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【2016年版】歴代種牡馬の成績ランキングTOP5

今回は中央競馬における歴代種牡馬の成績をもとにランキング形式でまとめてみました。

 

中央競馬の歴史は古く、かつては1800年代から行われていたと言われています。

 

現在のように日本中央競馬会が主催となって運営され始めたのは1954年と言われており、この年に日本中央競馬会法によって日本中央競馬会が創立されたことをきっかけに、現代まで続くいわゆる「近代競馬」が行われています。

 

ということで、既に50年以上の歴史がある近代競馬ですが、その歴代競馬史における種牡馬のランキングをまとめてみました。

 

※当ランキングは筆者の独断で順位付けされています。特定の競走馬や関係者、あるいは馬券に誘導するものではありませんのでご了承ください。

※出走数や勝利数などのデータは2017年1月時点までの数値を用いています。

 

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第1位 サンデーサイレンス

By はのい - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8046299

 

日本競馬における歴代種牡馬、堂々の1位は何と言ってもサンデーサイレンスでしょう。

 

日本の競馬界を変えたと言っても過言ではないほど活躍馬を輩出し始めた、まさに日本競馬の種牡馬界においてレジェンド的な存在と言えます。

 

サンデーサイレンス自身は1986年にアメリカで誕生した馬で、アメリカのクラシック3冠のうち2冠(ケンタッキーダービー、プリークネスステークス)を勝利しました。

 

その後、1991年に社台スタリオンステーションで種牡馬生活をスタートし、1994年に初年度産駒がデビューすると、瞬く間に活躍馬を輩出。

 

翌年の1995年にはあっという間にリーディングサイアーとなり、その後2007年まで13年連続でリーディングサイアーとして君臨し続けることになります。

 

通算勝利数は歴代最多の2749勝で、2位に1000勝近い圧倒的な差をつけており、その記録はもちろん今も破られていません。

 

代表産駒もあまりに多いためご紹介しきれませんが、初年度からジェニュイン、ダンスパートナーといったG1馬を輩出したことから一気に注目を浴び、同じく初年度産駒のタヤスツヨシが日本ダービーを制覇。

 

皐月賞はジェニュイン、菊花賞は2年目の産駒となるダンスインザダークが制覇したことであっという間に牡馬クラシック3冠を制覇すると、牝馬クラシックはスティルインラブ1頭で3冠制覇を成し遂げたり、最高傑作と言われているディープインパクトは無敗で3冠達成、短距離界ではビリーヴやスズカフェニックス、長距離においてはマンハッタンカフェやゼンノロブロイ、ダート界においてはゴールドアリュールと、あらゆる舞台で活躍する一流馬を輩出していきました。

 

また、現代競馬においてはサンデーサイレンス産駒のディープインパクト、ネオユニヴァース、ハーツクライといった一流馬の産駒が大活躍をしており、まさに日本競馬においてこの馬の存在は群を抜いていると言えます。

 

参考記事

>> サンデーサイレンス産駒の特徴、コース別成績、代表産駒一覧。非サンデー系が貴重に!?

>> 大物揃い!サンデーサイレンス最高傑作の種牡馬はどの馬?年代別名種牡馬10頭

 

第2位 ノーザンテースト

ノーザンテーストと吉田善哉

GFDL, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=699480

 

第2位はノーザンテーストです。

 

産駒の通算勝利数は1758勝で堂々の第2位となっています。

 

ノーザンテースト自身も現役時代は日本ではなくカナダで活躍した馬でした。

 

自身はG1を1勝しか挙げていませんが、1979年に日本で初年度産駒がデビューしてから、1982~1992年において10度のリーディングサイアーに輝いています。

 

まさにサンデーサイレンス産駒がデビューする前の日本競馬を作り上げたと言っても良い存在と言えます。

 

ノーザンテースト産駒の特徴は、産駒自身も大舞台で活躍する一流馬を輩出していますが、さらにその後まで受け継がれる血統の魅力が特徴的です。

 

主な代表産駒は日本ダービーを制覇したダイナガリバー、有馬記念を制覇したアンバーシャダイ、オークスを制覇したダイナカールなどがいます。

 

これらの産駒のうち、ダイナガリバーは自身が種牡馬としても桜花賞を制するファイトガリバーを輩出、アンバーシャダイは宝塚記念を制覇したメジロライアンを輩出、ダイナカールは同じくオークス馬のエアグルーヴを輩出し、そのエアグルーヴがアドマイヤグルーヴを輩出、さらにアドマイヤグルーヴがダービー馬のドゥラメンテを輩出するなど、現代の競馬に繋がる活躍馬も実はこのノーザンテーストから受け継がれていることが分かります。

 

その他にも、ノーザンテースト産駒のスカーレットブーケがダイワメジャーを輩出するなど、現代競馬にとってサンデーサイレンスと同様に長い歴史を築き上げてきた一頭と言えます。

 

参考記事

>> ノーザンテースト系の特徴と代表産駒、種牡馬の紹介!血統は受け継がれている?

