※2017年5月22日 追記
【2017~2018年】POG有力馬ランキング【トップ10】
2017-2018版を作成しましたので、こちらもどうぞ。
POG2016~2017 有力馬ランキング
2016年8月12日 5頭新しく追記しました。
2016~2017POGで、有力で期待が活躍できる馬を15頭、筆者の独断と偏見でランキングを作りました。
自分の選んだPOG馬がいるかどうか確認してみてください!
では見ていきましょう。
1 モクレレ(牡)
父:ディープインパクト
母:アパパネ (キングカメハメハ)
厩舎:国枝(美浦)
生産:ノーザンファーム空港牧場
牡馬3冠馬と牝馬3冠馬における夢の配合です。
調教を始めてからもいたって順調で、動きも文句なしのようです。
関係者の評価もかなり高く、このまま順調にいけば、夏過ぎくらいに厩舎に移動して、秋頃のデビューになりそうです。
2 コロナシオン(牝)
父:キングカメハメハ
母:ブエナビスタ (スペシャルウィーク)
厩舎:池添学(栗東)
生産:ノーザンファーム早来
母は牡馬相手に天皇賞を勝つなどGⅠ6勝の名牝で、父キングカメハメハの実績も文句なしの超良血です。
母も含めて、この血統は調整をゆっくり進めた方が良く、厩舎への移動は夏を越してからになりそうです。
成長と共にシルエットが母親に似てきて、母から受け継いだその末脚を見るのが楽しみな1頭です。
3 アドマイヤエスパー(牡)
父:ディープインパクト
母:アゼリ (ジェイドハンター)
厩舎:橋田(栗東)
生産:ノーザンファーム早来
母はアメリカのGⅠを11勝の名牝で、今年のクラシック戦線を賑わせたロイカバードの全弟となります。
兄に似て、牡馬としては小柄な馬体(約450キロ)ですが、その分瞬発力を感じさせる動きを見せており、秋以降の入厩に向けてじっくり調整を進めているところです。
4 トゥザクラウン(牡)
父:キングカメハメハ
母:トゥザヴィクトリー (サンデーサイレンス)
厩舎:池江(栗東)
生産:ノーザンファーム早来
全兄弟にGⅠでも好勝負していたトゥザグローリー、トゥザワールドがいる良血で、これまで(5月上旬)調教を一回も休んでおらず、調整が非常にスムーズに進んでいます。
血統的には奥手も、仕上がりが順調なので、8月の札幌開催でのデビューを目標にしているとの事です。
5 ベルダム(牝)
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ (Bertlini)
厩舎:石坂(栗東)
生産:ノーザンファーム空港牧場
牝馬3冠に加え、ジャパンカップや有馬記念を制した名牝ジェンティルドンナの全妹です。
馬体は420キロ前後と小柄も、調教ではやればやるだけ動く能力の片鱗を見せています。
秋のデビューに向けて、少しでも馬体の成長を期待したいところです。
6 グローブシアター(牡)
父:キングカメハメハ
母:シーザリオ (スペシャルウィーク)
厩舎:角居(栗東)
生産:ノーザンファーム早来
半兄にGⅠ2勝のエピファネイア、全兄に今年の牡馬クラシック有力馬のリオンディーズがいる良血です。
シーザリオの産駒特有の気性の激しさがそれほど見られず、成長と共に調教の走りも少しずつ良化しています。
全体的に成長途上の部分が多いので、秋~冬のデビューを目標にしています。
7 リナーテ(牝)
父:ステイゴールド
母:マルペンサ (Orpen)
厩舎:須貝(栗東)
生産:ノーザンファーム早来
今年の皐月賞1番人気で3着のサトノダイヤモンドの半弟で、父がディープインパクトである兄と比べると線が細いですが、その分ステイゴールド産駒らしいバランスの取れた好馬体が目を惹きます。
調整が順調に進んでおり、秋のデビューの目標が早まる可能性もありそうです。
8 イスラドラーダ(牡)
父:ダイワメジャー
母:イスラコジーン (Cozzene)
厩舎:高野(栗東)
生産:社台ファーム
