。
とはいえ、予想ロジックはしっかりしており、馬券を当てられる芸人の一人です。
是非本命の「穴馬」について、着目し、予想ロジックを確認したうえで、参考にできる方です。