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ミッキークイーンの血統、過去レース成績、今後の活躍

ミッキークイーン

ミッキークイーン ウイニングラン

性別 牝馬
年齢 4歳
毛色 鹿毛
生年月日 2012年2月8日
ディープインパクト
ミュージカルウェイ
母父 ゴールドアウェイ
母母 ムリカ

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

オークス勝ち馬 ミッキークイーン(浜中俊)

開催日 競馬場 レース名 馬場 頭数 着順 人気
2015.5.24  東京 優駿牝馬 芝2400良 17 1 3
2015.10.17 阪神 ローズS 芝1800良 17 2 1
2015.11.15 京都 秋華賞 芝2000良 18 1 1
2015.11.27 東京 ジャパンC 芝2400良 18 8 3
2016.4.9 阪神 阪神牝馬S 芝1600良 13 2 1

 

ディープインパクト産駒は、現3歳世代は牡馬がハイレベルですが、これまではむしろ牝馬のほうが優秀な成績を残す傾向にありました。

ミッキークイーンもその中の1頭ですが、この馬は非常に大きな可能性を秘める牝馬です。

 

ディープインパクト産駒という時点で、GⅠの1つや2つ勝っても驚かないところですが、ミッキークイーンはとにかく母系が優秀で、ヌレイエフ(ノーザンダンサー)、ブラッシンググルーム(レッドゴッド)、ミスタープロスペクター(ネイティヴダンサー)と、世界の名血がミッキークイーンの中に流れているという印象があります。

 

まだキャリアが浅いため、そんな血の素晴らしさがすべて現れているわけではないですが、それでいてすでにオークスと秋華賞の牝馬2冠を制しているから驚きです。

しかも秋華賞は、430kg台の体で1分56秒9というとてつもない時計で走破しています。

 

ただし逆に、キャリアが浅い小柄な牝馬がそんな猛時計で走ってしまった影響が、もしかしたらその後の競馬に現れているかもしれない懸念は正直あります。

ディープインパクト産駒の場合、どのレースでも一生懸命すぎるくらいに一生懸命走るという特徴があります。

 

ミッキークイーンもその例にもれず、それだけに、秋華賞の猛時計が果たして今後どう影響するかを見極める必要があるかもしれません。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

次走はヴィクトリアマイルへの出走が確定しました。

2000m以上のGⅠを2勝しているので、今回はマイルの距離が少し心配かもしれませんが、上でも触れたように、秋華賞であれだけの時計をマークするくらいですから、むしろマイルのスピード決着は望むところでしょう。

 

ミッキークイーンの素晴らしさは、どんな流れでも必ずラストは伸びてくるところです。

ジャパンCでははじめて凡走しましたが、これは距離や相手関係よりも、馬体減など秋華賞の反動のほうが敗因だったのではないでしょうか。

 

ミッキークイーンがもしヴィクトリアマイルを勝つようなことがあれば、牝馬クラシック2冠と古馬牝馬のマイル女王ということで、ここから先の選択肢が大きく広がることになります。

そういう意味では、非常に楽しみなヴィクトリアマイルになるといえるでしょう。

 

 

過去のレースから見る特徴

ディープインパクト産駒に見られる典型的な優等生タイプで、差し・追い込みの脚質ではあってもそれほど展開には注文がつかないというところが、ミッキークイーンの最大の武器でしょう。

若い牝馬ではなかなか難しいことですが、そのあたりは何度見ても唸らされる思いです。

 

小柄な牝馬ですから、底力勝負には向きませんが、近代競馬に必要なスピードと瞬発力をそなえているだけに、今後も体調さえ問題なければ男馬相手でも崩れないでしょう。

 

ただ、秋華賞の反動が今後影響するかどうか、この部分だけは少し不安もあります。

 

 

感想

ミッキークイーン

出典:http://photozou.jp

 

体調さえ満足に仕上がっていれば、非常に安定感があるという印象です。

馬券を買う側からすると非常に頼りになりますし、今後は男馬相手のGⅠならそこまで人気にはならないという意味でも、ミッキークイーンは実績馬としては珍しく馬券的妙味がある馬ということになるでしょう。

 

身体は小さいですが、穴がないだけに、今後への期待はますます大きくなります。

 

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