皐月賞馬である半兄イスラボニータと同じく、全体的にレベルの高い能力の片鱗を調教で見せています。
ただ、兄の同時期と比べるとスピードや力強さなどでまだ物足りない部分も多く、秋以降のデビューに向けてレベルアップするための調整が進められています。
9 ムーンシュトラール(牡)
父:キングズベスト
母:ムーンレディ (Platini)
厩舎:藤原英(栗東)
生産:社台ファーム
ダービー馬エイシンフラッシュの全弟で、この兄弟に見られる漆黒の好馬体はしっかり受け継がれています。
現時点でも兄と同じように瞬発力ある動きを見せてますが、これからの調整でさらにキレが増しそうです。
5月と遅生まれですが、乗り込みは順調に進んでいるとの事です。
10 オルファン(牝)
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート (メジロマックイーン)
厩舎:池江(栗東)
生産:ノーザンファーム空港牧場
全兄オルフェーヴル、ドリームジャーニーの同時期と比べると、まだ体も小さく、精神的にも幼い印象が残ります。
しかし、走りの重心は低く、随所に見せる動きには光るものがあるので、体力にメンタルが追い付いてきたら兄に負けず劣らずの活躍が期待できそうです。
11 フローレスマジック(牝)
父:ディープインパクト
母:マジックストーム(Storm Cat)
厩舎:木村哲也(美浦)
生産:ノーザンファーム
姉は3歳の時にエリザベス女王杯2着、4歳で優勝を達成したラキシスで、兄は2016年の京王杯スプリングカップを優勝したサトノアラジンと血統的にも期待できそうです。
デビューは、2016年8月14日(日)新潟5Rに、鞍上はルメール騎手で出走予定しています。
12 リスグラシュー(牝)
父:ハーツクライ
母:リリサイド(American Post)
厩舎:矢作芳人(栗東)
生産:ノーザンファーム
「イメージのままに成長を遂げている。本当に順調」矢作調教師はリスグラシューについてこのようにコメントされています。
気性は少し繊細らしいです。
兄妹関係には上に牝馬のレイリオンとプリメリアスターがおり、2頭短距離向きなのに対して、リスグラシューは父がハーツクライに変わったことで距離は中長距離も期待できそうとのことです。
13 ヘリファルテ (牡)
父:ディープインパクト
母:シユーマ (Medicean)
厩舎:堀宣行(美浦)
生産:ノーザンファーム
この馬のポイントは、ディープ産駒であるということだけでなく、さらにその中でも最上級の柔らかさを備えた馬体だといわれています。
厩舎は、今年の宝塚記念で残念ながら引退となってしまいましたがドゥラメンテや年度代表馬のモーリスなどが所属している堀厩舎です。
とにかくかなり評価が高い馬です。
馬名の意味は、スペイン語で隼(はやぶさ)らしいです。
14 ダイワギャグニー(牡)
父:キングカメハメハ
母:トリプレックス
厩舎:菊沢隆徳 (美浦)
生産:社台ファーム
セレクトセールでは1億500万円という高額で大城敬三氏によって落札されました。
血統的にも注目すべき馬ですが、生年月日が2月25日の早生まれということもあり、早熟性もプラス評価になりそうです。
15 ラボーナ(牡)
父:ルーラーシップ
母:ハッピーバス(サンデーサイレンス)
厩舎:藤沢和雄(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬体は母似で走りは父似と言われています。
調教では、体全体を使った独特な走り方が目立つようです。
姉には、今年のオークスでシンハライトと熾烈な激戦を演じ惜しくも2着だったチェッキーノがおり、弟にも期待がかかります。
デビューは8月の札幌開催の新馬戦が濃厚とのことです。
追記 2016年11月12日
現時点での牡馬の2歳馬ランキングトップ10を作りました!参考までにご覧ください。
追記 2016年11月14日
2016年2歳馬ランキングの牝馬編も公開しました。
ぜひご覧ください。