栗山求さんは血統を中心とした予想やPOGの考察が有名な競馬評論家です。
緻密な配合分析による予想で2.3歳戦を中心に強さを発揮しています。
ここでは栗山求さんの若駒を見抜く、血統予想の詳細や、その幅広い知識を活かして執筆している著書の一覧をご紹介します。
栗山さんの血統予想とは!予想は当たる?
栗山さんは中学時代から競馬に興味を持ち、なんと高校生にして本格的にのめり込んだという生粋の競馬人です。
その血統予想が誕生したきっかけは仲間内で始めたPOGがきっかけで、走る馬と走らない馬を見分けるために血統を注目したのがその始まりのようです。
大学時代には血統の専門紙でコラムを執筆していた経験があり、その時の経験が今の血統予想のベースになったと言われています。
現在はご自身で運営するブログはもちろん競馬スピリッツの血統の裏庭やnetkeiba.comのNo.1予想でその予想を見られます。
ご自身で運営する、栗山求の血統BLOGでは、デビュー前の馬や新馬の血統解説はもちろん、現役のG1馬や種牡馬などの血統についての考察を掲載しています。
確かな知識に裏付けされた解説はとてもわかりやすく、その血統が持つ適性や同配合の過去の馬と比較した総評など、血統を知らない人でも予想に役立てられますね。
インターネット上のブログや口コミなどでは競馬スピリッツで、無料で見られる、コラム「血統の裏庭」の的中率が良いと評判ですね。
血統が左右する2歳戦や3歳のクラシックなどではぜひ予想に活用してみることをおすすめします。
栗山さんとPOG
栗山さんの血統予想はもちろんですがPOGとの関わりもとても深い方です。
POGはデビューする前の馬を選ぶため、その血統背景の理解がとても重要となってきます。
そのため栗山さんの豊富な血統に対する知識がPOGでは活かせます。
もちろん関連本も多数執筆しており、自身が監修する競馬王のPOGはもちろん、POGの赤本として有名なPOGの達人では毎年執筆者として参加しています。
またその血統知識を活かし、配合診断も行っており、牧場オーナーの種牡馬選定や各種セールでの馬主への購入馬診断を有料で行っています。
予想やPOGだけではなく、関係者へのアドバイスが行えるのは、確かな知識に裏付けされた実績がないとなかなか難しいですね。
栗山さんの著書は?
血統に関する様々な本を発売している栗山さん。
主な一覧を見ていきます。
血統史たらればなし:競馬の歴史が変わっていたかもしれないifの話(KADOKAWA)
サンデーサイレンスが日本に来なかったら?サイレンススズカが生きていたら? 競馬ファンなら誰もが想像してしまう、たらればを本格的な血統知識から考察しています。
好評価のレビュー多数の人気競馬関連本です。
パーフェクト種牡馬辞典(自由国民社)
種牡馬、産駒の成績、新種牡馬、海外の種牡馬のデータなどはもちろん、馬券を購入する時のポイントなど、文字通り種牡馬のすべてを知られる辞典です。
毎年発売されている人気シリーズとなっています。
栗山さんは監修だけでなく、種牡馬に対する対談や考察なども掲載しています。
競馬王のPOG本(ガイドワークス)
発行して10年が経つ、POG本の決定版です。
デビュー前の馬のカラー写真が多数掲載されている他、良血馬だけではないマニアックなチョイスが売りのPOG本です。
栗山さんの人気企画「栗山ノート」では100頭を超えるおすすめPOG馬を紹介しています。
その血統背景から裏付けされた鉄板配合がPOGファンの間で大好評です。
まとめ
栗山求さんは長年培われた血統知識を活かした予想や著書が有名な競馬評論家です。
予想はもちろん、POG馬の解説や関連本の執筆にも携わっています。
特に血統史たらればなしは競馬関連本の中でもコアなファンに人気の一冊として有名です。