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フジテレビの日曜競馬中継『みんなのKEIBA』に出演している井崎脩五郎さんをピックアップします!
井崎脩五郎さんといえば、メガネに蝶ネクタイという特徴的なルックスであることはもちろん、優しい語り口で多くの競馬ファンから支持されている競馬評論家ですよね。
ここでは、井崎脩五郎さんがどんな経歴の持ち主なのかをご紹介するほか、過去実績や予想スタンスの話題にもふれていきます。
井崎脩五郎とは
「井崎脩五郎(いさき しゅうごろう)」という名前はペンネームです。
本名は「布目健二(ぬのめ けんじ)」。
1970年に競馬新聞「ホースニュース・馬」を発行しているホースニュース社へ就職。
「ホースニュース・馬」が廃刊になった2008年2月からフリーの競馬評論家として活動しています。
現在は『みんなのKEIBA』に出演しているほか、週刊Gallopや東京中日スポーツでは小ネタをはさんだ独自のコラムが掲載されています。
あの三冠馬をPOGで指名していた?
デビュー前の2歳馬から活躍する馬を予想するPOG(ペーパーオーナーゲーム)でも活躍している井崎脩五郎さん。
ミスターシービー(1983年)、シンボリルドルフ(1984年)、ナリタブライアン(1994年)という歴代の牡馬クラシック三冠馬をPOGで指名していた、という輝かしい実績を持っています。
日本競馬史に残る名馬をデビュー前からマークしていたのは井崎脩五郎さんの相馬眼が優れていることの証でもありますし、今後も井崎脩五郎さんがどんな馬をPOGで指名するのかが気になりますよね。
過去的中実績
先日行われた2016年のエリザベス女王杯の印を振り返りましょう。
◎クイーンズリング
○パールコード
▲マリアライト
マリアライトとミッキークイーンの一騎打ちムードが漂っていた中、3番人気のクイーンズリングに本命を打ち、そのクイーンズリングが見事1着に入りました。
井崎脩五郎さんが実際にどんな馬券を買っていたのかは不明ですが、1着を本命にしているわけですから、お見事な予想だったといえると思います。
井崎脩五郎さんが予想した2016年のレースで最も強烈だったのが安田記念。
ロゴタイプの本命を打ち、モーリスとの馬単(115.8倍)を1点だけで的中させました。
モーリスが圧倒的人気を集めていた中で、ロゴタイプの前残りを予想した馬単1点買いで的中させるのはとんでもなく凄いことだと思います。
予想スタンス
井崎脩五郎さんはやや穴めの馬券を狙う予想家です。
ガチガチの1番人気馬を本命に指名することもありますが、基本的には穴狙いを貫いています。
各出走馬の能力比較やレース展開の分析をするのはもちろん、時事ネタを織り込んだサイン馬券を披露するケースも目立ちます。
これといった予想スタンスを持っているわけではありませんけど、様々な角度から馬券的中を目指しているのが井崎脩五郎さんの特徴です。
本人著作の本
井崎脩五郎さんの競馬観が知りたい!という方におすすめしたい、井崎脩五郎さん本人著作の本をご紹介します。
競馬必勝法(Futaba novels)
「競馬の主催者はレース前から勝ち馬を知っている!?」
など、日本の競馬界に存在していても不思議ないような話を面白おかしく描いた競馬小説。
読む競馬(ミデアム出版社)
競馬の面白エピソード満載のエッセイ集。
ウマ家シリーズ(広済堂文庫)
弟子・須田鷹雄さんとの共著で、競馬界の裏事情に迫った文庫本。
まとめ
馬券の的中率が低めであることから、「逆神」の代表格として知られている井崎脩五郎さんですが、2016年の安田記念を馬単1点で的中させるなど、ベテラン評論家ならではの予想を披露しています。
今後も日本競馬界のご意見番として、貴重な意見を競馬ファンに発信してくれるのではないでしょうか。