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クイーンズリングの血統、過去レース成績、今後の活躍

クイーンズリング

出典:http://photozou.jp

性別 牝馬
年齢 4歳
毛色 黒鹿毛
生年月日 2012年5月25日
マンハッタンカフェ
アクアリング
母父 アナバー
母母 シーリング

 

 

これまでの出走レースと結果(近5走)

出典:http://photozou.jp

開催日 競馬場 レース名 馬場 頭数 着順 人気
2015.5.24 東京 優駿牝馬 芝2400良 17 9 5
2015.9.20 阪神 ローズS 芝1800良 17 5 5
2015.10.18 京都 秋華賞 芝2000良 18 2 5
2015.11.15 京都 エリザベス女王杯 芝2200稍 18 8 5
2016.3.13 京都 京都牝馬S 芝1400重 18 1 1

 

同期のルージュバックと同じくマンハッタンカフェ産駒のクイーンズリングですが、ルージュバック同様こちらもデビュー3連勝を飾って桜花賞前に脚光を浴びました。

ただ、ルージュバックと異なる点は、クイーンズリングのほうがスピード勝負に適性があるという点です。

 

このあたりは、ダンチヒ直仔のアナバーをBMSに持っている影響がありそうです。

また、道悪の成績も、GⅠでしかも距離適性がないエリザベス女王杯を除くと2戦2勝で、このあたりもいかにもダンチヒの系統の影響が表れていそうな雰囲気です。

 

牝系も優秀で、ファミリーには女傑・メジロドーベル(父メジロライアン)がいます。

成績的に、デビュー当初の勢いが完全に止まってしまった印象も正直ありますが、こうした血統背景からは、もしかしたら古馬になってからのほうが、クイーンズリングの成長が顕著になる可能性もあるという気がします。

 

実際今年初戦の京都牝馬Sでは久々の勝利を挙げました。

 

 

今後の活躍と出走レース予想

次走はヴィクトリアマイルへの出走が確定しています。

桜花賞直前までは、ルージュバックとともに世代の牝馬路線を引っ張る存在でしたが、ルージュバックと同じような結果を昨年はたどりました。

 

しかしよく考えてみれば、天才少女と同じくGⅠ2着が1回あり、しかもクイーンズリングのほうはその天才少女に先んじて、今年に入って長いトンネルを脱することに成功しています。

とは言え、どちらかといえばスプリント傾向が強いクイーンズリングにとって、データ的には府中のマイルはあまり良い条件とはいえないかもしれません。

 

また、軽いスピード勝負を好むタイプでもないため、今回も名手デムーロの騎乗に期待しなければならない部分は多少ありそうです。

とはいえ、昨年後半にくらべれば、勢いが完全に上向きですから、鬼才デムーロとクイーンズリングの一発が再び炸裂しても驚けません。

 

 

過去のレースから見る特徴

クイーンズリングは、1400mで2戦2勝の好成績をおさめています。

もちろんデビュー戦や2戦目でもそれぞれ芝1800m、1600mを勝ちあがっていますので、必ずしも1400mがベストとは言い切れない部分もありますが、距離が延びるにつれて、少し成績にムラが表れることも事実です。

 

当然マイルなら守備範囲ではあると思いますが、府中のマイルというと、流れによっては1F長いかな・・・という印象も、過去のレースからは感じられます。

 

 

感想

同じ世代の同じマンハッタンカフェ産駒ということもあって、どうしてもルージュバックと比較される立場ではありました。

しかし成績自体はルージュバックと遜色ないレベルで活躍しているため、正直、ここまでよくやっているではないかという気持ちになるのがクイーンズリングです。

 

デビュー間もないころは、3連勝を飾りながらも体重を大きく減らすという、ちょっとかわいそうな時期もありましたが、古馬になって体調(体重)も安定してくれば、今後大きいところであっと言わせるだけのポテンシャルは持っている気がします。

 

クイーンズリングの今後の成長とレースぶりに期待しましょう。

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