アグレアーブル
性別 | 牝馬 |
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年齢 |
3歳 |
毛色 | 青鹿毛 |
生年月日 | 2013年2月12日 |
父 | マンハッタンカフェ |
母 | プリティカリーナ |
母父 | SeekingtheGold |
母母 | IledeFrance |
レース成績
開催日 | 競馬場 | レース名 | 馬場 | 頭数 | 着順 | 人気 |
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2016.04.24 | 東京 | フローラSG2 | 芝2000良 | 18頭 | 6着 | 5番人気 |
2015.11.23 | 東京 | 東スポ2歳SG3 | 芝1800良 | 11頭 | 7着 | 3人気 |
2015.10.17 | 東京 | 2歳新馬 | 芝1800稍重 | 12頭 | 1着 | 1人気 |
父マンハッタンカフェは、ファンに惜しまれながらも残念ながら去年の8月に亡くなってしまいました。
しかし、産駒の活躍もめざましく、今後もファンたちの記憶に残り続ける存在となりました。
種馬リーディングの成績も良く、近年では7位以上をキープしています。
現役時代は12戦6勝で主な勝ち鞭は菊花賞、有馬記念、天皇賞春とG1を3勝もした名馬でした。
マンハッタンカフェの武器はその驚異のスタミナにあり、末脚が切れるのも他の馬達と比べて最後の直線に差し掛かった時に、豊富なスタミナを残すことができるためです。
レースを見てもわかるように、菊花賞の3000m、有馬記念の2500m、天皇賞春の3200mと、歴代の名馬達と比べてもトップレベルのステイヤー(2400m以上に強い馬のこと)です。
その血は産駒達にも受け継がれており、主な産駒として、天皇賞春を勝ったヒルノダムール、重賞常連のショウナンマイティ、牡馬顔負けのルージュバック、ダートG1馬グレープブランデーなど多方面で活躍してます。
特にパワー型が多く、産駒の成績は急坂があり、直線が長い阪神競馬場での成績が良いようです。
母プリティカリーナ方の半兄には、現役のOP馬のアンタラジーがおり、7戦4勝の好成績を残しており、当馬のアグレアーブルと合わせて考えると母馬としてはかなりの素質を感じます。
今後の産駒も期待できそうです。
実は私の一口馬主での愛馬が新馬戦で対戦した相手でありまして、レースを見たときに、こんなに強い馬がいるのかと感心した記憶があります。
それほどの馬でも重賞を勝てないのですから、重賞の壁は高いですね。
過去のレースの結果から見る特徴
まだ3戦しか走っていない上に、3戦とも東京競馬場でのレースしかないため、はっきりとした特徴をつかむためには素材が足りない気がしますが、今のところ左回りと稍重の馬場に不安は無い様に思います。
脚質としては先行~差しの位置取りで道中レースを運んでいます。
新馬戦では話題性溢れる馬として勝利を収めましたが、その後の重賞での2レースは振るわない成績で終えています。
やはり、重賞の壁は高いのは否めないですね。
今後の活躍と出走レースの予想
上記にあるように父マンハッタンカフェのステイヤー気質は、これまでの距離からは判断ができませんが、今後長距離でのレースがあった場合には注意して見ていきたい一頭です。
しかし、残念ながら牝馬でのステイヤーは滅多にいないのです。
長距離となるとどうしても、牝馬は牡馬より向かないと言われています。
これまでのレースの距離としても1800~2000mと、スタミナを必要としますが、決して長距離とは言えない距離でしか経験がありません。
しかし、そうは言っても有馬記念などのレースを勝った牝馬はたくさんいますし、諦めてはいけません。
まだ左回りの経験のみですので、今後は右回りや馬場の変化やコース変更などで得意、不得意を見つけ出して、特徴をつかんでいくことを期待します。
重賞でのレースとなると、他の馬と比べて末脚が切れるタイプとは言いがたい馬です。
個人的にはもう少し前目で道中レースを運べるようになってほしいと思っています。