 

第3位 ブライアンズタイム

By Matsushita yoshihiro - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=29285618

 

続いて第3位はブライアンズタイムです。

 

ブライアンズタイムもアメリカで活躍した馬で、自身はアメリカのG1を2勝しており、日本での産駒デビューは1993年となっています。

 

幸か不幸か、時期を同じくしてサンデーサイレンス産駒の活躍が著しく、ブライアンズタイム自身が日本でリーディングサイアーに輝くことはありませんでしたが、大舞台に強い個性的な産駒を数多く輩出しており、競馬ファンの記憶にしっかりとその名が刻まれていることでしょう。

 

通算勝利数はサンデーサイレンス、ノーザンテーストに次ぎ1705勝をマークしており、代表産駒としては日本ダービーをタニノギムレット、サニーブライアン、ナリタブライアンの3頭が制覇。

 

タニノギムレットは父としてもダービー馬のウォッカを輩出し、ナリタブライアンはクラシック3冠を達成。

 

その他にもマヤノトップガン、シルクジャスティス、ファレノプシス、シルクプリマドンナといった90年代を盛り上げた一流馬を輩出し、常にサンデーサイレンス産駒と真っ向勝負をしていたような存在でした。

 

第4位 キングカメハメハ

By TRJN - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=40103287

 

第4位は現在も現役種牡馬として活躍している、キングカメハメハです。

 

キングカメハメハ自身はご存知の方も多いと思いますが、現役時代は日本で活躍し、NHKマイルカップと日本ダービーを制覇するという異色の実力を持った競走馬でした。

 

2001年に誕生したキングカメハメハは、3歳時に日本ダービーを制覇した後、残念ながら現役生活を引退してしまいましたが、その分、種牡馬としての生活が長く、2008年には初年度産駒がデビューしています。

 

その後、2010年、2011年と2年連続でリーディングサイアーとなり、通算勝利数は1500勝を超え、歴代の大種牡馬に迫る勢いとなっています。

 

ノーザンテーストでご紹介したダービー馬のドゥラメンテをはじめ、スプリンターのロードカナロア、ダート界で大活躍のホッコータルマエ、牝馬クラシック3冠に輝いたアパパネなど、サンデーサイレンスに負けず劣らずの幅広い分野で一流馬を輩出している種牡馬です。

 

参考記事

>> キングカメハメハ産駒の特徴、コース別成績、適性

 

第5位 ディープインパクト

By Goki (talk) - 投稿者自身による作品, GFDL, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8994178

 

最後に第5位は、第1位としてご紹介したサンデーサイレンスの最高傑作と名高いディープインパクトです。

 

ディープインパクト自身が現役時代に大活躍したことで、競馬を観ない人でも名前くらいは知っている存在ではないでしょうか。

 

ディープインパクト産駒は2010年にデビューしていますが、その輝かしい現役時代の実績に恥じない一流馬を輩出しており、2012~2016年までリーディングサイアーに輝き、今もなお活躍馬を送り出し続けています。

 

代表産駒は日本ダービーを制覇したマカヒキ、キズナ、ディープブリランテをはじめ、3歳クラシックやグランプリなど日本競馬の中心的なビッグレースを制覇する産駒を輩出しています。

 

こうして活躍馬を輩出し続けることによって、原点ともいえるサンデーサイレンスがいかに偉大であったか、改めて考えさせられるのではないでしょうか。

 

参考記事

>> 無敗の三冠馬ディープインパクト産駒の特徴、コース別成績、適性

 

>> ディープインパクト 〜 平成の競馬界を席巻したその強さに迫ります 〜 | 競馬情報サイト

 

まとめ

歴代種牡馬についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

特に上位3頭は近代競馬の基礎を作ったともいえる馬たちで、彼らの遺伝子なくして、現代に活躍する競走馬、あるいは日本競馬全体のレベルアップと共に世界へ羽ばたき互角に渡り合えるようになった日本馬の活躍を支えてくれているとも言えますね。

 

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