本編では、謎の競馬予想師双馬毅についてプロフィール、予想スタイル、書籍等についてご紹介させていただきます。
双馬毅とは
1981年生まれで35歳、岩手県盛岡市出身の競馬予想家です。
ご自身を「100円玉の錬金術師」と称し、3000円にも満たないほどの超小額投資でも数十万単位の利益を上げる馬券術を作り上げ、その技能を買われ、「KKベストセラーズ」から「双馬の方式」という書籍を出版しています。
現状アルバイトや他の就労をせず、「馬券」で生計を立てている生粋の馬券師です。
予想スタイルについて
何かしらの要素で人気が下がった馬を買い上げ、高回収率につなげていくという手法です。
どのようなポイントを見ているかと以下の通り。
・コース
・距離
・脚質・展開
・前走で不利があったか
・馬場適性
・枠
・ローテーション
以下、双馬式馬券の考え方を2例上げてみたいとみます。
例1:「枠」、「脚質展開」にフォーカスを当ててみると、単純に内枠、先行決着のレースがあり、追い込み、外枠で大敗を喫した場合、厩舎側の考え方として、開幕後半の内馬場が荒れてきたタイミングで使ってくることがある。その時に人気が下がってきたら高配当が狙えます。
例2:「前走で不利があったか」
単純に不利を受け、大敗を喫した場合だと競馬新聞上の着順が低いため、低い評価を下しやすくなるため、人気が下がるケースがあります。適条件、ローテーションなどからそのまま次のレースで狙えるわけではありませんが、予想に加えておくことで高配当が狙えるケースが発生します。
過去の的中実績
代表レースとしてあげられるのは、2015年は6月3日に実施された東京11Rヴィクトリアレーシングクラブ賞(1600mダート)です。
当該レースでは1着シンゼンレンジャー(8番人気)、2着オメガブレイン(9番人気)、3着ハギノタイクーン(6番人気)で、3連単8908.5倍を2500円、単勝31.7倍を10万円的中させました。結果、2544万1250円の配当となり、競馬関係者を震撼させました。
直近でも、2016年末の阪神最終レースで3連単を100円×12点で103万円馬券を演出するなど、本人は流れが悪いと嘆いていますが、その破壊力は凄まじさを感じます。
まとめ
双馬毅氏の馬券スタイルは、本来能力がありながら直近で負けている馬を積極的に救い上げ、高配当を演出させるという馬券スタイルです。
その負けている要因を分析し、負けた原因と次のレースに対し、勝てるかどうかを吟味したうえで高配当馬を買いに行きます。
毎回勝てるやり方ではないものの抜群の破壊力があります。
負けた馬がなぜ負けたか、その要因は何かを考えるやり方は積極的に取り入れていきたい考え方だと思います。
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