優駿牝馬(オークス) 2016 歴代優勝馬
2016年5月22日2回東京10日目
第75回優駿牝馬(オークス)GI
東京芝2400m 3歳牝 定量
優駿牝馬(オークス)は牝馬クラシックGI第2戦。
今回は、過去5年歴代優勝馬から見るレース傾向についてです。
☆優勝馬
2015年 ミッキークイーン 3番人気
2014年 ヌーヴォレコルト 2番人気
2013年 メイショウマンボ 9番人気
2012年 ジェンティルドンナ 3番人気
2011年 エリンコート 7番人気
☆優勝馬プロフィール
2015年 ミッキークイーン 牝 鹿毛
生年月日 | 2012年2月8日 | |||
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調教師 | 池江泰寿(栗東) | |||
馬主 | 野田みづき | |||
生産者 | ノーザンファーム | |||
血統 | 父 | ディープインパクト | 父 | サンデーサイレンス |
母 | ウインドインハーヘア | |||
母 | ミュージカルウェイ | 父 | Gold Away | |
母 | Mulika |
2014年 ヌーヴォレコルト 牝 栗毛
生年月日 | 2011年2月25日 | |||
---|---|---|---|---|
調教師 | 斎藤誠(美浦) | |||
馬主 | 原禮子 | |||
生産者 | 社台ファーム | |||
血統 | 父 | ハーツクライ | 父 | サンデーサイレンス |
母 | アイリッシュダンス | |||
母 | オメガスピリット | 父 | スピニングワールド | |
母 | ファーガーズプロスペクト |
2013年 メイショウマンボ 牝 鹿毛
生年月日 | 2010年2月25日 | |||
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調教師 | 飯田祐史(栗東) | |||
馬主 | 松本好雄 | |||
生産者 | 高昭牧場 | |||
血統 | 父 | スズカマンボ | 父 | サンデーサイレンス |
母 | スプリングマンボ | |||
母 | メイショウモモカ | 父 | グラスワンダー | |
母 | メイショウアヤメ |
2012年 ジェンティルドンナ 牝 鹿毛
生年月日 | 2009年2月20日 | |||
---|---|---|---|---|
調教師 | 石坂正(栗東) | |||
馬主 | サンデーレーシング | |||
生産者 | ノーザンファーム | |||
血統 | 父 | ディープインパクト | 父 | サンデーサイレンス |
母 | ウインドインハーヘア | |||
母 | ドナプリーニ | 父 | Bertolini | |
母 | Cal Norma’s Lady |
2011年 エリンコート 牝 黒鹿毛
生年月日 | 2008年3月10日 | |||
---|---|---|---|---|
調教師 | 笹田和秀(栗東) | |||
馬主 | 吉田照哉 | |||
生産者 | 社台ファーム | |||
血統 | 父 | デュランダル | 父 | サンデーサイレンス |
母 | サワヤカプリンセス | |||
母 | エリンバード | 父 | Bluebird | |
母 | Maid of Erin |
プロフィールからは..
なんと、5頭中4頭が2月生まれ!こういう誕生月とかのデータはあまり信じる方ではないですが、
これは確実になにかありそうですね!!
残りの1頭、エリンコートは3月生まれ。
所属からみても、5頭中4頭が栗東所属です。
さらに!全馬に共通してるのが、サンデーサイレンスの血統であること。
これはかなり絞りやすい勝馬データではないでしょうか。
人気については、基本的には上位人気に信頼をおいていいかと思います。
☆レース回顧
2015年 ミッキークイーン
〈レースでの動き〉
ゲートは普通、ダッシュそこそこで中団からの競馬。
1・2コーナー中団、3・4コーナー中団、内から3頭分くらいで追走。
最後の直線、外からキレる脚で差し切り勝ち。
〈評価〉
展開と能力適性がぴったりはまったように思います。
緩急のある流れになったことで、キレの良い末脚の良さを生かしきることができました。
2014年 ヌーヴォレコルト
〈レースでの動き〉
まずまずのスタートから無理せずにじわっと下げて中団での競馬。
道中も最内で進めるが、前にスペースを置きつつポジションキープで3コーナー。
3~4コーナーでは外目にもちだして中団で直線を向く。
序盤少し窮屈にみえるがL2で捌いてグンと伸びてくる。
直線序盤で作ったリードを何とか保って押し切り勝ち。
〈評価〉
道中詰まってはいたが、早めに外に持ち出して動ける位置を取りに行った鞍上もしかり、序盤ゆったりで良さが出たのかと思います。
2013年 メイショウマンボ
〈レースでの動き〉
五分のスタートからじわっと中団につけていく競馬。
最内で進めていく。
2コーナーぐらいでじわっと最内を押し上げていく感じで積極的にポジションを上げていき、好位集団を見るような形。
3コーナーで前列が仕掛けてスペースが空いて最内を追走、4コーナーでもそのまま。
3列目で4馬身差ほどで直線。
序盤で中目に持ち出すと後は追うだけ、鋭く伸びる。
L2で堂々と先頭に立ち、余裕を残して勝ち。
〈評価〉
ロスなく走れ、恵まれた部分は多い気がするが、平均ペースを追走してしっかりと流れに乗っていた。
最後は詰められているけど、持ち味であるトップスピードを引き出せていることからも、単純に2400m適性が高かったとみるのが一番だと思う。
2012年 ジェンティルドンナ
〈レースでの動き〉
五分のスタートから中団よりやや後方の外目で競馬。
道中外目で馬群の中に入れることなく外を追走。
折り合いも不安なく、ミッドサマーフェアを見るような形で向こう正面を進める。
3コーナーで外目追走、4コーナーで大外を回して後方集団で直線。
大外に持ち出して、L2でグングンと伸びて一気に先頭。
L1でそのまま突き抜けて圧勝。
〈評価〉
ずっと緩めることなく走っていて、弱点も出ていなかった点を見ると、やはりこの距離がベストな気がします。
2011年 エリンコート
〈レースでの動き〉
いいスタートを切り、後方中団からの競馬。
3・4コーナーから前目の中団に付け、最後の直線は中目を通って鋭い末脚で差し切り勝ち。
〈評価〉
雨の降る重たい馬場の中、確かな末脚での勝利。
展開に恵まれたとも言い難いが、ここはこの馬の確かな実力勝ちと言ってもいいと思います。
レース回顧からは..
極端な逃げ、追込の脚質からは狙いにくいなというのが印象です。
前目中団につけ、うまくレースを運ぶ、もしくは最後の直線で確実に脚を使える馬に信頼をおきたいですね。
以上をふまえて、今年の出走馬で重たい印を打ちたいのは
ジュエラーがいないここでは敵なしにも思えるシンハライト
はたまた前走桜花賞では見事な3着アットザシーサイド
チェッキーノ、あたりなんですが。。
上位人気になりそうな先出2頭は、4月生まれなんですよね。。。
2~3月生まれに固執するならば、かなり個人的にはエンジェルフェイス、ゲッカコウなんておもしろい馬券になりそうな感じはします。